日本史、世界史を問わず、歴史には子供のころから興味津々なタチである。 旅行も何らか歴史がらみになることが多いし、読む本なども当然そうなる。
歴史上の人物で、あなたがもっとも興味をもっているのは? そう尋ねられたとしたら、どう答えますか?
わたしの場合、織田信長、源頼朝、ナポレオン、いろいろいるんだけど、このところ圧倒的に興味があるのは原敬。
戦前日本の政界において、統帥権を盾に超然たる存在だった軍やその代表者であった山県有朋でさえコントロールし得たその手腕は、傑出している。 いや、この時代にあって唯一無二の存在、と言っていいのではないか。
つまり、満州事変から太平洋戦争に至るこの国の歴史を、変えられたかもしれない人物。
そんな原敬もこれといった関係書がなかった(知らないだけ?)が、このたび「原敬 外交と政治の理想」 という本が講談社選書メチエから出た。
上下巻に分かれ、かなりのボリューム。 両方買うと5,000円に近い、と超ド級だが迷わず買った。
これから読むのが楽しみなんである。 それと、GWあたり、彼の郷里・岩手に、足跡をたずねに行こうかしらん。

NS
スポンサーサイト
|