みなとみらいホールで定期的に開催されている「オルガン・1ドルコンサート」。
その名の通り、1ドル、もしくは100円という超リーズナブルな入場料で、大ホールに設置されているパイプオルガンの演奏を楽しめる、という催しだ。
何となく耳にはしていたのだが、初めて会場に足を運んでみた。
昼の部と夜の部、1日2回公演になっていて、わたしは19時半スタートの夜の部へ。 大ホールだけに、席には大分余裕がある。 好きなところに座れる、という意味ではよい。
シロートであるわたしは、正面席前方、に席を取ったが、パイプオルガンはステージの後ろ、演奏者まで結構遠いのだ。 ステージ後方に席を取った方が、グッと演奏者に近づいたはず。 通はあっちに座るのかな?
MMのパイプオルガン、アメリカ製で「ルーシー」という名まえがついている。 使われているパイプは全部で4,623本! ホールと一体になっている、ということは、楽器の中に入って聴く、ということになるんだろうか。
今夜の演目は「ドイツの3大B」と呼ばれる大作曲家、J.S.バッハ、ベートーヴェン、ブラームスの作品から、
●L.v. ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」ハ短調 op.67 より 第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ 第2楽章 アンダンテ・コン・モート
●J. ブラームス:ハンガリー舞曲集より 第3番 ヘ長調、第5番 ト長調
●J.S. バッハ: フーガ ト短調 BWV 578 幻想曲とフーガ ト短調 BWV 542
というラインナップ。
演奏者は福井出身の長谷川佳子さん。 今日のために福井から横浜へ。
プロフィールにはフェリス女学院大学音楽学部器楽学科卒業、とあるから、横浜とは縁のあるオルガニスト。
パイプオルガンを聴くのは大分久しぶりだったが、ピアノからフォルテまでのダイナミックレンジの半端じゃない広さ、音色の豊かさに心ゆくまで浸った40分間であった。
次回の開催は、11月27日(木)とのこと。 昼でも、夜でも、100円握って聴きにいってはいかがだろうか。
 これが、大ホールのパイプオルガン「ルーシー」。
※横浜みなとみらいホールのウェブサイトはこちら。
NS
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