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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
四国デビュー。(その7 香川県庁編)
瓦町のしんぺいうどんで香川上陸以来2回目のうどんを食べて、お次はぶらぶら市街を散歩しながら栗林公園を目指す。

途中でちょっと寄るところがある。

それは香川県庁なんだが、丹下健三の作。
建築は1958年、半世紀以上前からここに建っている。


香川県庁・東館。

DSC07307.jpg
はい、反対方向から。


わたしの目からすると、ザ・60年代!といいたくなるような建築。
ほら、オレンジの隊員服をまとったハヤタやイデがいそうじゃないか。

DSC07337のコピー
道路に面したオーバーハングの下には自転車置き場。この雰囲気。やっぱり60年代じゃない?


渡り廊下でつながる、いかにも、の現代的なビルの新庁舎とコントラストが効いている。

丹下館、いや東館、というのが正式名称だそうだが、この手の建築を見ると、全然詳しいわけじゃないわたしのような輩は「鉄筋コンクリートを使ったモダンな建築」などと反射的にイメージしてしまう。

ディティールに目を凝らすと、五重の搭やら寺社建築を思わせるタッチがあることに気づく。むろんこれは無意識に、なんてことはあるまい。

DSC07327.jpg
DSC07326のコピー


丹下健三も日本人。
日本建築のエッセンスを、この建物に込めたということか。
こうして新たな視点が開かれると、建物の見え方も変わってくる、ってもんだ。

維持するにも結構な手間とコストがかかるだろう。
気安く「これからも残していってね」とは言えないが、それでも残して欲しい、と思う。

こういう建物、街のモニュメントになるんじゃ、いや既になっているんだから、なくしてはいけないのだと思う。

休日で中に入れなかったのが残念。
次の機会に、と言いたいが、いつになるのやら。

DSC07333のコピー
窓から見える1階の壁画。作者は猪熊源一郎。


NS
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