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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
3.11の記憶を保存する
東日本大震災から3年目、悲劇の記憶を将来に向けてどう伝えるかをテレビで放送していた。

被災した施設、南三陸の「防災対策庁舎」や津波で1~3階まで被災した観光ホテルなどが
今でも残っており、震災遺構として保存するべか解体するべきかを報じていた。

地元の被災者の中には、忌まわしい記憶がよみがえるので解体してほしいという人もいる
ようだが、

私は記憶を風化させないために残した方がいいと思っている。

かつて雲仙普賢岳の火砕流で2階建ての住宅が土砂に埋まった地区がある。
その後しばらくはその地区をそのまま大きなテントで覆って展示していた時期があり
私も見学したことがある。本物の持つ迫力に圧倒され、災害の恐ろしさが十二分に伝わった。

それと同じように、写真やミニチュアでは伝わらない恐怖を、その場所にそのまま保存する
ことが大切だと思う。見たくない住民のためには、建物をすっぽり覆うテントをつくって
直接見えなくすればよい。そして資料館として入場料を取って、維持費と震災復興の資金の
足しにすればいいと思う。

広島に原爆ドームがあることで、現在でも私たちが原爆被害のイメージを共有できるよう
に。写真や動画では感じない、実物による『震災モニュメント』が必要だと思う。


unzen2.jpg
上の写真は当時の雲仙普賢岳の展示状況。現在はもうなくなってしまった。(1991年11月撮影)

きしょう
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