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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
下村観山のラファエロの模写
忘年会の帰りに横浜美術館で行われている下村観山(しもむらかんざん)展を観た。

観山は明治から昭和初期に活躍した日本画家で、幼い頃に狩野派の描法を身につけ、
芸大の一期生となり、イギリス留学で西洋画を研究して独自の画風を確立した大家
である。

KANZAN1.jpg

今回お気に入りのひとつは「張果老(ちょうかろう)」の作品。

作品を観た時に笑ってしまった。
だって、画面の左端にロバがちっちゃく描かれていて、張果老とサイズが合って
ないんだもの。しかも画面から半分切れてるし、とってつけたような感じが変だ
からさ。

解説によると、張果老はロバに乗って長距離を移動できる中国の仙人だそうで、
ひと休みするときはロバを紙のように折りたたんでヒョウタンにしまい、休憩が
終わると水を吹きかけて元に戻したそうだ。つまり「ドラえもん流」に言えば
“どこでもロバ~”である。解説を読んで納得した。

この『ロバくん』かわいくて欲しいので
誰か形態ストラップとして作ってくれないかな。


今回の展示で面白かったのは、観山がイギリスへ留学して勉強した頃の作品が展示
されていることだ。そのひとつがラファエロの聖母の模写である。あのラファエロ
の聖母子像がきっちり水彩で描かれていて、和風の掛軸になって落款(朱印)まで
押してある。あの複雑な作品を水彩で忠実に描ききっているのは見事だった。

日本画の大家がこつこつ勉強している姿を想像すると微笑ましい。(^_^)


そしてもっとも印象的だったのは「魚籃観音(ぎょらんかんのん)」。

魚籃観音は「三十三観音」のひとつで、悪鬼・羅刹(らせつ)・毒竜の害を
除く力を持っているらしいけど、


・・うっく。

 観た瞬間、呼吸が止まった。

KANZAN4.jpg

だって・・・顔がモナリザなんだもん。(@_@;)ムヒ~


ここまでくると完全に“西洋かぶれ”じゃん。

この作品は発表当時、賛否両論を巻き起こしたそうだけど、そりゃそうだよ。
それよりも賛成したやつは誰だ?

下村観山って日本画の大家で雲の上のような人とと思ってたけど、今回の展示を観て、
真面目に勉強する優等生で親近感が湧いた。

めでたし ←何がめでたいんだ?


「生誕140周年記念 下村観山展」
2013年12月7日~2014年2月11日まで
 横浜美術館

きしょう
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