職場の知り合いが携帯をなくした。自転車にぶつかって軽いけがをしたらしいが、 携帯電話をその場に落として気づかずに帰宅してしまったらしい。 幸いにも、最大のダメージが携帯をなくしてしまった事かも知れない。
一方で、昨日のこと。 母の姉妹4人が久し振りに集まったので、逢いに行って来た。 長姉が97才、母の直ぐ下の妹が4女で84才という化石のような4姉妹である。 そこで、携帯電話の話が出た。 今年の母の誕生日にプレゼントとして、楽々ホンを贈った私は、彼女たちの会話に耳を疑った。
彼女たちは、誇り高き大正の生まれ。 4人ともお嬢様のまま結婚し、専業主婦として戦中戦後を生き抜いた強者である。 彼女たちにとって、携帯は持つモノではなく持たされるモノ。 会話から聞こえてくるのは、 迷子ふだがわりだとか、行き先が割れてしまうだとか、保険証があるからとか、、、 さらに、便利さを享受することは悪に近い感覚、贅沢は敵なのである。
私の母も、“遂に持たされちゃった”んだって! どうりで、使いこなすどころか、携帯を携帯せずに部屋に飾ってるし!
居所確認もできるし、何か逢ったときに便利だし、と自分勝手な理由でプレゼント した私も思い上がっていたかもしれないが、、、どう思います?
mar,
スポンサーサイト
|