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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
映画「パシフィック・リム」
テレビ画面が大きくなった昨今、それでも怪獣VS巨大ロボットの対決は、人の
大きさを超えるスクリーンにはかなわない。そこで映画「パシフィック・リム」
3Dの日本語吹き替え版を鑑賞した。

作品は、ゴジラ、ウルトラマン、マジンガーZ、エヴァンゲリヲン、日本映画の
エキスを集めて現在アメリカの最新SFXで描いたハリウッド大作。監督のギレ
ルモ・デルトロが日本の怪獣やアニメのヲタクというのがよくわかる。

ストーリーはシンプルで、地球人を殺すためにやって来た宇宙人が、くりだす
“KAIJU(怪獣)”を倒すため、巨大ロボットの『イェーガー』を造ってやっつ
けるというもの。

ストーリーにひねりが無いのがマイナスだけど、その分、バトルに集中できると
いうもの。ただ、バトル長すぎで少々飽きてしまった。

日本からは菊池凜子と芦田愛菜ちゃんが出演し、どうどうとハリウッドスターと
渡り合ってくれたのがうれしい。\(^o^)/

私は菊池凜子のファンである。
映画『バベル』で聾唖の女子高生を演じてアカデミー助演女優賞にノミネートされ、
押井守監督の「アサルトガールズ」では、カエルみたいな顔の“おかしな娘”と注目
していた。

だから、今回は映画そのもさることながら、凛子見たさに行ったようなもんだ。
ところが、私が観た日本語吹き替え版は、なぜか菊池凜子の声を林原めぐみが吹き
替えてた。超ガッカリ。Why~? アニメファンなら喜ぶ人は多いかもしれない
けど、私は納得いかない。...(ー"ー)゚゚

一方、愛菜ちゃんはセリフがなく、泣いて叫ぶだけの演技。でもサイコーでした。
泣きと叫びは「宇宙戦争」のダコタ・ファニングも「ポルターガイスト」のヘザー・
オルーク(古い)に負けてない。(笑)

 

  点数 75点

 

 ** 以下ネタばれあり **

 


ロボットのコックピットに入って操縦するのを、これほどみごとに実写化したのは
アッパレでしょ。足の動きに連動してクランク・シャフトが動き、ドシン、ドシンと
重量感ある足音とともに歩き出すのは拍手。でも、体力使いそう。(^_^;)

減点の大分部分は、“敵に魅力がない”ってこと!
ゴジラを代表する日本の怪獣映画やウルトラシリーズの魅力は、ヒーローとともに怪獣
の魅力でもある。本作品は怪獣のデザインがなってない。以前公開されたハリウッド版
ゴジラでもリアルな爬虫類で、怪獣そのものに魅力的なデザインが施されてないのが
残念だ。これは日本人と欧米人の文化の違いなのだろうか。やっつけられる怪獣側に
特別な感情を入れないのが“あちら風”なのかもしれない。怪獣だけでなく宇宙人にも
魅力がないしね。敵に魅力があればもっと面白くなったろうに、それが残念でならない。

それと、音楽。
ヒーローものはテーマ曲だよ。せっかく『エルボーロケット』を出すんだから、記憶に
残るテーマ曲が欲しかったね。怪獣出現のテーマとか、ちゃんと聞けば、それなりの
曲なんだろうけど耳に残る旋律ではなかった。あくまでもBGMという感じだった。
それも減点。

ところで、あの“赤い靴”は何? ・・意味わかんない。

最初、ベタだけどイイ小道具出してきたなと期待したけど、オチが 『えっ?』。
結局あの靴、誰がどうしてどうなったのか。私なんか、ひょっとして黒人の司令官は、
凛子の父なの? なんて余計な想像しちゃったよ。納得いかねーな。(笑)
詰めが甘いぞデルトロさん。

最後に、映画「ヘルボーイ」に出ていた“怪獣屋”のロンパールマン。 
あのオッサン個性強すぎ。インパクトありすぎて怪獣の印象が消えちゃうよ。と思っ
たら、エンドタイトルで再登場に拍手。~(^◇^)

ダメだダメだと言いながら、結構~ 楽しめた。
日光~、結構~、大和観光。(懐かCM)

きしょう
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