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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
グレートジャーニー 人類の旅
文字色上野の科博(国立科学博物館)で6月9日まで開催されている特別展「グレートジャーニー 人類の旅」。
スタート前から注目していたイベントなので、珍しく早めに観に行くことにした。


会場入口にて


グレートジャーニー=偉大なる旅。
その意味するところは、20万年前にアフリカで生まれた人類が、地球の隅々にまで広がった、その足跡。
航跡、と表現した方がロマンがあるかも。

このグレートジャーニーを自らの足で実際にたどったのが、探検家にして外科医、美大教授の顔も持つ関野吉晴さん。

熱帯アマゾンで、アンデスの高地で、極北のアラスカで、彼が旅の途中で出会った人々の暮らし、生きるためのルールや考え方が紹介されている。

「人より多く持っている人は、持っていない人に分け与える」
「狩りで獲物を仕留めても、皆の前で威張らない」
などなど、などなど。

DSC05523.jpg
「人類最古の足跡」ラエトリの足跡化石。


人は、社会を作って生きる。
言い換えると、社会の中でしか、生きられない。

それは、自然に囲まれてシンプルな暮らしをしているアマゾンやアンデスの人も、「文明」の恩恵に首までどっぷり浸かっているわたしたちでも変わらない。

おそらく「生きる」ポテンシャルが低くなっているわたしたち。
到底「社会」なくして生きていくことはできない。
小野田さんじゃないんだから。

DSC05562.jpg
ざっと会場内の様子。


それがどうだ。
わたしたちはどんどん社会から遠ざかっていないか。

ネットワークの繋がりもいい。
ここまで広がった「世界」を考えれば、それは必然なんだろう。

けれど、あくまでそれは手段であって、社会の中で、わたしたちはどうあるべきなのか、
どうあれば、今よりも社会が住みよく、望ましいものになっていくのか。

DSC05573.jpg
関野さんがインドネシアから日本までを旅した「縄文号」。


到底すぐには、自分の中だけでも答えは出そうにないけれど、
このイベント、たしかに考えるきっかけにはなった。

あなたも、ぜひ。

DSC05583.jpg
「ラエトリの足跡」から想像復元された、猿人の親子。モデルはナインティナインの岡村隆史。


公式サイトはこちら


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