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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
ちょっと哀しいはなし。
西川口で電車を降りたのは、その日が初めてだった。

駅前で、プリントアウトしてきた地図をポケットから引っ張り出し、
見当をつけて歩き出すと10分も経たずに野球場の照明塔が見えてきた。

あそこが目指す青木町公園だ。

球場の脇を抜けて公園を奥へと進むと、車庫に似た建物の姿が。
近づいて中を覗くと、黒々としたSLがあった。




9600形。
その多くが大正時代に造られた、貨物用の蒸気機関車である。

目当てはさらにこの奥に。
1両だけの赤い電車。
京浜急行の230系である。

DSC00240.jpg


戦前、京急はまだなく、前身の湘南電気鉄道デ1形電車としてデビュー、1978年まで走り続けた。
京急の歴史に残る、名車と言っていいだろう、いや、そう呼びたい。

それなのに、ああ、それなのに。
キューロクも結構くたびれているが、こちらの劣化具合は相当に上回っている。
率直に言って「ヒドい」。

キレイな状態を維持するためには定期的な清掃、そして塗装など、相応の手間とコストがかかるのはわかる。
財政的に厳しい中で、その費用がなかなかねん出しづらいのもわかる。

DSC00353.jpg
どうでもいいが、実家の郵便番号は236から始まる。


それにしても、これじゃさらし者だ。
そもそも、路線もない川口にどうして京急の車両があるのかよくわからないが、
このままいくと、スクラップになるしかないのか。

京急ファンとしては、実に哀しく、寂しい…
ひととおり写真を撮った後、悄然として帰路についたのであった。


NS
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