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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
映画をたずねて(向島編 その2)
すみだ郷土資料館から、かつての日活向島撮影所の跡をたずねて歩いている。

前回紹介した三囲神社のほか、立派な門のお寺も見かけ、このあたりが古くから人の暮らしが息づいていた所だということがよくわかる。

さらに先を進むと、高いネットフェンスで囲まれたグラウンドが見えてきた。
入口のアーチが何やら古風なデザインなので思わず惹きつけられる。

sumida05.jpg
隅田少年野球球場


柱のレリーフは誰がどう見ても世界の王貞治選手だ。
これですぐピーンと来た。
あなたも思い出したでしょう?
あのエピソードを。

昭和29年、中学2年の王貞治少年が友達と野球に興じているところに通りかかったのが、
当時毎日オリオンズの選手だった荒川博。

左投げ右打ちだった王少年に「左で打ってみたら」とアドバイスしたことが、わたしたちの知っている、左打ちの王選手の出発点になったのだ。

sumida06.jpg
正面から。


もちろん皆さんご存じだろうが、王選手がジャイアンツに入団してから、ふたたび荒川博と出会うことになる。
今度は選手とコーチとして。
二人三脚苦難の果てに作り上げたのがフラミンゴ、かの一本足打法なんだな。

どうよ、野球ファンなら胸躍るこの豊かなストーリー。
野球史の上では伝説的な場所、といっていいのがここなのだ。

折あしく人っ子ひとりいなかったが、子どもたちが皆ボールを蹴っているんじゃないことを祈りたい。

映画とはまったく関係ないが、大の野球ファンでもあるわたし、こんなステキな場所と巡り合おうとは。
これこそまさに街歩きの醍醐味。
王選手の物語にしばし浸った後は、改めて撮影所の跡を目指そう。

sumida07.jpg
未来の王貞治がここから!だといいけど。


NS
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