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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
生人形師、平田郷陽!
今、横浜人形の家で平田郷陽(ひらたごうよう)の作品17点が一同に展示されてると知り
行ってきた。

hirata1.jpg

平田郷陽の作品は、前期の生人形(いきにんぎょう)と後期のデフォルメされたシリーズ
と大きくふたつに別れる。私が好きなのは、断然、前期の生人形(いきにんぎょう)で
ある。

生人形(いきにんぎょう)とは、昭和初期、浅草を初めとする“見せ物小屋”に展示され、
流行したもので、まるで生きているかのように作る木造の等身大人形のことである。
郷陽の父が生人形師だったので、その技を受け継いでいる。
   
hirata2.jpg

作品「児と女房(ことにょうぼう)」昭和9年作品(高さ約90cm)。
子をあやす母親の姿がリアルで「よしよし・・・」と声まで聞こえてきそうだ。
母の目元、口元に注目してほしい。

hirata3.jpg

穏やかでやさしさい眼差しが見ていて微笑ましくなるでしょ。
写真だとわかりにくいけど、子の抱き方も“ふわっと”やさしく包み込むような
抱き方をしている。ふっくらとした母の手にも温もりを感じる。

hirata4.jpg

作品「粧い(よそおい)」昭和6年作品(高さ43.8cm)。
鏡を見ながら化粧している女性の姿。その仕草が艶めかしい

hirata5.jpg

まつげ、髪の生え際、視線、手の動き、首を曲げる角度・・・どれをとっても完璧。
思わず見入ってしまうし、何時間でも見ていられる。それだけ鑑賞に堪える作品なんだ。

私はこの場から離れられなくて、数十分、何度も人形のまわりを回っていた。後から来た
見学者が何人通り過ぎただろうか。あまりも長くいるので学芸員の方から声を掛けられて
しまった。

hirata6.jpg

学芸員「手首のところをよ~く見てください。茶色い小さなシミがあるでしょ。
   これは木で造られた人形に胡粉(ごふん)を塗る時に使われた膠(にかわ)
   のようなものが、経年変化によって肌の表面にシミとなって浮き出てしまったと
   考えられます」
私 「でも、そのシミが何とも自然で、むしろリアリティを生んでますよね」
学芸員「(微笑んで)そうですね」

作品はストロボさえつけなければ写真は撮っていいので、あらゆる角度から撮ってしまった。
もう、この写真は私の宝物です。

ぜひ、実物を見てください。


「横浜人形の家名品展」
横浜人形の家 (平田郷陽の作品は)10月21日まで

きしょう
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