昨日の日曜日、久し振りにゆったりとした週末だったので、夜の九時には全てが終わり、
wowowで「マイバックページ」を観た。
時代の空気は,主人公が生きた時代に高校生だった私には、理解できる。
川本三郎の記者時代の実話をもとに,学生運動の安田講堂事件のあとの混沌とした
活動家たちの話が核になっている。
ちょうどオウムの残党が逮捕された週だったので、その逃亡劇とも重なった。
調べてみたら、アジトとして撮影した現場は、高橋克也容疑者が潜伏していた場所周辺らしい。
ただ、この映画の監督の山下淳弘も、脚本を手がけた向井康介もこの学生運動の時代には、まだ
産まれていない。
今の時代の学生運動もオウム事件も知らない世代にはこの映画は、どんな風に理解されるのだろう?
CCRの Have you ever seen the rain・・・が歌える世代には、
予想よりもずっと面白かった。
でも、妻夫木くんは、きれいな顔をしているな~とか松山ケンイチの唇がセクシーでいいな~とか考えずに
原作を読んでみたいと思った。
mar.
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