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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
眞葛ミュージアム
横浜には『幻の焼きもの』と呼ばれる眞葛焼き(まくずやき)がある。

京都生まれで明治時代を代表する陶芸家、宮川香山(みやがわこうざん)が、明治3年に
横浜(現在の南区)に移り住み、窯場を造って「真葛焼」をはじめた。
明治9年、フィラデルフィア万国博覧会に出品するや銅賞を受賞。つづく明治11年のパリ
万博では金賞を受賞した。それからというもの日本国内よりも海外での評価が高まり、
作った作品のほとんどが海外に渡ってしまった。

真葛焼は二代、三代と受け継がれたが、横浜大空襲で窯場と住居が焼失し、四代目で廃業
している。

そんな世界が絶賛した真葛焼の博物館が横浜にある。
横浜ベイクォーターの裏、ポートサイド地区のビルの1階にひっそりとあった。

makuzu1.jpg

ここは私設博物館なので平日はやってなく 開いているのは土日のみ。
GWに開いてるのをネットで知ったので行ってみた。

makuzu2.jpg

私が入館した11時に、ちょうど解説員によるガイドツアー(鑑賞会)がはじまったので
参加した。

makuzu3.jpg

上の写真は館内の展示ルーム。
各作品はガラスケースに入って、360度ぐるりと見ることができる。
私設ミュージアムなので展示場はそれほど広くない。むしろ規模としては小さい方だ。

真葛焼は日本にほとんど残ってないため、世界に現存する作品を探して買い戻している。

※写真は許可を得て撮影してます。

makuzu4.jpg
鷹ガ巣細工花瓶

宮川香山は、当時、金粉を使って人気だった薩摩焼に対抗して、精密な彫刻を掘り込んだ
『高浮彫(たかうきぼり)』という技法を生み出した。その立体彫刻は精巧にできていて、
思わず感嘆の声をあげてしまう。狭い展示ルームに鑑賞者の驚きの声があちこちで聞こえる。

makuzu5.jpg
猫ニ花細工花瓶

私が好きな猫の彫刻もあった。
目が鋭くてちょっと怖いが、ふっくらとした体は思わず撫でたくなる。

よく見ると、複雑な耳の中まで忠実に作られているのがわかる。
正直、何もここまでやらなくても と思ってしまう。

makuzu6.jpg

上が香山の遺作となった琅扞釉蟹付花瓶(おうかんゆうかにつきかびん)。

眞葛焼きは西欧受けするために派手な装飾と彫刻が多いが、香山が本当にやりたかったのは
日本のわびさびに高浮彫りを融合させたものだったらしい。これが眞葛焼きの到達点だと思う。
もっともっと作って欲しかった。

眞葛ミュージアム 開館 : 土日のみ 入館料 : 大人500円
ホームページ http://kozan-makuzu.com

※そうそう、細工が細かいので、鑑賞用に老眼鏡が必要です。(^_^)


きしょう
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