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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
パノラマ写真
仕事で、あるクラブの映像資料のデジタル化をしている。
1950年頃から倉庫に保存されている古い写真やフィルムなどをDVDに収めるという
ものだ。

段ボール箱を開けると、写真アルバムや8mmや16mmフィルム、式典の音声を6mmの
オープンリールで録音したものなど、ビデオがなかった時代に作られた「広報用スライ
ド」(*1)も多数出てきた。

その中にめずらしいものがあった。

pano1B.jpg

パノラマ写真である。

長さは1m30cm!(左下にあるのは30cmのステンレスのものさし)

これはニューヨークのレークプラシッドで1954年に撮影されたものだ。

そんな古い時代にパノラマ写真なんてあったの? という驚きと、写真のつなぎ目がまっ
たくわからないぐらい精巧に作られている。しかも、どの人物にもピントがしっかり合って
いるし、これには驚いた。

そんなに昔にあったの?

と調べたら、スイング式(*1)のカメラが開発されたのは1843年のオーストリアだった
ようで、結構な歴史があるようだ。


pano2.jpg

パノラマ写真は保存が難しい。
折ってしまうわけにいかないので、丸めることになるが、この写真はトイレットペーパーを
芯に巻き付けてあった。このスコッティは後年になって使われたものだと思うけど、
包装紙が懐かしい。


(*1)広報用スライド
ビデオがなかった時代、企業PRや講演などで使われていたもの。
カセットや6mmなどにナレーションを録音した音声テープがあって、それを再生しながら、
オペレーター(担当者)がリーフレット(台本)を見ながらタイミングに合わせてスライドを交換して
映していくもの。専門の制作会社が作っていた。私(きしょう)が最初に入社した会社で制作していた。
今ではパソコンのパワーポイントで作ってプロジェクターで映している。簡単になったものだ。


スイング式(*2)
パノラマカメラには、大きく分けて二つの方式がある。ひとつはレンズを固定して
一度に広い範囲を撮ってしまうもの。もうひとつはレンズの方向を変えながら複数回に
分けて撮影するものだ。それをスイング式という。(1度に連続して撮影するものもある)
今ではiPhoneのアプリを使って誰でも簡単に撮れるそうだ。


きしょう

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