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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
フェルメールからのラブレター展
タダ券をいただいたという幸運もあって、渋谷はBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「フェルメールからのラブレター展」を見物に行った。

フェルメールは現存する作品が少ないことでも知られるが、今般の展覧会のウリは公式ウェブサイトによるとこう。

「門外不出!アムステルダム国立美術館所蔵≪手紙を読む青衣の女≫修復後世界初公開 そして 日本初上陸!そして、フェルメール作 ≪手紙を書く女≫、≪手紙を書く女と召使い≫の再来日により、フェルメールの珠玉の手紙3作品が一堂に会する。」

オランダに行かなければ観れなかった作品をこの目で!
しかも修復され往事の美しさを取り戻した姿が!!

…でも、3枚だけ。フェルメール。
残りは同時期のオランダ風俗画が並んでいる。

大切なのは量じゃない。
恐らく生きているウチに二度と拝めないであろう3つの絵を、しっかと睨んできた。

手紙。
17世紀を日本に当てれば江戸時代の初期だ。
当時最新のコミュニケーション・ツールであったそれは、今やメールに置き換えられカタチを失った。

手紙、と聞いて思い出すことがある。
イングリッド・バーグマンの伝記を読んだ折、書中に収められている彼女の手紙に大いに感銘を受けた。

別れた夫に、離れている娘に、やがて結婚するロベルト・ロッセリーニに宛てて書かれた手紙に現れていたのは、血と肉を伴った、この上なくリアルなバーグマンだった。

手紙を書く、というプロセスを思い起こしてみよう。
まず書く内容を、感情を整理し、ペンと紙と封筒を用意し、考え考えしつつしたため、何度も読み返し、場合により書き直し、ようやく区切りのついたところで封をして、ポストまで足を運び、投函する。

実に手間に満ちた行為だ。
サッと胸元からスマホを取り出し、画面をタッチしてメーラーを立ち上げ、テキストを打って送信ボタンをプッシュ、というのとエラい違いだ。

手間のかかる行為だったからこそ、それを受け取った時の喜びや重みを感じるのだろうし、そう考えると、手紙とEメールは、似て非なるものなんだな、という気にもなる。

ひょっとすると、メールしか知らない世代がこれらの絵を見た時、40代のわたしとはまったく違う印象を持つのかもしれない。


※「フェルメールからのラブレター展」は3月14日まで開催中です。
興味のある方もない方も、ぜひ。
http://vermeer-message.com/


フェルメールからのラブレター展


NS
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