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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
松井冬子展
1月4日、今年初めての展覧会は横浜美術館の「松井冬子展-世界中の子と友達になれる-」
だった。

松井冬子展は、日本画家、松井冬子さんの公立美術館において初めての個展で、藝大の卒
業制作から新作を加えた約100点にのぼる松井冬子の全貌を網羅する展覧会である。


見たかったのが「世界中の子と友達になれる」。

この作品は181.8×227.8cmの大きい作品で、パネルで仕切られたコーナーに展示されている。
コーナーに近づく時、まず、作品の全体を遠くから見ることになるが、一見すると藤棚の
花と少女という、
童話の一場面のようなメルヘンチックな印象を感じる。が、近づくにつれていい知れない
胸騒ぎがしてくる。

藤の下にいる少女の目は白く濁り画面の外を向いている。何か変だな~妙だな~(by 稲川淳二)
と、よく見ると、少女は裸足で、しかも血がにじんでいる。指も何かを掻きむしったよう
に血がついている。

不安に駆られてよく見ると、藤の花に影のように黒く見えていたのは、蜂の大群だった!
(写真が掲載できないので想像してください)←できるか!

まるでホラー映画を観ているようだった。白雪姫のような童話の多くは、一般に知られてい
るのは教育的で
やさしい話だけど、その元となった話しは結構、残酷な内容だったりして驚くことがあるが、
この「世界中の子と友達になれる」を見ててそんなことを思い出した。


松井冬子の作品は、現代日本画で、しかも幽霊や死体をモチーフとしている変わった作家である。


 「松井冬子展-世界中の子と友達になりる-」
 会  期 2011年12月17日(土曜)~2012年3月18日(日曜)
 開館時間 10時?18時(入館は閉館の30分前まで)休館日
 横浜美術館 http://www.yaf.or.jp/yma/index.php

きしょう
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