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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
駒場にて。
今年2月、六本木の21_21 DESIGN SIGHTで「民藝 MINGEI -Another Kind of Art展」が開催されていて、そこで、身近な生活道具に宿る美をたっぷり観せてもらった。

そして今回、民藝の本拠たる?日本民藝館に(個人的には)以外にも初見参。「食の器」展が最終日ということで、ギリギリ滑り込みで間に合ったのだが、うん、建物からして雰囲気十分で、しかも日本ののみならず朝鮮半島や西洋の時代がついたものまで、色も形も風情も様々な器の数々。まさに眼福、お腹いっぱいになった。

IMG_1f607.jpg


民藝館は駒場公園に隣接している。
ここには昭和初期建築の旧前田侯爵邸が、華麗なる洋館とグッと落ち着いた和館の2棟が現存していて、いわばこの公園のシンボルといっていい。


日本民藝館


以前の洋館は、日本近代文学館の常設展示施設となっていて、建物の内外を愛でながら我が国の近代文学の歩みに触れられた。この2つ、時代的にもリンクしていて、実に雰囲気よし、見ごたえある文化施設だった。

現在では文学関連の展示は除かれていて、それでも洋館のみの見学は出来る由。
この日はもう入館時刻は過ぎていて、外から眺めるほかなかったが、これも実に10年以上ぶり?であった。

IMG_1618r.jpg


ただし気になることが。
洋館の玄関前の車回し、まさに草ボーボーで、ちょっと荒んだ印象。
まさに主を失った斜陽の洋館ここにあり、てな感じなんである。

ここは目黒区の管轄か、予算がないのは理解できる。
でも、ここをこのままにしておくのはあまりにモノが分かっていない、と言われても仕方ないんじゃないか。

根岸の旧競馬場一等馬見所跡。
あそこも歴史的にも建築史的にも貴重なものだが、建物自体が手つかずで荒れるに任されている。
でも公開していないから、と言われればそれまで(それでいい、とは思わないが)。

ここは違う。
建物がしっかり公開されているんだから、昔日の威容を再現、とは言わないが、せめて、建物の顔たる玄関周りくらいは、それらしくならないものか。

通りすがりのヨソモノのたわごとかもしれないが、いささか残念な気持ちで(蚊にも追われていたので)公園を後にした。

IfMG_1614.jpg
民藝館西館の脇にあった仏さま。頭巾?をかぶってらっしゃるが、どこの方だろう?


NS
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