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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
『福島の原子力』
福島の原子力タイトル

大地震の翌週から「福島の原子力」の映像使用の問い合わせが多く寄せられている。
直ぐに提供したが、実際に使われた映像は当初の予定よりは少ない。
予想をはるかに超えた展開と対策に、報道現場も追われているというのが実状だろう。
しかし、直接番組に使われてはいなくても、番組制作のスタッフの勉強用には的確な情報が盛り込まれている。
もちろん、1985年制作時の情報であるが、私自身ニュースで流れる原子力発電所の説明で理解し難かっ
た内容をこの作品は補完してくれた。

福島の原子力3
鋼鉄製の格納容器の厚さは16センチ、それをつつむコンクリートは材料による膨張率の差を考えて
5センチの隙間を空けて2メートルの厚さで造られている。
さらに周辺の防波堤は1万個のテトラブロックで守られている。
充分な見識と災害への準備が成されていたと考えられるが、自然の力は人間の経験と英知を
遙かに越えてしまったということか。

現場で働く人々の放射能対策は万全で、汚染の測定や作業服のクリーニングなど、細かく管理されている。
こんな現場教育を受けた人々は、その放射能の恐ろしさを充分理解しているであろう。
そして現場を支える家族もまたその恐ろしさを知っている。
どうかこの難局を乗り越える日が一日でも早く訪れるように、と祈るばかりです。



被災地に向けて何ができるのか、どんな言葉を送ったらいいのか考えても答えが見つからない。

科学映像館サイトでこの作品を観ることができます。

mar.
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