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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
おもちゃは語る。

 クラシカルな外観でひときわ目を惹く明治屋ストアがシンボルになっている?京橋エドグラン。この複合施設の地下通路にはいくつものショーケースが並び、北原照久氏のコレクションが展示されている。

 定期的に展示替えされているようだが、恐らくおもちゃが中心になっているんだろう、この日はセルロイドのおもちゃがショーケースから溢れんばかりに並んでいた。

IMG_3208.jpg
キューピー様々。ブラック、なんてのもあったのか。


 おもちゃ、だから子どもが遊ぶために作られたもの。けれど、どんなものを作ろうかと考えるのは大人だから、そこには当時の流行とか、世相とか、要するに「時代」が自然と反映されてくる。

 たとえば戦前、1930年代の日本。中国との戦争が続き「戦時」が日常になっていた時代。男の子は誰もが兵隊になる時代。おもちゃにも機関銃を操作する兵隊さんとか、爆弾三勇士!なんてものまであった。装甲車なんていかにも、って感じだ。

machinegun.jpg
機関銃手のつぶらな瞳を見よ。


 オトナの世界を垣間見るようなものも色々ある。パラソルの下で長椅子に横たわる女性!とか、よっぱらいの人形、なんて???のもある。よっぱらいが子どものおもちゃになる?しかもこの人形、漫画チックに面白おかしくされているわけじゃなく、GIジョーよろしくリアル路線なのがコワイ。
 
dranker.jpg
真ん中が「ドリンカー」。この目、イッてる?


 ズラリと居並ぶセルロイドのおもちゃたち。そのほとんど(全部?)が日本製。メイドインジャパンと言えば、クルマや電気製品など最新のテクノロジーを駆使したものをイメージするが、この頃はこういうものをせっせと作って外貨を稼いでいたんだな。

IMG_3222.jpg
「ノンキナトウサン」は知ってたが、キャラ人形まであったとは。


NS
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