映画 『レディ・プレイヤー1』 |
友人からさそわれて『レディ・プレイヤー1』をIMAX3Dで鑑賞した。
オープニングからいきなりーチャルリアリティなゲームの世界に入って、 その迫力がハンパない。
ストーリーが単純なのでゲームの世界にのめりこめる。 しかも、スピルバーグは省略がうまいから、クイズの謎を解く場面でも間延びする ことなく退屈することはなかった。
見どころはVR世界の縦横無尽なCG画面と迫力ある映像の他に、80年代の ポップカルチャーのアイテムやキャラクターが随所に盛り込まれているのが魅力だ。 その登場するキャラクターやBGM、小道具が知ってるものばかり。
特に“あのロボット”と“あのロボット”が“あのロボット”とガチンコで闘うシーンは燃える。
80年代のポップカルチャーによる
“オモチャの缶詰” 的作品!
採点 90点 (90点満点)
人生を変えるほど感動した映画と同じではないので90点満点とする。
* * * ネタバレあり * * *

とにかく楽しい。
個人的にはガンダムの登場よりもキューブリックの『シャイニング』の再現に拍手。 大好きな双子の姉妹も出てくるし。まるで自分が映画の世界を体験してるような 感覚になる。映画『テッド』の時もそうだけど、あまりにもコアな作品のオマージュって、 知ってる人はものすごくハマるけど、知らない人はどうなのかって考えちゃう。 ま、私が心配してもしょうがないので楽しんだ方がいいけど。
“あのロボット”と“あのロボット”が・・・は
『アイアン・ジャイアント』と『ガンダム』が『メカゴジラ』。 まさかこの3体が戦うなんて誰が予想できるだろうか! しかも森崎ウィンの「俺はガンダムで行く!」のセリフがカッコイイ。
細かいネタを挙げたくなるけれど、それは置いといて、 最後の方でドロンジョ様がいたような気がした。 ←未確認
30年前、・・いや、もうちょっと昔だったかな? ←三木のり平
ベータマックスJ-9を買った時にアニメ『プロジェクトA子』をスローモーションで 観たように。 ← 当時アニメオタクがこぞってやっていた ブルーレイが発売されたら目を皿のようにして細かいキャラクターを探して楽しもう。
異性のキャラクター(アバター)に好意を寄せてしまうのは携帯ゲームにハマっ ている若者たちには“あるあるネタ”でしょう。
ラストの『現実の世界(3次元)の方がもっと良いことがあるんだ』というメッセージに おじさんはウルっとしてしまった。 VRの世界にのめり込み過ぎることへの警鐘はスピルバーグらしい。 火曜と木曜が休み(?)というのも温かいメッセージとして心に響く。
ラストのイースターエッグがインディ・ジョーンズの“サンカラ・ストーン”に似てて 笑ってしまった。そこまでやるかって。
きしょう
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