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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
映画「わたらせの四季」オーディオコメンタリー

 自分の仕事(プロデューサー業)で記憶に残る作品は?
 と聞かれたら『わたらせの四季』をあげるだろう。
 今年2018年はその作品が完成してからちょうど20年目に当たる。

 そこで、オーディオコメンタリー(*1)を作ることにした。

 実はこういう遊びを過去に2度ほどやっていて、いずれも好評なのだ。

watarao1.jpg

 『わたらせの四季』は1年を通して渡良瀬川の四季折々の風景や行事などを美し
 い映像と音楽で紹介するものだ。

watarao2.jpg

 なぜこの作品に思い入れがあるかというと、当時ビデオ制作が主流になった
 時代に、わざわざ16ミリフィルムで撮影したいとスポンサーに提案したからである。
 フィルム制作はビデオに比べて機材やフィルム代が高く、制作費が上がってしまう。
 それでもクリアで鮮明なビデオよりも、落ち着いて滑らかで美しい映像が撮れる
 フィルムの方がこの作品に適していると思ったからだ。

watarao3.jpg

 コメンタリーのメンバーとして呼んだのは、当時の監督、カメラマン、制作兼
 助監督の3名。

watarao4.jpg

 私がMC(司会)をして、作品を観ながらみんなに当時を振り返ってもらった。
 このカットはどのようにして撮ったかという技術の話しから、レンタカーがパンク
 してスペアタイヤに換えようとしたら、スペアタイヤもパンクしてて困ったとか・・・。

 わずか17分の作品なのにコメンタリーの録音にかかったのは2時間30分! 
 それだけスタッフも思い入れがあったということだ。

 こういうことをするとスタッフ間の結束力が高まるし仕事の励みにもなると思う。

 ただ悲しいことに、スタッフのうち2名がすでに他界されている。
 本当はコメンタリーに参加してほしかったのに残念でならない。
 ご冥福をお祈りします。

 (*1)オーディオコメンタリー
 DVDやBlu-rayディスクなどのビデオソフトに映像特典として収録されているもので、
 副音声にスタッフの解説や裏話などの音声プログラムが入ってるもの。

きしょう
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