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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
トリップしたけりゃ。
 薪能が屋内の能楽堂で観る場合よりも勝るところ、それは何と言っても自然と一つになる感覚が味わえるところだと思う。これだけで、観劇体験は全然違ったものになるし、圧倒的にこちらをおススメする理由でもある。

 能のセリフと音楽、謡いの周りで月は輝き、風が吹き、雲は流れて木々はざわめき、鳥が鳴く。まさに非日常的なトリップ。季節が進み、どんどん気温も上がるこれからは、各地で薪能が催される。一度足を運んでみては。

 ところで、わたしが今回観に行ったのは、金沢の称名寺薪能。今年はちょうど20回目の節目。実は初めて能狂言を観たのがこの催しで、今年は通算3回目の参加。今に続く狂言観劇のきっかけとなった個人的に思い出深い薪能である。


当日券、自由席の場合、結構並ぶのであった。


 思えば前回まではいずれも当日券を求めて早めに並んだものだ。今回は前売りを買っているので、ゆっくりと開演15分前に会場へ。

 演目は狂言が「朝比奈」。能は「六浦」と、いずれも金沢にちなんだもの。個人的には、ファンを自称しながら全然観れてない野村萬斎の狂言を観れるのも楽しみ。

shoumyo01.jpg
ワキ正面の桟敷席。舞台は結構近い。


 初めて桟敷席で観た感想としては、体が硬いわたしには不向きかなあ。お尻も痛くなるし、あと、これは分かっていたことなんだけど、5月の初めはまだ日が落ちると結構寒いんである。ゴアテックスのブルゾンで備えていたつもりだったが、これでも若干不足気味だった。
 
 ともあれ、幽玄な一時に身を委ねて濃い時間を過ごした後は、金沢文庫の焼き鳥やで俗な楽しみにふけるのであった。

shoumyo04.jpg
終演後席を立つと、称名寺がライトアップされていた。


NS


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