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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
ちなみに入場無料です。
以前から折にふれて行きたくなるところ、それが横須賀市自然・人文博物館だ。

中央公園に隣接した高台にあるこの博物館は、その名の通り自然と人文の2本立て。
別々の棟になっているのを廊下でつないでいる、といった風の建物になっており、構造的にもわかり易い。

自然部門は、三浦半島の地質に始まり環境やそこで生息する生き物について。
個人的に昔から見ずにはいられないのがタカアシガニ。
深海に生きるこのカニ、世界最大とあるが何より脚の長さが際立つ。
ジオラマ風の展示だと、当然薄暗く青が支配する世界でこの怪物めいたカニの姿に背筋が寒くなる。


ちなみに、右奥の小っちゃいのがメス。


人文部門では現在、横須賀製鉄所が大きなトピックか。
アメリカ海軍と海自の基地がある横須賀のルーツを遡ると行き着くのがこれ。
明治の殖産興業と富国強兵を支えた一大プロジェクトだった(よね?)この施設、そもそも着手されたのは幕末、勘定奉行を務めていた小栗上野介が推進した事業だったわけで、明治政府はそれに乗っかっただけとも言える。

いずれにしろ、この施設が今に至る横須賀の街のあり様を決定づけたのは間違いない。

さて、博物館へのアクセスというと、中央駅の脇、モアーズシティ横の坂を上って…が定番なんだが、今回グーグルマップによれば、米が浜通りに下りていけるようだと判明、結構な急坂を下って行ってみた。ついでに思いついたのが料亭「小松」を観に行こう、というもので、この料亭、東郷平八郎に始まり山本五十六まで(すごい端折ってしまったが)、海軍将星がことごとく訪れたところなんである。

…が、あったのは塀だけ。
そうか、取り壊されたのか、いや残念、と塀だけでも写真に撮って帰ることにした。

IMG_7449.jpg
まさかそんなことになっていたとは。


しかし後日、ネットで火事で焼失したと知り(昨年の5月16日!)ビックリ。
残念、どころでなく、ザ~ン~ネ~ン!くらいなもんだ。

海軍の街の歴史を伝える、貴重な語り部を失った気がする。


NS
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