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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
映画『007 スペクター』

うわー、地味な映画。

不満ではないけれど、007シリーズのファンとしては、スペクターの復活と
大御所ブロフェルド(ペルシャネコ付き)の登場となりゃ、それだけで期待が
膨らむでしょ。前作までボンドが倒した者たちがかかわった地下組織スペクター。
M.I.6の存続の危機とお膳立てが整った。

となりゃ、シリーズ最後の派手なクライマックスが欲しいじゃな~い。
ところが、こちらの期待とは裏腹に地味な展開に、

 残っ念~ん。 (by 羽田陽区)

見る前の人にひとつだけ言いたいのは、

クレイグ・ボンド前3作を見てないと面白くないですから。
過去の悪役やボンドが愛した女性の写真がフラッシュバックするけれど、
知らないと “あんた誰?”ってなってしまう。

前の席で見ていたおじさんが30分でいびきかいて寝てしまった。興味が
ないと、こうなります。
(幸い近くの客が起こしたので、いびきは静まったが)



  採点* 評価70点 

 70点なら良いんじゃないかと思うけど、
 私にとって、007で70点は低い点数です。





 ---- 以下ネタバレあり ----





2時間30分の長い作品だけど、まったく飽きることはなかったし、それなり
に楽しめた。

オープニングの長回しは、どうやって撮影したんだろうと不思議なくらいよく
できていた。スタッフにアッパレをあげたい。

個人的に注目していたのがマドレーヌ博士のレア・セドゥ。
ミッションインポで悪役として登場してから注目してただけに、その時の印象が
強くて、この娘、いつか裏切るだろうと、ずっと疑いの目で見ていた。ラストで
ボンドと別れるところも意味深で、この後きっと何かあるぞ。と思ったら、 
・・何もなくて、本当にただ別れただけだったでガッカリ。
しかも、エンディングでまた現れるんなんて、だったら、あんなシーンいらない
だろうが、あっさりサヨナラしろよ。

どうも、ブロフェルドが死んでからの展開は取ってつけたようで違和感が
残る。...(ー"ー)゚゚

『映画のウソ』というのがあって、現実には起こるはずのないものでも、映画なら
許せるという奇跡的な展開のことだが、それは1作品にひとつぐらいにしておか
ないと興ざめしてしまう。

今回の作品では、オープニングのヘリの宙返りだけど、実際、できるのは知っ
てるけど、2回もやってしまうのはどうだろうか。それよりも、「女王陛下の007」
ばりの雪山の病院で、ボンドがどこからかセスナに乗って脱出するが、どこから
セスナを持ってきたのか、あんな屹立した山に滑走路があるわけもないし、
どうやって離陸したかなど、???が並んでしまう。

また、翼がもげたセスナと逃げる車がバッチリ衝突する確率はいかがなものか?
さらに、猛スピードで疾走する車に、真横から猛スピードでぶつかるタイミングも
難しいし。列車の食堂車で大乱闘がはじまり人が死ぬけど、列車の中に誰も
いないとはどういうことか? 犯人が事前に殺してしまったのか? 
だとしてもシラーっと何事もなかったように走り続ける列車って、あり? 小型の
PPKで揺れるボートからヘリを撃ち落とすなんて無理だろう。そもそもPPKの
弾丸があの距離を正確に飛ぶんだろうか? しかもプロペラの下にはかなりの
風圧がかかってるだろうし・・・。偶然とか奇跡は一回、おまけしても二回に
とどめてほしい。

それとも眉間にしわ寄せて真面目に考えるのはバカで、イギリス人は
「ありえねー」って、ギャグとして笑いとばしちゃうんだろうか。


スペクターの組織の登場で、最初の会議のシーンはピーンと張りつめた緊張感と
間があって背筋が凍るようないい雰囲気だった。ところが基地に着いたら、大阪
万博のアメリカ館を思い出すように隕石を見せられて、歯医者みたいなしょぼい
セットになってしまうのはちと冷めた。後半に進むにつれてスペクターの恐怖感や
悪役感が薄れていくのは演出としてまずいだろう。

そうそう、史上大量の爆薬を使った爆破シーンとしてギネスに載った爆破も、
この程度?ってほどの写りだった。これなら「慰めの報酬」の砂漠のホテルの方が
すごかったと思ってしまう。

それと、ボンドとブロフェルドの関係も明らかになるが、取ってつけたような感じ
がして、あまり好きじゃない。
・・・でも、これって小説の設定そのままらしいんだけどね。


さて、悪いことばかりじゃない。

良かったのは、日本を含めた9か国が裏情報を共有するため00(ダブルオー)の
スパイ活動は廃止してしまうというのが社会情勢に合っていてリアルだった。

クレイグボンド・シリーズは一貫してボンドの出生の秘密を解くことがストーリーの
柱となっていて、映像から感じる光と影、特に“闇”を感じさせる演出はシリーズ
屈指の魅力を放っている。これはミッション・インポにもジェイソンボーンにもない。

ボンドは本シリーズ中にあらゆるものを失っていく。故郷も親友も恋人も、仕事も、
そしてMも。 ただ、本作のマドレーヌは最後に守り切れた。ラストで再生した
アストンマーチンに乗って走り去るボンドは超・超・超カッコイイ。パチパチ

ああ、好きだったクレイグボンドシリーズはこれで終わってしまうのか? 
できればもう一本、車が潜水艦になったり空を飛んだりするド派手なアクション映画
が見てみたい。

きしょう
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