“幻想と魅惑なアートの旅” 第2回はギュスターヴ・モロー(*1)美術館に行きました。\(^o^)/
ここはモローが実際に住んでいた自宅兼アトリエを改装して美術館にした ところ。そのため外に目立つ案内看板がないのでガイドブックをたよりに 自力で探すしかない。

真中の黄土色の建物のがそれ。 ご覧の通り、地味なので見つけにくい。建物の前に人だかりがあったので、 ここかな…と、やっと見つけることが出来た。

2階は生前、モローが使っていた寝室や部屋がそのまま展示されている。 インテリアや小物、絵が壁いっぱいに飾られていて、生前のモローの生活 がうかがえる。

3階にあがると、どっひゃ~ 天井の高いワンフロアーにモローの大作がいっぱい! もう、圧倒されて鼻血出そう!! (@_@;)
写真の左下に写っている女の子たちは、美術の授業らしく、紺のジャケットを 着た教師が作品について解説していた。フランスに来ると、こういう光景を 美術館で何度も目撃する。
というのもパリでは、学生は入場料がタダなので、本物の作品を見ながら 美術の勉強ができるのだ。何てうらやましい環境だろう。印刷された絵を見て 勉強している日本とわけが違う。

らせん階段から3階のフロア全体を撮影。(上写真) 人と比べると、絵が大きいのがわかるでしょう。このらせん階段もモロー自身の デザインだそうだ。

4階にも多くの作品が所狭しと並ぶ。
「一角獣」「サロメ」「出現」「求婚者たち」・・・

窓下に引出しキャビネットがあって、モローの素描や習作がたくさん収納 されている。この美術館には約14,000点が収蔵されているらしい。 ここにくればモローにどっぷりと浸かることができる。
・・・というか、おぼれ死ぬ。

(*1)ギュスターヴ・モロー フランスの象徴主義の画家。聖書や神話に題材をとった幻想的な作風で知られている。
きしょう
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