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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
万年筆を洗う
私は時々万年筆を使っている。

学生時代からシナリオを書く時に使ったのがはじまりで、今でも仕事の企画を
考えるような特別な時に取り出している。

mannen1.jpg

使っているのはラミーというドイツ製のもの。万年筆に詳しい人なら知ってる
メーカーだ。モンブランやペリカンも持ってるけど、高価だし傷をつけたくない
ので普段使いは手ごろなラミーにしている。

ラミーは軽くて4,000円程と安い割に滑らかに書くことが出来る。
もう何年使ってるか覚えてないが、最近、インクの目詰まりで字がかすれるので
洗うことにした。

mannen2.jpg

用意するのは、コップとスポイト。

私は時々気分転換に洗う事もあって、専用道具を用意してある。

mannen3.jpg

パーツごとに分解して、ペン先をぬるま湯に半日ほど漬けて中のインクを洗い出す。

mannen4.jpg

透明だった水に青いインクの色が染みだしてきた。

mannen5.jpg

ひと晩経ったら水を取り替えて、スポイトで上から水を注ぎ、ペン先から透明な
水が出るまで洗い流す。上から注入した水が、そのまま透明になったら取り
出してよく乾かす。

mannen6.jpg

こうして洗浄は終わり。
新しいインクを入れたら生まれ変わったようにスラスラ書けるようになった。 めでたし

きしょう
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冬のご馳走。


とある日の19時半、わが家のキッチンカウンターでの記念写真?である。
このメンツを見れば「鍋だな」とお分かりになるはず。

冬は鍋、というのは条件反射と言ってもいいくらいだが、ウイークデーの晩の食事などは(いや、休日も大して変わらなかったりするんだが)、もう鍋頼み、なんである。

ラインナップはいつも写真のよう、なわけではない。
この日はたまたま元町の岩手県アンテナショップの前を通ったのでセンベイ汁用のセンベイを買い(南部センベイも当然、買った)、たまたま、近所のスーパーに下仁田ネギがあったので求め、こうなったわけ。

湯豆腐をベースに好き勝手にプラス、なんてのが大抵かもしれない。
マストなのは豆腐とネギ、くらいか。

作り方もほぼルーティン化されている。
帰宅してから作る場合、朝、コーヒー用に沸かす湯を多めにする。
帰ってくるころには当然冷めているので、それを愛器ルクルーゼに張り、細かく切った昆布を入れ、しばらく放っておく。
昆布を切らない方がいいのかもしれないが、後でこれも鍋の具として食べやすくなるのでこうしている。

まあまあ出汁が出ていい感じになったら、弱火を点けてネギやシイタケを加える。
ふつふつとなったら酒、しょうゆ、塩を加えてさらに煮て、気分でカツオ節なんぞ入れたりする…

練り物中心ならおでんっぽくなるし、野菜もスライスしたニンジンやゴボウ、葉物もいい。
肉っ気が欲しければ、鶏つくねの団子や、豚ロースの薄切り、水餃子やワンタンっていう手もある。

ちなみに、鍋は2日でワンセット。
2日目には不要になるプロセスが出て来るので、一層省力化になるわけです。

ってことで、今夜は2日目の鍋。
いただきます。


NS
映画「わたらせの四季」オーディオコメンタリー

 自分の仕事(プロデューサー業)で記憶に残る作品は?
 と聞かれたら『わたらせの四季』をあげるだろう。
 今年2018年はその作品が完成してからちょうど20年目に当たる。

 そこで、オーディオコメンタリー(*1)を作ることにした。

 実はこういう遊びを過去に2度ほどやっていて、いずれも好評なのだ。

watarao1.jpg

 『わたらせの四季』は1年を通して渡良瀬川の四季折々の風景や行事などを美し
 い映像と音楽で紹介するものだ。

watarao2.jpg

 なぜこの作品に思い入れがあるかというと、当時ビデオ制作が主流になった
 時代に、わざわざ16ミリフィルムで撮影したいとスポンサーに提案したからである。
 フィルム制作はビデオに比べて機材やフィルム代が高く、制作費が上がってしまう。
 それでもクリアで鮮明なビデオよりも、落ち着いて滑らかで美しい映像が撮れる
 フィルムの方がこの作品に適していると思ったからだ。

watarao3.jpg

 コメンタリーのメンバーとして呼んだのは、当時の監督、カメラマン、制作兼
 助監督の3名。

watarao4.jpg

 私がMC(司会)をして、作品を観ながらみんなに当時を振り返ってもらった。
 このカットはどのようにして撮ったかという技術の話しから、レンタカーがパンク
 してスペアタイヤに換えようとしたら、スペアタイヤもパンクしてて困ったとか・・・。

 わずか17分の作品なのにコメンタリーの録音にかかったのは2時間30分! 
 それだけスタッフも思い入れがあったということだ。

 こういうことをするとスタッフ間の結束力が高まるし仕事の励みにもなると思う。

 ただ悲しいことに、スタッフのうち2名がすでに他界されている。
 本当はコメンタリーに参加してほしかったのに残念でならない。
 ご冥福をお祈りします。

 (*1)オーディオコメンタリー
 DVDやBlu-rayディスクなどのビデオソフトに映像特典として収録されているもので、
 副音声にスタッフの解説や裏話などの音声プログラムが入ってるもの。

きしょう