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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
青と黄と。
昨年8月、「金沢文庫文書」の計2万点余!が国宝に指定された。神奈川では久しぶりの国宝指定とのことなんだが、それを記念して当の文庫では「国宝 金沢文庫展」が開催されている。祝意も込めて訪ねてみた。




当然展示も文書が多く、当然ほとんど読めないのだが、代々の金沢北条氏の手紙など、(解説のおかげで)人となりを想像させるものがあって楽しい。また、蔓で編んだバスケット?も展示されていて、現代でも通用するモダンさには驚かされる。

展示室自体はそう広くないのだが、じっくり見ていくとそれなりに時間はかかる。目も疲れたし、駅へ戻る前に称名寺の庭園をぶらぶらすることにする。

IMG_8528.jpg
薪能の会場も、こうして見ると夢の跡、という感じ。


ちょうど阿字が池の周りを彩るように、黄菖蒲が咲いていた。天気も良く、空も抜けるように青い。写真を撮りたくなる色合いだ。けれど気温だけは、夏の足音が聞こえてきそうな暑さ。のども乾いてきたので、一回りして金沢文庫駅へと歩き出した。

IMG_8536.jpg


「国宝 金沢文庫展」公式サイト


NS


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『下水道ビデオ完成、YouTubeにアップ』
以前 撮影風景を紹介した下水処理場の紹介ビデオが完成し、
この度YouTubeにアップされたのでお知らせします。

yout1.jpg

『まるわかり下水処理場の仕事~維持管理って何するの?~』
 https://youtu.be/ECtVNQ-dHtI

しっかり者のミドリちゃんとボケ担当のミズオ君の高校生2人が下水処理場
の職場見学にやって来たという設定。

yout2.jpg

下水処理場というと、臭い、汚い、危険の3Kと思われがちだが実際はそうで
もないよというのがテーマ。 学生たちの“就活”に使ってもらいたいという
クライアントの意図で作った作品です。

取材してわかったのは、下水処理場の仕事って、休みがしっかりとれるし
残業もゼロ! しかも役所関係の仕事なので給料も悪くないということ。

yout3.jpg

それを知ったスタッフが、安定した職につきたいとマジに転職を考えたほどだ。

ということで、お時間がある方はぜひご覧ください。

私の仕事はこの作品のプロデューサーだけど、作業員役としてチラッと登場し
ています。わかるかな?・・わかんねぇだろうな。

きしょう
トリップしたけりゃ。
 薪能が屋内の能楽堂で観る場合よりも勝るところ、それは何と言っても自然と一つになる感覚が味わえるところだと思う。これだけで、観劇体験は全然違ったものになるし、圧倒的にこちらをおススメする理由でもある。

 能のセリフと音楽、謡いの周りで月は輝き、風が吹き、雲は流れて木々はざわめき、鳥が鳴く。まさに非日常的なトリップ。季節が進み、どんどん気温も上がるこれからは、各地で薪能が催される。一度足を運んでみては。

 ところで、わたしが今回観に行ったのは、金沢の称名寺薪能。今年はちょうど20回目の節目。実は初めて能狂言を観たのがこの催しで、今年は通算3回目の参加。今に続く狂言観劇のきっかけとなった個人的に思い出深い薪能である。


当日券、自由席の場合、結構並ぶのであった。


 思えば前回まではいずれも当日券を求めて早めに並んだものだ。今回は前売りを買っているので、ゆっくりと開演15分前に会場へ。

 演目は狂言が「朝比奈」。能は「六浦」と、いずれも金沢にちなんだもの。個人的には、ファンを自称しながら全然観れてない野村萬斎の狂言を観れるのも楽しみ。

shoumyo01.jpg
ワキ正面の桟敷席。舞台は結構近い。


 初めて桟敷席で観た感想としては、体が硬いわたしには不向きかなあ。お尻も痛くなるし、あと、これは分かっていたことなんだけど、5月の初めはまだ日が落ちると結構寒いんである。ゴアテックスのブルゾンで備えていたつもりだったが、これでも若干不足気味だった。
 
 ともあれ、幽玄な一時に身を委ねて濃い時間を過ごした後は、金沢文庫の焼き鳥やで俗な楽しみにふけるのであった。

shoumyo04.jpg
終演後席を立つと、称名寺がライトアップされていた。


NS