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プロフィール |
Author:nichieikagaku
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映蔵 横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。 |

戦後70年におもう。 |
今年は、戦争が終わって70年目を迎える。
最近も「ガダルカナル戦記」など読んでいるが、これまでにもいろいろ読んできて、知っているつもりだったのは随分浅はかだったな、と思った。
70年、それだけの時間が経って、実際、戦場の記憶を持っている方々はほんのわずかしか残っていない。 10年もすれば、戦争を知らない世代、ばかりの日本になってしまうだろう。
それで大丈夫か? どこと戦争したの?なんて方も中にはいるとかいないとか、そんなレベルでいいんかい?
オジサンは不安だぜ。
ともあれ、暑さでゲンナリのとある日曜日、戦後70年をおもうのにピッタリな場所へ、ということで、遊就館へ。 零戦の前で、しばし物思いにふけるのであった…と言いたいが、熱帯夜のせいで眠くて仕方ないので、入館券を買わず、どこか目をつぶることが出来る場所へ、と移動したのであった。

NS
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8ミリビデオ |
今、仕事で昔撮影した8ミリビデオのデジタル化(DVD化)をしている。

そういえば時代とともにビデオテープも変わってきたっけ・・・
ベータ、VHS、S-VHS、D-VHS、8ミリビデオ(Video-8)、 Hi8(ハイエイト)、MiniDV、DVD HDVD BD(ブルーレイ)と。
今ではビデオテープの存在はなくなって小さなカードに記録するようになっ ている。メモリースティックやSD、SDHCなど。
話はそれたが、30本の8ミリテープをDVD化するために中古のデッキを 買った。

懐かしい。うちにもたくさんのテープが残ってるので、いずれ貴重なテープ はDVDにして残しておかなくてはいけない。
最新の記録媒体に買い替えてきたが、それらを再生する装置が壊れてし まってはもともこもない。その都度、最新の媒体にコピーしなおさなければ ならないのが困ったものである。
きしょう
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「甲子園」その前に。 |
関東地方の梅雨も去り、今年もまた、灼熱の季節。 そして高校野球の季節。
県予選もいよいよたけなわ、来週には代表校が決定する。
そこで、この季節にピッタリのイベントをご紹介。題して、高校野球100年記念展示・特別展「高校野球と野球殿堂」。
野球殿堂博物館、というと、ピンとくる人はピンとくる。 要するに、東京ドームの中?にある。
先々週、暑くなり過ぎないうちに(いや、それでも十分暑かったが)、と足を運んだ。

それぞれの時代を感じさせながら、何かこう胸を揺り動かさずにはおかないポスターたち。伝統校や強豪校のユニフォーム。 写真のほかにも、横浜高校や簑島高校のものも。
自分の中の高校野球や甲子園の記憶を反すうしながら、じっくり楽しみたい。

現在でも空前の大記録に夏の大会三連覇、というのがある。 その、中京商(愛知県)のエース・吉田投手のユニフォームなんて、ちょっとグッときてしまう。

中学の頃だったか、朝刊で甲子園大会史の連載があって、毎日それを切り取って、スクラップにしたのを思い出す。スクラップなんて、このとき一度きりだ。
さてさて、博物館の中にはシアターコーナーがあって、8年前の決勝戦・佐賀北-広陵のゲームが上映されていた。しばらく腰を下ろして観戦。結果を知っているのに、副島君の満塁ホームランのシーンで「オオッ!」と声を出してしまった。
 野球殿堂も、しっかり見ておきたいもの。
今年はどんなシーンを見せてくれるのか。甲子園が終わるまでタップリ開催期間はあるので、ファンはぜひご覧になってはいかがだろうか。

NS
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フランス・セダン紀行(その13)「シードルとガレット」 |
パリにもどってきたのはお昼時。
ということで、サン=ルイ島でランチした。o(^o^)o この日は日曜日という事もあって観光客でいっぱい。
憧れだったシードル(酒)とガレットのランチをいただく。

ずっと飲みたかったフランスのシードル。
シードルとは、りんごを発酵させたお酒。りんごの香りに酸味と甘みが あって炭酸が入ったビールみたいなもの。味はビールよりもスパーク リングワイン(白)に近い。

食べたかったガレット。o(^o^)o
ガレットとは、そば粉でできたクレープのこと。生地がもちもちしてて 噛みごたえがあった。そばの香りもちゃんある。具はハムとタマゴを チョイス。

おいしかったので、チョコレートと生クリームのクレープを追加注文した。 ひとりでは多いので仲間と半分つに。 これまたうまし )^o^(
食後は街を散歩。

この日は暖かかく、パリっこがセーヌ川のほとりで昼寝をしたり犬を 水浴びさせたりしていた。 ああ、なんて素敵な日なんだろう。 こんなところで老後を暮らしてみたいものだ。

この日に泊まったのは「HOTEL DE LILLE(オテル・ドゥ・リル)」。 白と黒のストライプがデザインのモダンなホテル。 場所はオルセー美術館から徒歩3分とめちゃ近い!
写真で見るといいホテルに見えるけど、きれいなのは入口とロビーだけ。

ここは2つ星ホテル。 モダンなホテルで良さそうなのに、どうして2つ星なんだろうと不思議だった。 でも、行ってわかったのは、それなりに問題があった。
まず部屋が狭い!
部屋のドアを開けると目の前にベッドがドーンとある。ドアからベッド まで2歩。部屋の大部分をベッドが占めていて、手紙を書くテーブルも なく寝るだけの部屋って感じ。
しかも、窓がきっちり閉まらなくて、一晩中、隙間が空きっぱなし。 さらに、バスタオルは洗濯してあるんだけど、何年も使ってるらしく てボロボロ。自分のだったらとっくに捨ててるレベル。 o(>o<)o
おまけにタンスの扉も閉まらないし、部屋の電話も通じない。 こんなの初めて。
みなさん、ホテルを選ぶときは3つ星以上を選びましょう。
さて、次回からパリ観光がはじまります。お楽しみに。
きしょう
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「ウルトラマン創世記展」 |
珍しく、会期がこの先タップリ残っているイベントをご紹介。
横須賀中央でぶらぶらしている際に「前売券発売中!」のポスターを見つけた。 ウルトラ関係?の特別展はこれまで色々足を運んでいるわたしだ。
新宿タカシマヤの円谷英二展もあったし、水戸まで「ウルトラマン・アート」を観に行ったこともあった。 そうそう、三鷹で見たのは何だったっけ?
それはさておき、6月終盤からイベントはスタート。 この後、暑さはいや増して行き辛くなるだろうし、夏休みになれば子どもさまが大量発生するのも目に見えている。
行くなら先手だ、というわけで馬堀海岸からバスに乗って観音崎へ。
 横須賀美術館。京急線馬堀海岸駅からバス、ってのが一番いいアクセスかも。
会場の横須賀美術館、そういえば初めてだ。 斜め向かいの京急ホテルは2度ほど泊まったことがあって、結構ここ好きなんだけど、そうい
やあの頃、美術館は建設中だったなあ、なんて思い出した。
展示の前に、腹ごしらえだ。
 レストラン「アクアマーレ」
美術館にはイタリアンレストランが併設されていて、パスタやピッツアでランチを楽しめるのは大助かり。周囲にはそう店はないし、ホテルはちょっと予算に合わないから。
サバのドリアとサラダ、コーヒーを楽しんだ後は、いよいよ「ウルトラマン創世記展」。
 美術館のエントランス。新マン以前は写っていません。
今回の展示、ウルトラQから80までの8作品が取り上げられていて、エントランスでは初代ウルトラマンから80までがお出迎え。 ここは撮影OKなので、まずは写真を撮ってから入場することにする。
展示の詳細はこちらをご覧いただくとして、歴代ウルトラマンや怪獣のマスク、撮影用のミニチュアなど、何度見ても興味の尽きないものがたくさん。お好きな方なら見ない手はないでしょう。
 スター怪獣?カネゴンもいます。
ウルトラの後には、地下の常設展や別館の谷内六郎展もゆっくり鑑賞したい。 また、ユニークな建物自体もじっくり観ることをお勧めしたい。2階の展望室に上がって、太平洋を眺めるのもいい。
もちろん、歩いてすぐの観音崎に寄るのも定番中の定番。 京急ホテルで海洋深層水の露天風呂につかる、ってのもいいかも。
とまあ、周囲にあれこれお楽しみも多い横須賀美術館、さて次来るのはいつになりますやら。

NS
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『鶴見の珈琲あんぱん』 |
ずっと前から食べたかった人気の珈琲あんぱん。 やっと買うことが出来た。\(^o^)/
人気商品のため午前中にすべて売り切れてしまうので、なかなか買う ことができなかったが、午前中に鶴見に行く機会があったので、その ついでに買ってきた。
お店は京急鶴見駅の鶴見銀座商店街「ベルロード」に並ぶベーカリー& スイーツ・エスプラン。

買って驚いたのは、意外と小さいこと。
コンビニで売ってるあんぱんよりも2回りほど小さい。 その分、値段が190円だから、値段と大きさの加減はちょうどイイ。

どうです。皮がツヤツヤしてて照りがイイでしょ。 パンの上にちょこんと乗ってるコーヒー豆、これ、本物じゃなくてチョコレー トで作ったものだった。

割ってみるとご覧の通り。 北海道のあずきを使ったあんにコーヒーのエスプレッソを混ぜているそう で、そのエスプレッソの苦味と香りがきいてて美味しい! そこに、たっぷり 入ったホイップクリームが口の中で相まって、カフェオレ的な味になる。 そのハーモニーはバツグン! 
よく、この味を出せたなと感心してしまう。 
噂通りのお美味しいパンでした。
・ベーカリー&スイーツ・エスプラン [食べログより] http://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140210/14012214/
きしょう
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生命力ってエラい! |
もう大分以前、社が新橋にあった頃だと思うから、8年以上前?に買った2種類のオリーブの木。 オリーブって、異なる2種類がないと実がならない、と聞いたので、そうしたわけ。
これだけの時間があったのだ。 そりゃ、適当に大きくなった。
けれど、添え木をしていたのが悪かったのか、鉢を大きいのに換えなかったからいけなかったのか、どうも幹がヒョロヒョロとちっとも太くならず、添え木を取るとグニャッとお辞儀、になってしまうのであった。
う~ん、どうしたものか? このまま、虚弱体質で生育し続けるのもなあ…
かくて、ランボウな私は荒療治に出たのであった。
オリーブは、挿し木でも育つ。 これまで彼ら?を観てきて、結構生命力はある、と感じていた。 それなら、とその生命力にかけて、ほとんど根元から伐ってしまったのである。
しばらくして、小さな芽を見つけた。 よしよし、読みは正しかったようだぞ。
その後も順調に成長して、一方なんぞ3本も新しい枝が伸びてきた。
 根元から2つに分かれているうち、方や新枝3本、もう一方も芽は出ているがまだ伸びるまで至らず。
梅雨から夏への時期も味方したのかもしれないが、これは楽しみになってきた。 今回は添え木はせずに、彼らの自力で伸びていってもらおう。
実がなるまで大分かかるだろうがそれはいい。
かくて、毎朝の観察が日課になりそうだ。
 一方も複数の芽が少しずつ伸びている。左は試しに挿し木したもの。こちらもまだ枯れていない。
NS
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史跡を訪ねて~神奈川県庁舎編。 |
1928年に竣工した重厚な歴史的建造物。 帝冠様式という、和洋混合のスタイルは戦前の公共建築にしばしば見られるもの。
開港記念館、横浜税関と並んで「横浜三塔」と呼ばれているのは市民だったら当然、知ってるよね。 あえて書くと、県庁はキング、開港記念館はジャック、税関はクイーン。
さてさて、そのキング、県庁本庁舎。 ふだん足を踏み入れることの出来ない、貴賓室や議場、そして屋上などが、定期的に一般公開されているのをご存じだろうか。
日程などは神奈川県のホームページで確認していただきたいのだが、とある日曜日、たまたま公開日に当たっていたのでこれ幸いと見学してきた。
 折しも日本大通りではイベントを開催中であった。
建築には結構興味がある。 それも歴史的、とつくと俄然、なんである。
戦前以前の建築って、建築とアートが今よりもずっと近いところにあった、というか、非常に有機的、というか、うーん、ボキャ貧でうまく表現出来ないんだけど、とにかく、現代の建築とはひと味もふた味も違う。
そこが何とも言えずいいんだ。
 ここから入って…
で、神奈川県庁。 長いこと県民をやっているが、県庁に用事があったことはない。市庁舎にもないが。 ということは、これが初めて?
本町通りの口から入ったんだが、後から考えると、こちらは脇でした。 あくまで日本大通り側が正面。
 入って真正面にエレベーター。
クラシカルなエレベーター。 針式の階数表示がいかにも、という感じ。
これには乗らず、階段で貴賓室へ。 竣工当時なら、わたしなんぞ絶対に入れない部屋。
 貴賓室。現職の黒岩知事の写真は、まだない。
格子状の天井など、高級な空間をつくる「様式」で満ちている。 一方の壁には、5人の県知事の顔写真が。
後でウィキペディアで調べると、どうやら公選になって以来の5人、ということのようだ。 これ以前は官選、つまりお上から任命されていたとは知らなかった。
 窓枠も意匠が凝らされている。
それにしても、やたらイスが多く置かれ、余地が少ないのが気になった。、 豪華、というのは、空間の使いかたにも現れてくるはず。
これじゃ、イスの一時保管所では? おそらく、もろもろのご都合で本当に一時保管、ということなんだと察するが。

SN
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『フランス・セダン紀行(その12)「プジョーのタクシー」』 |
(フランスのセダン紀行の記事が滞っていたので再開します)
最終日の朝は “霧”!

霧の中の城というのは幻想的で美しい。 神がくれたプレゼントだと思えてしまう。

ああ、こんな美しい町とお別れして、狭くて雑然とした日本に帰る なんて・・やだな。
駅までのタクシーを呼んだら、プジョーだった。 スゲー!!

タクシーなのに外車だよ。 バキッ(。。 )☆\(--;) フランスのメーカーだろ
とにかくこの車、カッチョイイんです。 スタイルといい、白、黒、赤のデザインもいいし。

何たって天井が全面ガラス張りのため、車内が明るくて外の景色がよく 見える。セダンの街並み、街路樹の葉が手に取るよう。
それと、ルームミラーに数字が光ってるのわかります? (下拡大写真)

これ、走行距離と金額が表示されてるんだ。 シャレオツ~
まるでシド・ミード(映画「ブレードランナー」のデザイナー)が描いた未来の 車みたいでしょ。運ちゃんにカッコイイね、と話したら上機嫌だった。

しばらくするとセダン駅に到着。
さて、ここからローカル線とTGVを乗り継いでパリに戻ります。
つづく
きしょう
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こんなところに。 |
渋谷公会堂、建て替えられるそうだ。 コンサート会場としても名高いところで、わたしも2回ほど足を運んだことがある。
そのすぐ近く、小さな碑がある。 観音様を頂に、銘には「二二六事件慰霊碑」とある。
ああ、ここに。 何となく渋谷にある、と知ってはいた。 しっかりと見たことはなく、たまたま通りかかった今日が初めて。
二二六事件、詳しくはこちらで参照していただくとして、今からさかのぼること79年前の昭和11年2月26日、陸軍の一部が起こしたクーデター未遂事件であるのは、ご承知の方も多かろう。
反乱部隊を率いた青年将校たちが処刑されたのがこの地で、かつては陸軍刑務所だった由。
周辺で怪談めいたうわさもあるらしいが、霊感のないわたしは何とも… それよりも、若い人たち(この表現って!)の間で、ここで告白するとうまくいくとかいかないとか、そんなハナシもあるんだって。
二二六の青年将校とカップル、どうよ、この取り合わせ。 恋するパワーはどこまでも貪欲、ってことでしょうか?
 この日も献花がありました。
NS
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うるう秒の瞬間を撮影した! |
『うるう秒』って知ってますか?
カレンダーに『うるう年』があるように、普段、私たちが使っている世界時(*1) との時差を調整するために、数年に一度、1秒を足しているものです。
今日、7月1日の朝9時にそれが実行されました。 気が付きました?
「・・・?」
みんな、何のことやらさっぱり・・・と思うでしょうが、
今日、私は実際にNTTの時報案内で、音が1秒足された歴史的瞬間を 撮影するのに成功したのです。 ←大げさな
YouTube 『うるう秒』の瞬間を撮影2015

https://youtu.be/sBJYKC_3mRg
時報の違いがわかるように、1分前から撮影してあります。
普通、正時には“ポーン”と鳴るところが、その瞬間(9:00':00")だけ “ポーン・ォーン”と無理矢理というか、取って付けたように1秒足されてます。 手元の電波時計を見ると、確かに1秒ズレました。
ちなみに前々回の2008年に知ってから、ずっと撮影したいと思っていた ので、ようやくできてホッとしています。
なお、この『うるう秒』は廃止案が出ているため、次は聞けるかどうかわか りません。
(*1)正確には「協定世界時」 (UTC) うるう秒についてのくわしい内容は 他で調べて下さい。 面倒なのだ。
きしょう
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気まぐれ史跡ウォーク(藤沢編2)。 |
前回に続き、藤沢の史跡めぐり~。
遊行寺のホントほど近くに、白旗神社、というお社がある。 白旗、といえば降参、ではなく、源氏のシンボル。 赤が平家、白が源氏、ということですね。
ということで?この白旗神社、源義経を祀っているそうだ。 日本史きっての悲劇のヒーロー、義経である。
 離れたところから神社を望むと、こんもりと小山になっている。
さてその義経、歴史好きとしては大いに興味をそそられる人物だ。
最近、BSプレミアムの再放送「英雄たちの選択」で義経が取り上げられていたのを見たが、新たな視点が紹介されたりして、なかなか刺激的だった。
 大鳥居。
いつだったか、奥州平泉に行った際には、義経最後の地・高館を訪ねたこともある。
自分を狙う鎌倉勢と戦う以前に、味方と頼んでいた藤原氏に囲まれ、無念の死を遂げた義経。 その往時にしばし思いを馳せたもんだ。
 新緑がまぶしい。けれど日差しもまぶしかった。
鵯越え、屋島に壇ノ浦。 義経が類まれなる戦術家だ、というのは定評になっている。
たしかに、一軍の指揮官としては図抜けた才能の持ち主だったんだろう。
けれど、どうももどかしくてしょうがないのは、コミュニケーション能力が不足している、と感じるから。 頼朝をはじめ、周囲の武将たちがどう感じているか、想像力も足りなかったと思う。
それは、分かってくれるはず、との思い込みがあったのか、こうと決めたら周りなどお構いなし、の性格だったからなのか? いずれにしろ、鞍馬の寺でその方面のトレーニングを積むことはなかったんだろう。
 本殿。
そのくせ、弁慶をはじめ、彼に命を預けるような者たちもあったのだから、人間的魅力も相当に持っていたんだろう。
頼朝にとって代わる気も、あったのかなかったのか、そのキャラクター、とにかく謎が多く、だからこそ興味が尽きない。
あ、だけど、美男だった、というのはどうも違うようですね。 今に伝わっている画を見ても「まあな」と思うけど。
 本殿のそばには「弁慶の力石」なんてのもある。
NS
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