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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
『ヨーカゾー、子供の感想文』

うれしいたよりが届いた。

このブログで4月に紹介した「ヨーカゾー」の紙芝居(*1)を見た小学生から
感想文が届いた。

genn1.jpg

「ヨーカゾーがこわくて、きょうの夜は寝られないです」

という、私が描いた絵が怖くて印象に残ったことを書いているのがほとんど
だけど、中には、

「ヨーカゾーを聞いて思ったことは、ぼくもくつをバラバラにはき捨てるから、
あの、のっぺらぼうが出たらやだから、これからはちゃんとやろうと
思いました」

「今日から くつもそろえる、パジャマもたたむようにします」

というように、物語の教訓が子どもたちに届いたのがうれしい。

genn2.jpg

しかも、原稿用紙の余白にヨーカゾーの絵を描いてくれた子が多く、
私が描いた絵のインパクトがあったことがうかがえた。

これも企画とパフォーマンスをしてくれた ゆうさんと、物語を作ってくれた
由比浜美鈴さんのおかげだと思う。ありがとうございました。


(*1)ヨーカゾーとは、
神奈川県大和市に伝わる昔話しで、草履や着物を脱ぎっぱなしにして散らかしてると、
一つ目小僧の“ヨーカゾー”が現れて、その家に災難を落とすというもの。子どもたちへの
教訓話しになっている。私は紙芝居の絵を担当した。

きしょう
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山ガールデビュー一周年
去年の11月に、金時山に登って、山ガールデビュウした私。
あれから大山、東京マラソン(これは、ウォーキング)、鍋割山と挑戦してきた。
そして一年後の同じ催しで高尾山に登った。
               鬮伜ーセ蝨ー蝗ウ_convert_20141126125334
高尾山は標高600m弱の山だが、晴天に恵まれ紅葉も素晴らしく鬮伜ーセ螻ア縺九i蟇悟」ォ螻ア繧胆convert_20141126125429
富士山も見ることができた。

60代男性が主要メンバーのこの会は、山を下りたあとの食事が贅沢!
今回も素晴らしい席が用意してあった。
場所は『うかい鳥山』、絶頂期の紅葉を愛でながら離れ仕様のお部屋でいただく食事は格別。
縺・°縺・コュ縺ッ縺ェ繧契convert_20141126125523

山歩きのあとで空腹なのも手伝って、それはそれは美味しい食事をいただいた。

それでも、鍋割山が35000歩なのに今回高尾山は17000歩~ うーん、もの足りない!!
やっぱり前回の金時山が天候が悪く富士山を見ていない私は、消化不良!!

で、この連休中に金時山をリベンジで目指すことにした。


その顛末はまた来週~



mar.


山女子必携 失敗しない山登り 山ガール先輩が登ってツカんだコツ71山女子必携 失敗しない山登り 山ガール先輩が登ってツカんだコツ71
(2011/06/30)
小林 千穂

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ナンシー!。
ナンシー関。

卓越した消しゴム版画家にして、唯一無二のコラムニスト。
ああ、彼女の凄さを語る言葉を持たないなんて、自分の表現力のなさがホトホト嫌になる。

それはそれとして、今日まで、だからいけない人多し、だとは思うが、渋谷パルコ パート1で開催されていた「顔面遊園地 ナンシー関 消しゴムの鬼」に行ってきた。

ホメあげたくせに、以前開催されたのは行ってなかったんだよな。
おかげで初めて見る、オリジナルの消しゴム版画の数々。

アッー、彫った跡ってこんなになってんだ、てな状態である。

展示のボリュームは思ったほどじゃなかったが、この夜確かに、スイッチが入った。
まずは出口の物販コーナーで「ナンシー関全ハンコ5147」を買ったのを手始めに、文庫本で手に入れていないのを探そう。

これまでに12冊持っているんだが、まだまだ結構あるようだ。
この先の楽しみがグンと増えたぜ。

※今日で終わりではあるが、イベントの情報はこちら


会場内で、ここだけ撮影可でした。表情も、脚の出し方も最高。

NS
『高倉健さん亡くなる』

日本映画の銀幕スター、高倉健さんが10日、癌で亡くなった。享年83歳。

健さんといえば「網走番外地」や「日本侠客伝」の任侠(にんきょう)シリーズ、
「宮本武蔵」(佐々木小次郎役)、「新幹線大爆破」。
東映を退社して「君よ憤怒の河を渉れ」「八甲田山」「幸福の黄色いハンカチ」
「野性の証明」、「ブラックレイン」「鉄道員(ぽっぽや)」などなど、観た映画は
いくらでもあげられる。

特に任侠シリーズでは、敵の嫌がらせに耐えに耐えて、いよいよ堪忍袋の
緒が切れて、雪の舞い散る中、敵のアジトに乗り込んでいく道行のシーンに
惚れて、シリーズひと通りを見通した記憶がある。

ところが、今、私がもう一度見たいと思うのは映画ではなく、2年前の2012年
にテレビ番組「SMAP×SMAP」に生出演した時の映像である。

それは6年ぶりの主演映画「あなたへ」の宣伝のために出演した時のこと。
SMAPにダメ出しをする姿を見て凍りついたのを覚えている。


高倉健と対談するとなったSMAPメンバーはいつもより緊張しているのが感じ
られた。しかも、それは生放送だから失敗はゆるされないという別の緊張感も
あった。

健さんとの対談がはじまり、会話に共通点を見出そうとした草なぎ剛がこう話し
かけた・・・

草なぎ「ぼく~、今度のアルバムで『唐獅子牡丹』を歌わせてもらったんですよ」

高倉健「(間があって)・・聴いたけど・・、あんまりうまくねぇな」 と一言。

意外な返答にスタジオがシーンとなる。
今までテレビでSMAP(またはジャニーズ)に批判的なことを言う人を見たこと
がなかったので「えっ?」と耳を疑った。(o_o)☆

当時、草なぎは「任侠ヘルパー」というドラマでヤクザを演じていたので、
妙な間を嫌って作り笑みをしながら話をつづけた。


草薙「(実はドラマで)健さんをマネしてます」 と言うと、

高倉健「(間があって)・・・役が合わないな」 とポツリ。

スタジオが完全に沈黙した。

テレビで初めてSMAPにダメ出しをした人がいたと鳥肌が立つ。

さらにドラマ話しのつながりから、香取慎吾が何を思ったのか

香取「セリフは、全部、撮影現場で済ませちゃいます」と悪びれずに言うと、

高倉健「・・・役者に向いてないんじゃないの? オレが企画部長だったら
     使わないな…」

とバッサリ。(*o*;)

スゲ~。
『こんな対談していいの?』と、いらぬ心配までしたが、
あいにく生放送だから、そのすべてが放送されてしまったのである。

それまで自分の心情を吐露する健さんのイメージがなかったので驚いたけれど、
健さんの言ったことはすべて正しいと思う。

今にして思うと、健さんは「SMAP×SMAP」がバラエティ番組として知ってて、
実は笑いをとるためのウケねらい半分に発言したのかもしれない。
例えば、最初に「あんまりうまくねぇな」と発言した時に、誰か、横で聞いて
た香取かスタッフが笑っていたら、スタジオも和んだに違いない。

健さんがそれまで見せたことのないリラックスした対談にしようとしたのか、
それとも芸能界や映画界に蔓延していた『馴れ合い』をたしなめたのか、
今となってはその真意を確認することはできない。

ご冥福をお祈りします。


<追 記>
その画像をもう一度見たいと思ってYouTubeを探したけど、他の俳優の対談は
あっても高倉健の回は一切無かった。アップした人がいたとしてもジャニーズ側
が削除したのかもしれない・・・。 (^_^A;)

きしょう
クリスマス・カラー。
今週に入ってから、ホント、めっきり寒くなってきた。

特に日が落ちると、空気は一気に暖かさを失う。
風邪をひかれぬよう、ご自愛ください。

先週の記事でおせちのことを書いたが、それよりは前に来る冬の風物詩、といえばクリスマス。

帰り道の途中にある花屋にも、名前は知らないが(ポインセチア、だったっけ?)クリスマスの時期によくみかける花がどっと並び始めた。

こうして、どんどん気持ちがクリスマスだ、年末だ、と追い込まれてくる。
何だかちょっと、せわしなくなってくる。

大丸東京、100周年だそうだ。
ショーウインドーのデザインが気に入ったから写真を撮ったんだが、このカラーリングはクリスマスですね。

これを見た人は何となく「クリスマスの買い物は大丸東京でしなくちゃ」と思うとか思わないとか。
わたしは特に、クリスマスだからって買うものはないんですがね。




NS
フランス・セダン紀行(その6)「展示と晩餐会」

fra61.jpg

フランス北部・セダンで行われた2014国際幻想芸術CIMERIA展。
わが日本チームの会場はセダン城の特設ギャラリーだった。

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うなぎの寝床のような細長い空間に日本のアーティスト20人の作品を
展示する。

fra63.jpg

作業は私を含めて今回参加したIFAA会員6名。
天井から下がっているチェーンに作品を飾っていく。
煉瓦の壁面に幻想絵画を展示し、観葉植物の緑もいい感じに配置した。

        *     *     *

展示が終わると、絵画展の成功を祈ってホテルのレストランで乾杯。

fra64.jpg

ここはアルデンヌ・シャンパーニュ地方なので、シャンパンで乾杯するのが
礼儀だろう。ということで、アペリティフ(食前酒)にポメリーのジャンボサイズボトル
(3リットル瓶!)を注文した。まわりのお客さんも驚いて振り返ってる。

fra65.jpg

カメラで撮ろうとしたら、ウエイターのおじさんが意識して緊張している。
見た目と違ってシャイだ。ウエイターのガタイが大きいので3リットルの
ジャンボボトルが普通サイズに見える。

fra610.jpg

ポメリーは雑味が無くてピュアな感じ。ほのかにリンゴの香りがあって
フルーティーだった。しかも、サイダー(泡)の勢いがよくてフレッシュだ。
日本でも売ってるけど、こっちの方が美味しいとワイン通の先輩は言っていた。

fra66.jpg

フランスのコース料理ではじめに出てくるのは『アミューズグール』と呼ぶ、
食欲を起こすためのスープと一口料理。

左のスープはカボチャと玉ねぎの冷製スープ。右はパプリカと魚介のムースが
乗ったカナッペ。どちらもしっかりとした味があってうまし。

fra67.jpg

前菜は魚料理。私はフォアグラのテリーヌを選んだ。
写真だと小さく感じるけど、厚みがあって充分満足いくもの。
テリーヌというと、日本のレストランだと透き通った煮こごり状の隙間が
あるけど、ここのはまったく隙間なくびっしりと詰まっている。
濃厚で超ウマイ! フランスに行ったら値段が高くてもフォアグラを
食べるべきだと思う。

黒いお皿の名前は忘れたけど、こちら産の溶岩プレート。
黒い皿に水色のソースという色彩感覚は“きもい”けど、
水色のソースにはミントが入ってて爽やかな味で、中央の粒々は岩塩だった。

fra68.jpg

メインの肉料理は鴨肉のクランベリーソースにした。
これまたしっかりした味わい。プチトマトはボイルドして暖かく甘みが
増していた。付け合せの黄色いペーストはマッシュポテト。けど、
クミンが入ってるのかカレー風味の香りがして美味しかった。

fra69.jpg

メインの後はフロマージュ(チーズ料理)。
フレンチって、メインの後にチーズが出るんだよね。
前回、ビールと一緒に食べたいので、前菜にチーズを持ってきてと注文したら
「ノン、ノン、チーズはメインの後だよ」とウエイターに注意されたことがある。

パンと一緒に焼いたチーズにハチミツがかかっていて美味しい。
カナッペと後に注文した赤ワインとの相性が良かった。このことを“マリアージュ”と
言うそうだ。幸~せ。

これだけ飲んで食べて、お会計はひとり61ユーロ。
日本円で8,357円。この味と満足度でこの値段は安いと思う。

フランスの酒と食の旅、滑り出しから大満足でした。

つづく

きしょう
交通=COMMUNICATION?
東京駅から日本橋に向かう途中、見慣れない銀行を見つけた。

「交通銀行」?

鉄道やバス、あるいはトラックなど、運輸業者向けの融資を中心業務にしている銀行なのか?
顧客が特殊なので、今まで知らなかったのか。



英語表記は「BANK OF COMMUNICATIONS」。
トラフィックでないところを見ると、運輸業者向け特化、ということはないようだ。

早速検索してみると、中国の銀行。
本店は上海にあり、中国五大銀行のひとつ、ということらしい。

中国語で「交通」を引いてみると、日本同様の意味のほか、たしかにコミュニケーション的な意味合いもあるようだ。

経済的にも世界の中で大きな存在感を示している中国。
いずれ横浜でも、見るようになるのかもしれない。

FullSizeReffnder.jpg


交通銀行東京支店


NS
日映の栄華期
あいかわらず小さな画像にて失礼。←誰か教えて!!
石鹸ソープレスソープ

ロケも終わって脱力状態の社内の洗濯物を片付けていたら、
日映科学映画製作所の繁栄期をご存知である、生き字引の飯田さんがふらっと来社。

会社の古い資料を届けてくださった。
創業時からのパンフレットなどの印刷物だ。

洗濯ものを整理してたせいか、昭和28年の『せんたく』そして、『ソープレスソープ』が目に止まった。
パンフレットにはスタッフの名前もある。
脚本はどちらも中村麟子さんだ。

以前から題名がわかり易いし、生活の様子が見られると考えて是非観てみたいと思っていた作品だ。
あいにくフィルムは社内には見当たらなかった。
戻ってきた資料を見てみたら、リストを作った時代にすでに社内に無かったらしい。
残念!!
中央区銀座西8丁目に社屋があった時代に作られた自社作品のパンフレットには、
昭和28年のブルーリボン日本映画文化賞を弊社がいただいたとある。
しかもこの賞の第三回目の受賞であり、第二回は、『羅生門』で大映が、
そして第一回は『カルメン』で松竹が受賞したとある。

第三回は、日映科学映画製作所が『結核の生態』『せんたく』『火と炎』の一連の作品で頂いた、名誉ある賞。

映像制作の草分け的な会社だったわけだ。
栄枯盛衰。
技術革新の著しい発展のおかげで、映像化はもはやプロの腕を必要としないらしい。

これらの映画フィルムの当時の販売価格が記載されていた。
その額は、、、16ミリ668尺 上映時間19分 頒布価格32000円也


mar.


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珈琲はお好き?
白楽の六角橋商店街。

すれ違うと肩が触れそうな細い通りの両側に、小さな間口の店がびっしり並ぶ屋根付きのアーケード街。
いわゆる「昭和」なムウドの商店街、と言ってもいい。

いっとき、白楽に通っていたこともあったくせに、この商店街のこと、ほとんど記憶にない。
ここ数年?懐かしの商店街、ってことでメディアに取り上げられる機会も増え、それを見て「こんなだったっけ?」などと知ったていたらくである。

今では、以前よりも近くなった白楽。
横浜ウォーキングポイントに参加してることもあるし、とある休日、ここをゴールに歩いてみることにした。

東横フラワー緑道のおかげで、横浜から反町までの道のりが全然ラクになった。
もちろん、以前の急勾配を越えていく、のも足腰に大変いいのだが、より気軽に歩ける、という点でマル。

反町・東神奈川の辺りは、なぜだか結構なラーメン激戦区になっている。
ふだんはあまり食べないラーメンだが、たまにはいいだろう。

食後、腹ごなしも兼ねつつゆっくりペースで歩き続ける。
東白楽を過ぎて路地に入り、くねくね適当に進んでいくとやがて白楽に出た。

目当ての六角橋商店街のアーケードに入り、今日のゴール「珈琲文明」を探す。
「ぶらり途中下車」で林家たい平が、「孤独のグルメ」で井之頭五郎がコーヒーを味わった喫茶店である。
だから行ってみたかった、というのもあるんだけど。

ドアを開けて店に入ると、「お時間かかりますがよろしいですか?」とマスターから声をかけられる。
もちろん全然OK。
2階でのんびり待たせてもらうことにする。

壁の腰張り、床、大きなカウンター、テーブルにイス、ウッディな内装はシック。

どれだけ待ったか忘れたころに、サイフォンで淹れたコーヒーはそのままで供される。
定番という文明ブレンドは、酸味の利いたテイスト。

元々そんなに明るくない店内は、しばらくすると暗さが増して、天井に星がまたたき出す。
プラネタリウム、ってほどじゃないが、なかなかいい感じ。

1時間ほどくつろいでから、帰りは電車で。
次はマイルドなコーヒーを頼んでみたいと思う。




NS
おそるべし
千葉県船橋でのロケに出かけていて、社内にひとり留守番な私。
身辺整理など、するべきことはいっぱいなはずなのに、電話とメールで午前中を終わろうとしている。

そこに、いつもお世話になっている科学映像館の久米川さんから電話が、、、
とても意欲的な精神の持ち主であられる久米川先生は、ソーシャルネットワーク(SNS)を駆使して、
科学映像館の周知に努力しておられる。

そのFACEBOOKでのお友達の数といったら半端ない。
私もご指南頂いたが、自分の存在を知って欲しいとあんまり思っていないのか、
どうしても積極的になれない。

ごめんなさい。
手持ちの人間関係で手いっぱいなのかも、社会性が足りないのかも?

やっぱり、久米川さんは凄い人です。
去年、受勲されたほど本業の業績がありながら、どんどん新しいことに挑戦するその熱意は
記録映像を残すという使命感からなのですね。

そんな中、電話で連絡があったIMAGICAから荷物が届いた。ジャッキアップリグ


タイトルは「ジャッキアップリグ」中国語版英語版もある。
ところが、社内の記録には一切出てこない、初めて目にする題名なのだ。

日映科学 藤田プロと缶の表面に記載がある。しかも肉筆だ。
制作年も、クライアントも解らない。

こんなふうに映像は未だ残っていて、制作会社に戻ってくるものもあります。
でもどんな価値があるのかまでは解らない。
私にできることは過去の膨大な資料を捲って手がかりを見つけることかも。


久米川さんは、周知のための発信を続けておねがいします。


mar.


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もう、いくつ寝ると。
11月に入ってもそれほど寒い、という感もなく、今年はちょっと秋が長い、そんな印象を持っていた。

それでもようやく、そこかしこにヒンヤリと冬の気配を感じるようになって、仕方ないけどキライな季節がやって来るのですね。

ちなみにデパートでは、冬が来るどころかお正月が、要はもう年を越してしまったようだ…っておせちのことなんですけどね。

横浜そごうのデパ地下でも大きなスペースを取って、ドーンとおせちコーナーが展開中。

量や品数が多いと高い、というのはわかりやすいが、こじんまりとしているのに「エッ、こんな値段?」なんてのもある。食材とか、調理法とか、理由はいろいろあるのでしょう。

これだけバラエティに富んだ品揃え、ってことは、結構売れているのでしょうか。
そりゃ作らなくなったよな。元旦からスーパーがやっている時代なんだから。ウチでも作らないし。

自分の好きなモノだけ入れてもらう、オーダーおせち、なんてのがあったら少しは食指が動く気もする。そんなことやってられないか。


色も形もとりどりの具がいっぱいに詰まって、ホント玉手箱のよう。


NS
フランス・セダン紀行(その5)『セダン城』

・・・ようやくセダン駅に着いた。

fra51.jpg

ところが駅前は閑散としててお店も1軒だけ。
歩いている人も少ない。

日本のように流しのタクシーが無いので、ホテルに電話して呼んでもらった。

fra52.jpg

聞いた話によると、ここセダンは、車の型に“セダン”とあるように、
この町でセダン型ができたそうだ。

タクシーは30分近く待って、やっときた。
この時間の“ゆるさ”がフランスらしい。

fra53.jpg

駅から車で10分ほど、小高い丘の上に見えてきたのはセダン城。

ここセダン城は、1870年、ナポレオン3世がプロイセン軍(その後のドイツ)に
包囲されて降伏した場所としての歴史があるそうだ。

fra54.jpg

周囲は高い城壁で囲まれていて、2つの門から中へ入る。
ところどころに戦火の跡が残っていて、中世からかわらないその姿を見せている。

現在のセダン城は、歴史博物館、私たちが展示するギャラリー、そして
ホテル「シャトー・ホール」となっている。
当然、私もこのお城のホテルに3泊するのだ。
ホテルは4つ星のため、設備もクリーンでサービスもよかった。

fra55.jpg

ほら、トイレのプレートも中世の王と王妃(?)になっている。

fra56.jpg

私はツインルームに一人で泊まった。 贅沢でしょ。

部屋の外側の壁は城のレンガそのまま。

それと、理由はわからないが窓が床(下の方)についている。
事故防止か飛び降り防止なのか鉄柵でがっちり囲まれていた。

fra57.jpg

上は窓から見た景色。
城の中庭が駐車場になっている。

まるで中世に迷い込んだような幻想的な場所。
ここで国際幻想芸術展が行われ、自分もそこに参加するなんて
まるで夢のようだ。

つづく

きしょう

フランス・セダン紀行(その4)『世界の車窓から』

展覧会場はフランス北部、ベルギーとの国境沿いにあるセダンという田舎町。

fra40.jpg

パリから北東に約230キロ。
日本でいうと東京から静岡を越えて掛川ぐらいだろうか。そのためパリから
電車を乗り継ぎ2時間かけて行くことになった。

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まず北東部に向かう列車が集まるエスト駅に行き、
TGV(テー・ジェー・ベー)に乗ってReims(ランス)まで行く。

fra42.jpg

TGVは日本の新幹線と同じ超特急。
私は鉄道マニアではないけれど、一度乗って見たかった。

車内は真中の通路を挟んで2人がけシートが2つあり、新幹線より狭い。
レール幅は新幹線と同じ1,435mmで、日本では“広軌(こうき)”と呼ばれるが、
これが世界標準軌間だそうだ。ただ、ローカル線と同じレール上を走るため、
ホームの幅に合わせて車体が狭くなってしまうらしい。

fra44.jpg

パリ市街を離れると、とたんに田園風景になる。
写真に写ってるのは放牧中の羊たち。牛も多かった。
高い山は無く、地平線まで見渡せる農村風景は北海道を思わせる。
流れる車窓を眺めていると、「世界の車窓から」を思い出す。

fra45.jpg

Reims(ランス)でローカル線TERに乗り換える。
天井が高くてカラフルな電車だ。

fra46.jpg

乗ってすぐに気が付いたのは、窓上についているフック。
コートをかけるには太くて頑丈にできているが・・・、


 ここで “クエスチョン!”


 このフックは、何を掛けるのでしょうか?

 “不思議ハッケン!”




fra47.jpg

 答えは・・・、

  自転車を掛けるフックでした。


通勤、通学で使う自転車を乗せられるなんて、さすがツールドフランスの国だと思う。

残念ながら私が乗ってる間は自転車を掛けてる人はいなかった。

ちなみに、自転車料金は特に無くて、通常の運賃でいいそうです。

つづく

『フランス・セダン紀行(その3)』
パリでの一泊目はセーヌ川の左岸、オルセー美術館から徒歩2分の
「Quai V0ltaire(ケ・ボルテール)」だ。

fra31.jpg

大きなホテルではないがその歴史は古く、1780年に修道院として建設され、
1851年に現在のホテルとして改装されたそうだ。

fra31b.jpg

ホテルのロビー。

ロビーには過去に滞在した有名人の写真が飾れている。

fra32.jpg

有名人といっても、そこらのへなちょこタレントではない。
上の写真は詩人のボード・レール。

他に作曲家のワーグナーやシベリウス、そして、劇作家のオスカーワイルドもいた。
聞くところによると、ワーグナーはここで滞在中に「ニュールンベルグのマイスター
ジンガー」を作曲したり、ボードレールは「悪の華」を書いたそうだ。

fra34.jpg

私が泊まった部屋は4階のシングルルーム。
暖色系の落ち着いた色合いで掃除も行き届いてて満足。
ただ、床板がきしむのと、浴槽がなくて電話ボックスのようなシャワーだけ
というのがちょっと残念だった。

fra35.jpg

ちょっと散歩すればサンジェルマンデュプレに行ける。
パリの街はオスマン様式の建物が並び、どこを切り取っても絵になる。

fra36.jpg

ここはホテル近くの画材屋「SENNELIER(セヌリエ)」。
120年の歴史があり、ピカソもここで絵の具を買ったそうだ。

fra37.jpg

「ここ、写真撮ってもいいのかな?」

店に入ると仲間が私にそうつぶやいたら、フランス人の店員さんが

「写真、いいですよ」と日本語で答えてくれた。
突然だったので驚いたが、おかげで ふっと和んだ。

画材屋は絵の具とキャンバスの匂いが漂っていて心が落ち着く。
日本でも売っている画材もあれば初めて見るものもあって、
つい長居してしまいそうだ。

つづく

きしょう

撮影準備
6作目(ということは、あれから6年以上の歳月が流れた?)となる下水道施設管理業協会企画
の安全管理ビデオ、その役者さんによる演技をロケで撮影する日程が迫る中、

私が係わるお仕事、、、衣装の準備。

さて、と思ったら、宅急便が2箱も届いた。   ヘルメットと管理協の制服が入っている。
グッドタイミング♡

今回は、シリーズ番外編で、東日本大震災の経験から、ライフラインを守る仕事である施設管理の
対応マニュアルをまとめたものとなるらしい。

まず、役者さんの身体サイズを確認。
それぞれの所属事務所から送られてきた資料に目を通す。
へえぇ、、、今回の主要演者はテレビでよく見る人だ。171cm72kg靴は26cm

制服はそこそこ揃っているが、毎回悩むのが、靴、、、安全靴。
今回は女優さんは起用しないので、少しホットした。

さて始めるとしましょ。

mar.


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オツな眠気覚まし。
江戸東京博物館に、久しぶりに行った。

目当ては「モダン都市 銀座の記憶」。
カメラマン師岡宏次が50年に渡り撮り続けた写真で、銀座の半世紀が俯瞰できるステキな企画展だ。

今となっては、東京の繁華街も渋谷だ、新宿だ、池袋だ、あるいは吉祥寺だ、数多いが、50年前ともなれば、銀座・上野・浅草…数えるほどしかなかったろう。

さてその前に、横浜で昼メシを済ませ、電車に揺られて、両国に着いたころにはどんよりと眠気が…

このまま企画展に入っても集中できそうにないし、眠気覚ましにコーヒーでも飲もうか、と館内を物色するとあったあった。

緑茶処 両国茶ら良(さらら)。
コーヒーよりも緑茶ならなお可、というもんだ。
緑茶単体よりも、御団子セットの方がCPが高いのでそっちに。

最初の1杯を飲み終わっても、ポットの中にはまだ2杯分。
御団子を平らげ、お茶を飲み終わる頃には、すっかり眠気は消えていた。

おかげでバッチリ企画展を堪能しましたとさ。


☆江戸東京博物館・企画展「モダン都市 銀座の記憶」はこちら




NS