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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
今日(2/29)、横浜で雪が降った。

電車は遅れるし 道路ではスリップ事故が起きている。
こんな日は会社を休んで 猫のようにこたつで丸くなっていたいものだ。


yuki1.jpg

会社の窓から外をパチリ。

yuki3.jpg

これでは公園のチューリップも開花がおくれそうだ。

yuki2.jpg

ひええ、また雪が降ってきた。

こんな雪の日に 何かイイ事ないかな?

と思ったら、


・・・ブログがひとつ書けたので助かった。 ←ブログのネタ切れ

きしょう
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電車は赤い。
電車ってみんな赤いものだと、子どもの頃は思っていた…なんてウソです。

それはそれとして、小学校に上がってから30代半ばまで通学に、通勤にと使っていたのが赤い電車だったので、ひとしおの愛着がある。

一時期相鉄沿線住民だったこともあるが、常に赤い電車の方が上だ!と言い張ってはカーチャンのひんしゅくを買っていたものだ。

いつだったか、相鉄で向かいに座っていた20代の女性が「京急のイスの方がクッション効いてるよね」と相方に言っているのを耳にして、わが意を得たり、と思ったこともある。

今では実家に帰るふた月に一度くらいしか乗らなくなってしまったが、その度にホッとするんである。
他のどの電車より、馴染んでいる感じがする。
ま、偏愛なんですけどね。

とにもかくにも、やっぱり電車は赤いんである。


京急1000系
京急(新)1000系。新逗子駅にて。


NS
ヒューマン なぜ人間になれたのか
本ブログでも一度取り上げたNHKスペシャル「ヒューマン なぜ人間になれたのか」が昨夜の放送で完結した。
そのタイトルは「第4集 そしてお金が生まれた」。

人間がなぜ、他の動物たちと袂を分かち、集団で助け合う「社会」を築き、工夫とアイデアで目覚ましい発展の道を歩めたのか。最新の研究成果に基づき、そのナゾへの答えを見せてくれたこのシリーズには、知的好奇心を大いに刺激させられた。

最終回では、平等に分かち合うことがすべてだった社会に「お金」が生まれたことで、モノとモノとの交換が活発になり、様々な職種の専業者が生まれ、「もっとお金を!」とモチベーションの向上が技術を進歩させる…と、爆発的に人口が増加することになった原動力が「お金」だったことを解き明かす。

「お金」を作れば、未来はこうなっていくだろう…
お金というシステムを初めて作った人は、そんなことは考えなかっただろう。

わたしの魚とあなたの木の実を交換するのに、便利で信頼できる物差しが欲しかっただけかもしれない。
でもそれは、6,000年後の今、世界中を覆い尽くし、それがなくては生きていけないものになってしまった。

世界の人口は現在70億超。
2050年には100億に届かんとする勢いだ…

ふと番組とは別のことがアタマに浮かんだ。
このまま人口が増え続けたらとうなるのか?

限界を超えたところには、破綻がやってくるのは想像に難くない。
それを人間は防ぐことが出来るのか?知恵と技術で乗り越えていけるのか?
そうだ、きっとそのはずだ!とノー天気には思えない。

人間は動物とは違う、と私たちは思っている。
でも、宇宙的な視点から見下ろせばどう映るのか?

かなりユニークなヤツらで、他を圧するおっそろしい勢いで増えたが、増えすぎて制御不能になり、運命に身を任せるしかない…結局は多少知恵ある動物だったということではなかろうか。

未来予測が出来る唯一の?動物・人間の将来に光あるべく、今のわたしに出来ることは…節電くらい?
皆さんもぜひ、人間の今とその行く末に思いを馳せてみてください。


ヒューマン なぜ人間になれたのか~公式サイト
http://www.nhk.or.jp/special/onair/120226.html


NS
今はむかし。
古い資料のデジタル化の仕事をすることになった。

が、しかし今を去ること40年も前の8㎜ビデオテープは、会社内の機器では観ることができない。

そうだ!家に在る!!

とういわけで捜しました、ありました。


私の父が写真や新しい物(その当時は新しかった)が好きで使っていた物である。

私がまだ娘だったころ、旅行(殆どがスキー旅行だった。)に行くと父が先回りをして、撮ってくれた。

不慣れな私たちはカメラを向けられると、静止してしまい、監督さながらの父は大声でダメだしをしていた。

今思えば微笑ましい光景だが、当時思春期の私と兄はわざと後ろ向きに歩いたりして、監督を怒らせた。

今日34才の誕生日を迎えた私の長女が小さいときは、8㎜で撮ったものを日本に居る父母のもとへ

送ったりもした。

初孫の成長を父は8㎜ビデオを操作しながら確認していたわけだ。

その父も他界してもう28年が過ぎた。

今年の夏に企画している母の米寿の祝いの席で、昔の8㎜に残っている今は昔の映像を楽しむことにしよう。


mar.

ビデオジャーナリズム入門―8ミリビデオがメディアをかえるビデオジャーナリズム入門―8ミリビデオがメディアをかえる
(1996/01)
不明

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にしんそば
立ち食いは別として、大抵の蕎麦店のメニューに『にしんそば』と『おかめそば』がある。
(冬季限定が多い)。でも、値段が高いからか、関東では注文する人をあまり見たことが
ない。

しかし、私は大好きで、冬になると、この温かい2つのそばが食べたくなる。

雨が降る今日、近くの蕎麦店で「にしんそば」(*1)を注文した。

nisin.jpg
写真は関内の蕎麦店 寿々喜

「にしんそば」は写真の通り、蕎麦の上に『みがきニシン』の甘露煮が載っている。
甘露煮になったニシンはやわらかく、箸ではさむとポロッとこぼれるように身がほぐれる。
その甘辛味とお蕎麦のつゆが相まって、香り良く品のいいお蕎麦である。
私は甘辛のニシンにピリリと辛いカイワレダイコンとともに食べるのが好きだ。

上に載ってるニシンの事を 『みがきニシン』と呼ばれているが、私は子どもの頃、耳で
聞いて覚えたので、漢字では『磨きニシン』と書くと思っていた。

だって、おそばに載ってるニシンって、黒くてツヤツヤ光ってて、まるで磨いたような感
じを受けたからだ。そしたら、ある時、『磨きニシン』ではなく『身欠きニシン』が正しい
と知って大笑いした。

頭と尻尾がない身だけのものを『身欠きニシン』というそうだ。それを甘辛のおつゆで煮
込んで作ったものを蕎麦に載せたのが「にしんそば」である。

ずっと『磨きニシン』だと思ってたので、時々身がやわらかいニシンが来ると、
「ここのニシンは磨きが足りないなあ」なんて思っていた。(笑)
思いこみって恥ずかしいですね。


「にしんそば」は、海を持たない京都にもたらされた貴重な魚類の保存食であるニシンを
使った古くから庶民に親しまれている冬の味覚です。

まだ食べたことがない人は、試しにどうぞ。


次回は「おかめそば」を紹介します。


*1
「にしんそば」の発祥は150年の歴史がある京都の「松葉」とされている。
冷凍や冷蔵の技術も輸送もなかった江戸時代、北海道で水揚げされたニシンは乾燥品として
身欠きニシンに加工され、北前船などの海路で本州に運ばれ、長期保存が可能な海産物とし
て重宝されていた。それを、明治時代の冬寒い京都で、北海道から輸送された身欠きニシン
を使って作られたのがはじまりのようです。


きしょう

身欠きにしん1箱(約500g)身欠きにしん1箱(約500g)
()
函館酒の肴や

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灯りを点けましょ。
昨年の半ば過ぎに開店した、まだ新しい花屋さんのウインドーの中に、立派なヒナ飾りが現れた。

特に夜は、暗い夜道からガラス張りの店内がよく目につき、ヒナ飾りもひときわ美しい。
外側のガラスに面して置かれているこのヒナ飾り、明らかに通りをゆく人の目を楽しませるためのものだろう。

この心遣いがうれしいじゃないですか。

ヒナ飾りも花屋さんのナイスな心遣いも、厳しい寒さと世相のこの冬にあって、ポッと心に灯りを点してくれた。
大いに拍手、そしてどうもありがとう。


ヒナ飾り
ぜひ夜にみていただきたい。


NS


ビアバーの1周年記念パーティー
会社のすぐとなりにあって、めずらしい地ビールを飲ませてくれる麦酒bar
「ジャンバール(JAN BAR)」の開店1周年記念パーティーがあった。

janb3.jpg

この日は写真のように9種類の樽生ビールが飲み放題。

おいしい地ビールからイギリスもの、ベルギービールもあって、すべて飲み放題ですよ!
ビール好きにとって天国ですなこれは。 ここは気持ちよく“放題”されましょう。

ということで、

まずはストロングボウというイギリスの『サイダー』からスタート。
サイダーといってもソーダ水ではない。りんごで作られたお酒。日本でこれが飲めるのは
めずらしく、スパークリングワインのような軽いテイスト。これで乾杯して、ベアードの
沼津ラガーして赤ぶどうエールへと、片っ端から注文していった。

ある女性が沼津ラガー(ぬまづラガー)を注文した時に『ウマヅラー』と聞こえたことから
店は盛り上がり、この日はみんな『ウマヅラー』と注文するのが流行る。


janb1.jpg

みなさん初対面だけど気のいい人ばかりなので、すぐにうち解けた。
もう、そうなったら飲めやさわげとなる。私も年甲斐もなくはしゃいでしまった。
調子づいて~もう~(br じゃじゃ馬のばあちゃん)

janb2.jpg

どんどん集まってきて狭い店にすし詰め状態。

途中から若い子たちと一緒になって“テキーラ・タイム”などと言って、みんなでテキーラ
をグイッと飲んでまった。何杯呑んだかわからない。 ←バカだね。
店を出てから帰りの記憶がなく、翌日はスケジュール通り1日寝て過ごした。


ま、それは想定内だからいいんだけど、

実は、お客さんには近所の看護婦たちも来てて大盛り上がり。
仲良くなったのはいいんだけど、私の名前が難しいらしく、“お父さん”と呼ばれる始末。

“お父さん”?  これはまったくの想定外だ。 |(*o*)|  

・・・たぶん、親しみを込めてそう呼んでくれたのかもしれないが、何だか妙な感じ。


まだ“おじさん”と呼ばれた方が慣れてるっつうの。

でも、頼られる感じが心地よくもあり、この日はお父さんで通したが、ボディブローのよ
うに後になって身に応えてきた。


何だかなあ・・・。

私も歳からすると二十歳ぐらいの娘がいてもいい歳だし。


そうか、“お父さん”か・・・。


  (-o-;) はあ


翌日はそれほど酔いはひどくなかったけど、元気が出ずに1日寝てた。


関内 BIERE CAVE JAN BAR -(ジャンバール)
http://jan-bar.com/index.html

きしょう
フェルメールからのラブレター展
タダ券をいただいたという幸運もあって、渋谷はBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「フェルメールからのラブレター展」を見物に行った。

フェルメールは現存する作品が少ないことでも知られるが、今般の展覧会のウリは公式ウェブサイトによるとこう。

「門外不出!アムステルダム国立美術館所蔵≪手紙を読む青衣の女≫修復後世界初公開 そして 日本初上陸!そして、フェルメール作 ≪手紙を書く女≫、≪手紙を書く女と召使い≫の再来日により、フェルメールの珠玉の手紙3作品が一堂に会する。」

オランダに行かなければ観れなかった作品をこの目で!
しかも修復され往事の美しさを取り戻した姿が!!

…でも、3枚だけ。フェルメール。
残りは同時期のオランダ風俗画が並んでいる。

大切なのは量じゃない。
恐らく生きているウチに二度と拝めないであろう3つの絵を、しっかと睨んできた。

手紙。
17世紀を日本に当てれば江戸時代の初期だ。
当時最新のコミュニケーション・ツールであったそれは、今やメールに置き換えられカタチを失った。

手紙、と聞いて思い出すことがある。
イングリッド・バーグマンの伝記を読んだ折、書中に収められている彼女の手紙に大いに感銘を受けた。

別れた夫に、離れている娘に、やがて結婚するロベルト・ロッセリーニに宛てて書かれた手紙に現れていたのは、血と肉を伴った、この上なくリアルなバーグマンだった。

手紙を書く、というプロセスを思い起こしてみよう。
まず書く内容を、感情を整理し、ペンと紙と封筒を用意し、考え考えしつつしたため、何度も読み返し、場合により書き直し、ようやく区切りのついたところで封をして、ポストまで足を運び、投函する。

実に手間に満ちた行為だ。
サッと胸元からスマホを取り出し、画面をタッチしてメーラーを立ち上げ、テキストを打って送信ボタンをプッシュ、というのとエラい違いだ。

手間のかかる行為だったからこそ、それを受け取った時の喜びや重みを感じるのだろうし、そう考えると、手紙とEメールは、似て非なるものなんだな、という気にもなる。

ひょっとすると、メールしか知らない世代がこれらの絵を見た時、40代のわたしとはまったく違う印象を持つのかもしれない。


※「フェルメールからのラブレター展」は3月14日まで開催中です。
興味のある方もない方も、ぜひ。
http://vermeer-message.com/


フェルメールからのラブレター展


NS
CP+見物記 -後編-
さてCP+見物記、後編です。

この手のイベント、ちょっと前なら「見本市」なんて言葉もあったように、新製品にいち早く触れる!あるいはこの場でヴェールを脱ぐのは何か!という楽しみ方がある。

その点では今回、ちょっと物足りない、と言えるかもしれない。
この場で初登場、というモデルも特になかったようだし。

それでも、オリンパスのOM-Dや富士フイルムのX-Pro1など、ちまたで注目のニューモデルは触るにも何十分待ち、だとかなっていたが、わたしはその手はすべてパス。

ま、元々相当に偏ったファンなので、ハードメーカーは今自分が使っているソニーとリコーだけ見て、後はアクセサリーメーカーのブースを覗く、というスタイルだから大して影響もなかった…わけではなく、ソニーでもリコーでも「参りました」と心の中でアタマを下げて、すぐに金策と言い訳の検討を始めたくなるようなモデルが見られたならそれに越したことはない。


ソニーブース
会場に入ってすぐにソニーブース。個人的にこれは好都合。


NEX7
ミラーレス一眼・NEX-7の輪切り?


でもね、あったんですよ。いいのが。
リコーも今やペンタックスを傘下に収めて「ペンタックスリコーイメージング株式会社」をスタートさせたのは記憶にまだ新しい…と言うか昨年のハナシ。

さあそこで、ペンタックスの陣営からラインナップに加わったマイクロ一眼「PENTAX Q」にわが心は大いに揺さぶられた、というわけ。


PENTAX Q
ペンタックスQ。左は発売予定の高倍率ズーム。


昨年9月のデビュー以来、デザインもそう好きではないし、てんで眼中になかったんだが、何の気なしに手にしたその質感…マグネシウムボディのヒンヤリカッチリの感触にノックアウト。

センサーサイズはコンパクトデジカメと同等というし、過度な期待は出来ないかもしれないが、精密極まりないオモチャ、としての魅力はなかなかのもの。

じゃ買うか、と言ってもソニーの7番も欲しいし、動画でカチカチいわなくなったらそもそも5番を買うはずだったし…と、悩みの種は尽きない。

来年のCP+、今度はどんなカメラを下げて行くことになるのだろうか?


激写
でも一番人気はオネーチャンなのであった。


NS

ALWAYS三丁目の夕日'64
シリーズ第3作目をピッタリ世代の私は楽しみにしていた。

とにかく観なくっちゃの思いで「すいてるかも~」と思ったが、近くの映画館で検索したら、

開始があと30分後に迫っていた。

当然お高い3Dは遠慮して2Dでと思うとこの時間は逃せない。

で、PC予約をして行った。正解!熟年組みで満席でした。

期待通り東京五輪を知って居る世代には、懐かしい場面や、爆笑してしまうシーン

がちりばめられていて納得の一作でした。堤真一のステテコ姿、、、いいなぁ。


でもね、映画としてどうなの?っと自問してみた。

ストーリーは簡単単純すぎて覚えていないくらい。

3Dを意識した鳥瞰的な場面が多く、ちょっと3Dで観てみたい気はする。

役者は、吉岡さん、小雪さん、堤さん、薬師丸さんがやっているわけで、感情移入もできない。

これって私たち世代を見くびりすぎてないかってちょっぴり悲しくなった。


寅さんでも、つりバカでもお決まりの展開があるわけで、

「これでいいのだ」といえばいいんだろうな。

やっぱり私、WOWOWプライムでCSIやらクリミナルマインド観て殺人事件を追いかけていたいかも。


mar.


クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪 シーズン2 コンパクト BOX [DVD]クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪 シーズン2 コンパクト BOX [DVD]
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マンディ・パティンキン、トーマス・ギブソン 他

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女優、三千恵子さん亡くなる
女優、三千恵子さんが亡くなられました。

私は映画「男はつらいよ」の大ファンで、ドラマ「パパと呼ばないで」の大ファンでもあ
ります。その両方に出演して、下町の気のいいおばちゃん役(あえて“おばちゃん”と書
きます)を好演し、私たちを楽しませてくれました。

寅さんや右京さんが間違いを起こした時、真っ先におばちゃんが怒り(おこり)、
寅さんや右京さんが悲しんでいたら、いっしょになって涙を流して泣いてくれて、やさし
くフォローしてくれる。そんな心優しい庶民的お母さんの代表でした。


何の縁でしょうか、偶然ですが、今、私はその大好きな「男はつらいよ」と「パパと呼
ばないで」に出演した方と一緒にYamato50という市民団体で活動しています。

勝手な思いではありますが、その大友人のふたりの共通点は、おばちゃんです。

三千恵子さん、お疲れさまでした。

そして楽しい作品をありがとうございました。

ご冥福をお祈りします。


きしょう
パリのカワイイもの(フランス旅行記)
『カワイイ』という言葉は若い娘を中心に世界的に使われているらしい。
パリの街を歩いて『カワイイもの』、流行は何かと歩いてみた。

したら、雑貨店やみやげもの店で多く見かけたのが写真の『こけし』。

kawaii1B.jpg

一緒にグループ展に参加してる仲間も不思議がっていた。「あのコケシは何?」って。
それほどあちこちで見られるものだった。

でも、日本人の私も仲間も見たことがないし、何だか純粋に日本製ではないように思える。
この国籍不明の「こけし」の正体は何だっ?!

と、帰ってきてネットであれこれ調べてみたら、ようやくわかりました。

あのコケシは、オーストラリアの“Kimmidoll(キミドール)”という会社の『Kokeshi』
という、ネーミングはそのままの商品で、パリでは2、3年前からジャパニーズブームに
便乗して売られるようになったそうだ。しかも、それなりに人気があるようだ。


kawaii2.jpg

同じく上の写真の「女の子のキャラクター」もそう。

これ、本屋、特に文具店で多く見かけ、日本のキャラクター風の女の子。
文房具のキャラクターとして、ノートやえんぴつ、消しゴム、ポストカードなど、いっぱい
目につく。誰これ、オレたち日本人からすると全然カワイくないんだけど。

この大したことのない絵が、あちこちで目につくもんだから、だんだんむかついてきた。 (^_^;)

日本の文化が海外に広まるのは嬉しいことだけど、変に真似されたものがうけると心境は複雑だ。


kawaii3.jpg

さて、話しはガラッと変わって、フランスといえばスイーツでしょ。
上の写真は通りのお菓子店さん。

パリの街にはいっぱい菓子店があって、宝石のようなスイーツがたくさん並んでる。
見ているだけで幸せになってくるし、ぜ~んぶ、食べてみたい。

私が行ったのが10月下旬で、ちょうどハロウィンの時期だったので、下の写真のよう
な幽霊のお菓子が並んでいた。

たぶんホワイトチョコレートでできてると思うんだけど。
これ、カワイイでしょ。

kawaii4.jpg

写真撮っただけで満足して、買うのを忘れてしまった。バカだね。(後悔)

ちなみに、マカロンは食べたけど、甘過ぎてダメ!(*_*) 一個で充分だった。


きしょう
CP+見物記 -前編-
せっかくの祝日なのに土曜なので振り替え休日もなくただソンしただけの11日(長い!それだけウラみは強いのだ)、カメラと写真映像の情報発信イベント「CP+」に行ってきた。

去年の同イベントの際は、あまりの寒さに新高島からみなとみらいの一駅だけ電車に乗らずにはいられなかったらしい(本人まったく覚えていなかった)のだが、今年は寒いにゃ寒いが、日差しもあってまあ何とか、だったんである。

平日なのにスゴイ人出!なんて聞いていたから少々ビビっていたものの、入場規制があるわけでなし、十分想定内の様相。そうは言っても十二分に混雑していたんだけど。
主催者の報告によると、この日の来場者は22,000人を超え、4日間の期間中最高だったとのこと。


会場入口
ウェルカムゲート


トータルの来場者数でも3割増し、というから、この面からだけ見れば大成功、と言っていいのだろうか。
イベントが定着し知名度が上がったことや、各社からのリリースが相次ぐデジタル一眼の人気がその要因?
しかし出展社の数では99→88と減っている、なんて聞くと、不景気の影を感じずにはおれない。


会場風景
改めて見れば結構人がいたかも

このCP+。各メーカーのブースで様々なモデルをチェックするのが最大の興味には違いないが、
来場者ウォッチングもまた楽し、で、「あ、オレとおなじNEXの古いヤツだ」とか、「GR持ってるヤツはあんまりいないな…」とか、はたまたNEX持ってるヤツでもレンズは何を付けてるのかな?などと落ち着かなくキョロキョロやってるのもいいものだ。


…と言うわけで続きは後編で。


NS
うれしいお便り
世界遺産登録が決定して約半年、雪に閉ざされた中尊寺を訪れた方から、

『よみがえる金色堂』の注文をいただいた。

図書館向けには、徐々に売上を伸ばし毎週何件かの注文をいただくようになった。

でもやっぱり、個人のかたが探し当ててお電話だったりメールだったりの注文をいただくのは、

とてもうれしい。

殆どの方は、実際に中尊寺を訪れて現地ではゆっくり鑑賞できなかったので購入を考えてくださったという。

残念ながら現地では販売をしておらず、よっぽど熱意をもっていただかなければ購入までにはいたらない。

ご購入下さった方々は、京都、高知、青森、東京と全国におられる。

中には、偶然ご覧になったところ、若き日のお父上が修復職人として映っていて、ご購入いただいた方もあった。

購入いただいたかたには、その動機をおたずねするのも楽しい。

映画ってやっぱり観ていただくために作っているのですね。との想いを新たにする。

mar.

めざせパズルの達人 1000ピース 古平泉-仏国土を表す建築-中尊寺金色堂 11-385めざせパズルの達人 1000ピース 古平泉-仏国土を表す建築-中尊寺金色堂 11-385
(2011/09/15)
エポック社

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建築・文化財博物館(フランス旅行記)
パリ滞在4日間のうち美術館と博物館を合わせて11館をまわった。
その中で、ロダン美術館とともに気に入ったのが『建築・文化財博物館』である。
地味で旅行案内にあまり紹介されてないので見学者は少ないけれど、そのおかげでのんび
りと観賞することができた。

kentiku1.jpg

建築・文化財博物館はエッフェル塔を見下ろすシャイヨー宮にあり、ロマネスク様式などの
建築美術や彫刻が展示されている。

写真のように赤い壁をしているのでクリーム色の彫刻がすごく栄える。天井がガラス張りで
太陽光が差し込むようになっている。この、天井がガラスで太陽光が差し込むのがこの美術
館の特徴だ。つまり、展示されている彫刻に当たる日が時間によって角度がかわるので、
同じ彫刻でも、見る時間によってその表情がかわるのだ。 考えた人、えらい!

KENTIKU2.jpg

実はここに展示されてるほとんどは、実物の精巧にできたレプリカである。
がっかりする人がいるかもしれないが、でも、前回ふれたように、ノートルダム寺院や凱旋
門など、建物に掘られている彫刻を立ったまま時間をかけてじっくり見るのは大変である。
でも、ここならソファに座りながら観賞できるので楽だ。しかもフランス各地に散らばる12
世紀から18世紀の60もの建築物の350点の彫刻作品が一度に見ることが出来るのだ。

KENTIKU3.jpg

このように、子供たちは丸いソファに寝転がって見ていた。楽しそうでしょ。
こんな自由な観賞ができるのがパリのいいところ。

KENTIKU5.jpg

前回紹介したノートルダム寺院のミニチュア模型。
これを見ると、ノートルダムのふたつの塔の裏側にある建物の造りがよくわかる。
他にもオペラ座や市内の集合住宅の模型もあって建築ファンにはたまらない博物館といえよう。
 

 建築・文化財博物館についてくわしいホームページがある。
 「MMF フランス美術館・博物館情報」
 http://www.museesdefrance.org/museum/special/backnumber/0801/special01.html

きしょう

硫黄島、どう読むの?
先日の国会でのこと、田中防衛大臣に向かって誰かが『硫黄島』のことを何と読むんですか?
と、テレビ番組の「Qさま」のような質問をされて困っていた。

私は昔から「いおうとう」と読んでいたので、渡辺謙が主演した映画『硫黄島(いおうじま)
からの手紙』も、何だか違和感を持っていた。

そんなこともあって、ずっと気になっていたので調べてみると、



 『いおうとう』 が正しいそうだ。



それまで国としては「いおうじま」の呼び名で地図を作っていたそうだが、「いおうとう」
に統一されたのは、何と、つい5年前のことだそうだ。

それも、先の映画、『硫黄島(いおうじま)からの手紙』が端を発したそうで、旧島民から
「じま」ではなく「とう」だという意見が多く寄せられ、国土地理院が協議した結果、
2007年に硫黄島の呼称を「いおうじま」から「いおうとう」へ変更したそうである。


 * * *


もうひとつ、バッハの「G線上のアリア」というクラシックの名曲がある。

私はずっと「ジーせんじょうのアリア」と呼んでいたが、いつのことだかNHKの番組「スコ
ラ音楽の学校」で坂本龍一が、「ゲーせんじょうのアリア」と言ったのでビックリした。 
ビックリというか、ゾッと血の気が引いた。俺の人生はすべて間違ってたのか?

音楽を習うとドレミファをドイツ語で使うことがあり、「G」は「ジー」ではなく「ゲー」で
ある。だから、音楽を習った人は「ゲーせんじょうのアリア」と言うらしい。


ということで、これからは格好つけて・・・


「ゲーせんじょうのアリア」と、言おうとう(硫黄島)思う。


 ・・・ん? テヘペロ (・ω<)


きしょう

京山幸枝若秘蔵浪曲特選集(九) 新野 新作「玉砕硫黄島」 浪曲「利根の名月」京山幸枝若秘蔵浪曲特選集(九) 新野 新作「玉砕硫黄島」 浪曲「利根の名月」
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京山幸枝若

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春まだ遠く。
今年の冬はけっこう寒さが厳しい。

いつまでやってるんだ!と言いたくなるほど長く、暑かった夏の次は、
あったかなかったか分からないほどの秋を挟んでこの冬ときた。
…ああ、いやだ。

おまけに異常乾燥のダブルパンチのせいでお肌はカサカサ。
…勘弁して欲しい。

今日は朝から気味悪いほど暖かい。
けれどそれも今日だけ、いや日中だけのハナシ。すぐにヒトケタの寒さが戻ってくる。

少しずつ春に近づいているのは間違いない。
気温も上昇機運にあるようだし。

…けれど、どこかでもう一度はドカッと来るんじゃないか、雪が。
下の写真程度じゃ済まないくらいのやつが。

春まだ遠し。
でも、元気出していきましょう!


新橋の雪
新橋にて。



NS

ノートルダム寺院とステンドグラス
フランス旅行記もパート10まできた。
そろそろネタ切れかと思うでしょうが、まだまだ続きますよ~。(動画もまだあります)

一般の人にフランスの観光地で有名な場所を聞くと、ルーヴル、エッフェル塔、凱旋門に
ついで高いのがノートルダム寺院(大聖堂)。 ←自分調べ

notor1.jpg

ノートルダム寺院はローマ・カトリック教会の大聖堂で、1163年に着工を開始し170年かかっ
て完成したそうです。ユネスコの世界遺産にも登録されてます。『ノートルダム』とはフラ
ンス語で『我らが貴婦人』という意味があるらしく、それは“聖母マリア”を表しているよ
うです。 ←ウィッキペディア調べ

notor2.jpg

ノートルダム寺院はゴシック建築を代表する建物で、壁面の彫刻は圧巻。
写真は「最後の審判の門」と呼ばれ、裁判を行うキリストを描いている。あまりにも細かいの
で、ひとつひとつを観賞しようとすると首が痛くなる。 ←これ次回に続くネタです

notor4.jpg

木の扉に鉄で作られた装飾。“まじヤバイ”でしょ。

notor5.jpg

中世の森をイメージした大聖堂。

中は暗くてヒンヤリしてる。厳粛な雰囲気で大声は禁物です。
案内板には写真撮影はOKだけどストロボを使うのは禁止とあった。←これパリの常識

notor6.jpg

十字架の奧にある正面のステンドグラス。
聖母マリア様が描かれている。そもそもこの寺院はマリア様を称える目的で造られたそうだ。

ステンドグラスって大好き。
神聖な太陽の光を透過して輝き、濁りのない原色の色に心が洗われるようだ。  

notor7.jpg

これは南側の「バラ窓」と呼ばれるもの。これ大きいんです。直径13m!!




「ノートルダム寺院_大聖堂」YouTube動画
  http://youtu.be/rahY7Idta7w

大聖堂内で写真撮影はOKだったけど、ビデオについての掲示はなかったので、係員の目を
盗んでこっそり撮影した。ステンドグラスの映像もあります。

きしょう
真冬のピアノ。
ロシア出身だが、日本を拠点に活動しているピアニスト、イリーナ・メジューエワのリサイタルに行った。
会場は上野の東京文化会館・小ホール。

博物館・美術館・動物園と一大文化センターの上野公園には、ガキの頃から数え切れないくらい通っている。
ところが文化会館はこれが初めて。

わが横浜・紅葉坂の県立音楽堂と同様、前川國男の設計になる建物はJR駅公園口の真向かいにあり、
わたしにとっては上野公園のランドマークのひとつ。

エントランスでコンサートのチラシを見たり、レストランで食事をしたことも1回だけあるのだが、
コンサートだけはなかったんだよねえ。

さて小ホール。
県民ホールのそれを勝手にイメージしながら足を踏み入れると「オオッ」と内心声が出た。
小ホール、という割にまず大きい。広々とした空間は、後で調べると、県民小ホールよりも200席超のサイズ。

形状もユニークだ。
平面で見るとおそらく扇形ではないか。
ステージが扇の弧に当たるとして、客席は後ろに行くに従い幅が狭くなっていく。

そしてそのデザイン。
弧のステージ両側部分はコンクリートで、積み上げられた岩壁のごとく。
そこから支点へ向けて続く両サイドは桟状の木製。
天井に目をやればこれまたコンクリート製と思しく、間接照明を受けて銀色に光っている。

ステージも面白い。
銀の屏風をヨコに立てたような反響板?に目を奪われる。
これを見るだけでも来た甲斐があったというもの。

そして肝心なピアノは…もちろん大変結構でした。
彼女の演奏はすでに何度か聴いているのだけれど、いつもながら真摯かつ丁寧な弾きっ振りで、
荘厳に、華やかに、軽やかに、あるいは夢見るようにと、曲によって様々な響きを紡ぎ出す。
わたしの好きなベルガマスク組曲(ドビュッシー)を演ってくれたのは個人的にニジューマル。

そういえばドビュッシーって…この話題は別の機会に。


東京文化会館にて
ロビーにて


NS
松井冬子展
1月4日、今年初めての展覧会は横浜美術館の「松井冬子展-世界中の子と友達になれる-」
だった。

松井冬子展は、日本画家、松井冬子さんの公立美術館において初めての個展で、藝大の卒
業制作から新作を加えた約100点にのぼる松井冬子の全貌を網羅する展覧会である。


見たかったのが「世界中の子と友達になれる」。

この作品は181.8×227.8cmの大きい作品で、パネルで仕切られたコーナーに展示されている。
コーナーに近づく時、まず、作品の全体を遠くから見ることになるが、一見すると藤棚の
花と少女という、
童話の一場面のようなメルヘンチックな印象を感じる。が、近づくにつれていい知れない
胸騒ぎがしてくる。

藤の下にいる少女の目は白く濁り画面の外を向いている。何か変だな~妙だな~(by 稲川淳二)
と、よく見ると、少女は裸足で、しかも血がにじんでいる。指も何かを掻きむしったよう
に血がついている。

不安に駆られてよく見ると、藤の花に影のように黒く見えていたのは、蜂の大群だった!
(写真が掲載できないので想像してください)←できるか!

まるでホラー映画を観ているようだった。白雪姫のような童話の多くは、一般に知られてい
るのは教育的で
やさしい話だけど、その元となった話しは結構、残酷な内容だったりして驚くことがあるが、
この「世界中の子と友達になれる」を見ててそんなことを思い出した。


松井冬子の作品は、現代日本画で、しかも幽霊や死体をモチーフとしている変わった作家である。


 「松井冬子展-世界中の子と友達になりる-」
 会  期 2011年12月17日(土曜)~2012年3月18日(日曜)
 開館時間 10時?18時(入館は閉館の30分前まで)休館日
 横浜美術館 http://www.yaf.or.jp/yma/index.php

きしょう

先輩
御年82才の大先輩、II田さんがフラっと遊びに立ち寄ってくださった。

私が知る限りっていうかここ5年ぐらい、まったくお変わりなくお元気そうだ。

「福島の原子力」の監督を務めた方なのです。

海外でも注目を浴びていろんな国から映像使用の問い合わせが在ることを申し上げた。

今日はお急ぎとのことでほんのさわりだけうかがったが、なかなかおもしろそうで、

次回に時間を取っていただくことにした。

帰りがけ中村麟子さんのお話になり、

中尊寺金色堂の撮影当時は、自主制作ではじめたので、途中頓挫しそうになったという。

その時、あの今東光氏が「裏の杉の木を何本か持って行け」

と言ったとか言わないとか?

で、それが本当かどうかは解らないが、でも作品は出来上がって貴重な記録になっている。

あれこれお聞きしたいことをまとめてからお呼びしたい。

mar.

科学映画と私 ある女流映画監督の回想科学映画と私 ある女流映画監督の回想
(2008/02/01)
中村 麟子

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