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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
忘れまじ。
今年のNHK大河「平清盛」、個人的には結構いいんじゃないかと思う。
キタナイ、なんぞとのたまう向きもあるようだが、ワタシは当時の様がうかがえる方が楽しい。

江戸東京博物館で開かれている清盛展では、清盛自身とその父・忠盛の自筆が見られるなど、
ドラマの中の人物に血が通ってくる気がして、次回以降の放送が楽しみになってきた。

この特別展も今週いっぱいまでなので、興味のある方はぜひお運びいただきたい。

博物館を出ると、個人的には何となくここに来てしまうというのが横網町公園。
国技館は近いが横綱、ではなく、横網、なのでご注意を。

この公園ですぐ目に付くのは和風と洋風、いずれもかなり古そうな建物ふた棟。
ともにこの公園の成り立ちと根深いものがある。

まずは洋風に行ってみよう。「東京都復興記念館」とある。
復興、毎日のように聞くフレーズ。今は東日本大地震からの復興を意味しているのだが、
ここでの復興の対象は関東大震災、そして戦災である。

東京都復興記念館
東京都復興記念館


そもそもは関東大震災からの復興の進展を記念して昭和5年に建てられたもので、
建物自体も重厚な魅力があるが、中に足を踏み入れるとそこはまさに昭和5年で時が止まっているようだ。

看板・生活用具、猛烈な火災で変形したり溶解したりした様々なもの、当時の状況を再現した大型の絵画、
そして写真。
空を覆う凄まじいまでの黒雲は、火災がいかにもの凄かったかを物語っている。
崩れた街角に溢れかえる被災者たち。混乱と興奮、怒号に嘆きが聞こえてくるようだ。
3月11日を知っている者でも、いやそうでなくとも、息を呑む恐ろしさが迫ってくる。

2階に上がってみる。
復興の未来像を視覚化した大型模型がいくつも並んでいて壮観でさえある。
通りの幅員は広く取られ、低速と高速、2つの車道に分けられている。
電気をはじめ様々なライフラインは地下に埋設されている。
まるで現在と変わらない先進的な街づくりだ。

ただし、路上には路面電車。クルマもわたしたちの目からすればクラシックカーとしか見えない。
それはそうだ、これらは皆、84年前に作られたものなのだから。

建物を一歩出ると、そこには過去と現在が交錯する光景が。

東京都慰霊堂とドコモ
東京都慰霊堂とドコモ

お寺のような和風建築は「東京都慰霊堂」。
元は震災記念堂として復興記念館とともに建てられたものだが、今では戦災の被害者も慰霊するための建物になっている。

その背後にはNTTドコモのビル。
何とも不可思議なコントラストにクラクラしそうになりながら、両国駅へ向かうことにしよう。


NS
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ネコ動画
ブログに書くネタがない。

  こんな時は・・・

   ・・・ネコの動画をアップして時間をかせごう。

  ということで超人気のネコ動画をひとつ。


nekodouga.jpg

 「Cat mom hugs baby kitten」
       http://youtu.be/Vw4KVoEVcr0

  母ネコに抱かれて寝る赤ちゃんネコ。

  口を開けてぐっすり眠り、ピクピク動く手がかわいいが、

      30秒にギュッと抱きしめる母ネコもいい。

きしょう

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『朝焼けの海』 昭和51年作品
日銀貯蓄委員会の企画による作品は、二度目の視聴である。

前作は、『山のこだま』。

この作品は、地域のかたの出演で作られていて、4年ほど前に当時の中学生が吹奏楽部?の同窓会で

上映したいからと日映を探し当ててこの映画を掘り起こしてくれたのだった。

これは、「フラガール」なみの感動ストーリーだった。

そして、今日の『朝焼けの海』はというと、ビックリ!俳優陣がすごい。

主人公で、漁業の後継者として揺れる若者を大和田獏がやっているし、その両親役の俳優さん達も

どの人も脇役として有名な方たちばかりである。

息子が帰ってきたことで、漁業の将来に希望を託して、プラスティック船を持とうと決意する父ちゃん、

そして母ちゃんはその日のために貯金をしておいてくれた。

この手の作品を日銀が、貯蓄推進の立場から作ったという時代は、まだまだこの国の経済が

右肩上がりの時だったのだな。そして獏さんはじめ当時の若者は、腰ががっつり逞しかった。

是非皆さん、ご覧下さい。

科学映像館で配信中です。


mar.

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(2011/01/26)
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ウエスト・サイド物語BD
私にとって生涯でもっとも好きな映画が「ウエスト・サイド物語」である。
映画について感想を書きだしたら止まらないので、今回は省略する。

好きな映画なので、LDやDVDが発売されるたびに買ってきたけれど、今度のブルー
レイはそれまでとまったく違うクオリティの高さ!

65mmのプリント原版から4Kスキャン(*1)したもので、映像の情報量がそれまで
とはまったく違っている。その上、時間をかけてリストア(キズやゴミの除去)してあり、
解説書によると主人公マリア(ナタリー・ウッド)とトニーの「♪トゥナイト」を歌う
1場面の修復に30日費やしたそうだ。


westside.jpg

映画ファンなら誰でも知ってるジョージ・チャキリスが踊るウエストサイドを象徴するカッ
ト。数年前、DVD制作時に作ったニュープリント・デジタルリマスター版が銀座のテア
トルシネマで上映されたので観に行った。その時初めてスクリーンで観て気が付いた
ことがある。

それは、今までこのカットにはダンスしている3人だけしか写ってないと思っていたら、
3人の背景に8人のエキストラ(通行人)が写っていたのだ。テレビではもちろん、LD
やDVDでも気が付かなかったけど、大きなスクリーンで観てやっと気が付いた。が、
今回のBDではっきりと確認できる。つまり、それだけ画質がクリアでシャープになった
ということだ。(上の写真はBDの画面を撮ったもので、よく見ると通行人がいるのがわ
かる)

次に色の発色がすばらしい。マリアのアパートのシーンはたいがい夕景か夜で、その
場面では赤や緑のライトで照らされてるが、画質に濁りが無くて抜けがいいため、ビビッ
ドな色の発色がすばらしい。それだけではない、伝説のデザイナー、ソウル・バスが作っ
たエンドタイトルのドアの色や、街に駐車している車のパステルカラーのボディが、それ
までぼんやりしてたのが、色としてはっきり再現された。シャープになったのと同時に作
品全体が色にあふれてて、初めて見るような驚きがある。

すごいのは画質だけではない。音もクリアになって、セリフが真ん中にしっかり定位した。
センタースピーカーからはっきりとセリフが聞こえ、それまでのぼんやりしていたステレ
オとは違って、芯が出た。

ウエストサイドファンなら迷わないで買うべきだと思う。
今販売されてるのは50周年記念版としてロビーカードやブックレットがついた豪華BO
Xで高価なので、そのうちオマケをなくして安くなったバージョンが出るので、そちらを
オススメします。

そういえば去年、話題になったナタリー・ウッドの死の真相は、どうなったんだ?

きしょう

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(2011/12/16)
ナタリー・ウッド、リチャード・ベイマー 他

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雪が好きだ。

関東地方でも雪の予報があり、目覚めたら一面の銀世界、、をユメにみていたのに、

ほんのうっすら積もる程度。でも寒い。

昨日の朝は、電線に積もった雪がそのまま凍って少し気温が緩んだら、線状氷となって落ちてきた。

昨日の夕方は関東地方山沿いではかなりの積雪予報。

ニュース映像では八王子の雪国ぶりが映し出されていた。

そんな中、札幌にいる息子からメールが、、

「雪だって?」とたったの一行。

「それがね、たいしたことなくてがっかり。」とわたし。

「大変ってニュースで見たんでメールしました。」と息子。写メ北大雪景色
も付いていた。

北海道の人は首都圏が雪で混乱する様子の報道にビックリするそうだ。

久し振りの息子からのメールに、母ちゃんは暖かくなりました。ありがとう。

雪国の厳しい暮らしを経験したことのない私には、やっぱり一面の銀世界はロマンティックな世界でしかない。

mar.



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フランスの映画博物館
コダック社の経営破綻の流れからフランス旅行記も映画の話題を紹介します。

私が展覧会をしたマレ地区に、その昔、ゴダールやトリュフォーが若かった頃にかよった
映画館があると作家の上原氏から聞いた。映画ファンの端くれとしては、ぜひ行かなけれ
ばと、旅行前にネットで調べてみた。

ところが、映画館の名前がわからないこともあって、グーグルでいくら検索してもなかな
か見つからず、ようやく『パリ8区にある』と見つけた。が、他の文では『5区に移転し
た』ともあり、『シャイヨー宮に移った』とかバラバラ。『ポンピドゥーセンターにある』
ともあったし、いったいどれが本当なの? 誰かおせ~て状態。

日本で売っているガイドブックを見てもほとんど紹介されてなく、ただ1冊、「わがまま
歩き・パリ」に載っていたので、それをたよりに行ってみた。

私のようにネットで調べる人のためにはっきり書くと、現在は12区のベルシー公園内に
移っている。

eigahakubutu1.jpg

名前は「シネマテーク・フランセーズ」

ここには4つの映画館と映画博物館、映画に関する文献を集めた図書館があって、映画を愛
する人達のために利用されている。

行った日は特別展示としてフリッツ・ラングの「メトロポリス(*1)展」をしていた。

まず、映画博物館は、映画の創世記のプラキシノスコープやミュートスコープ(*2)に
始まって、当時のカメラや映写機など、実際に使われたものが展示されている。プラキシノ
スコープやミュートスコープは、ハンドルを回してのぞくことができ、その仕組みを体感で
きるようになっていた。

博物館は、映画の歴史全般にわたっての展示で、それはそれでいいけれど、私としては
ルイ・マルやルネ・クレマン、ルルーシュ、ド・ブロカ、ロベール・アンリコなどのフラン
ス映画についての展示を期待していたので、いささかがっかりした。

eigahakubutu2.jpg

企画のメトロポリス展は、当時の衣装や小道具、セットの模型、絵コンテなど充実してい
た。それと、近年行ったレストア(デジタル修復)作業のドキュメンタリーも上映していた。
上の写真はその時もらったパンフレットとチラシ。次回の展示はティム・バートンの「不
思議の国のアリス」だ。

このシネマテーク・フランセーズについては下記サイトでくわしく紹介されている。
「MMF フランス美術館・博物館情報」
http://www.museesdefrance.org/museum/special/backnumber/1105/special01.html

ここを読むと、先に紹介したように施設の場所を転々としていたのがわかり、その都度、
名称が変わったり理事長も変ったりで、実際、シャイョー宮にあった頃に火事になった
そうである。


私の勝手な想いだが、ゴダールやトリュフォーがかよっていた当時のまんまの小さな映
画館を残して欲しかった。こぢんまりとした町中の小さな映画館で、ロビーにフランス
の俳優や監督の写真が飾ってあるような。



(*1)映画「メトロポリス」
1926年製作のドイツ映画。監督はフリッツ・ラング。
映画の黎明期に作られたと思えないほどのクオリティ高いイメージとデザインのSF映画。
80年代、ロックバンド、クイーンの「RADIO GA GA」のVPに使われた。

(*2)プラキシノスコープやミュートスコープ
プラキシノスコープは、フランスの画家エミール・レノーが発明したアニメを見る映写機。
円の内側に描かれた絵を、内側の鏡に映して観るもの。

ミュートスコープは箱もので、コインを入れてのぞき窓を覗きながらハンドルを回して
中に入っているカードをパラパラめくって動画を見ることが出来るもの。女性が服を
脱ぐようなお色気物が多かったそうで、映画「エマニエル夫人」にも登場している。
日本でも昭和の頃、温泉旅館で脱衣所の廊下に置いてあったのを知っている。


きしょう
わたしはだあれ?
久しぶりに、テレビ番組を見て唸らされた。

昨夜放送されたNHKスペシャル「 ヒューマン なぜ人間になれたのか 第1集 旅はアフリカからはじまった」がそれである。

新シリーズの1回目、それも途中を少々見ただけなのだが、速攻で再放送の録画を予約した。2回目以降はリアルタイムで必見!なんである。

アメリカのさる学者が言う。人間が直立するようになり、骨盤が狭くなったために、助け合い協力し合うようになったのだと。

え?どうして?なぜなぜ?

骨盤が狭いので、出産も大変。ここに、誰かに手伝ってもらう必要が生まれてきた。さらに、狭い骨盤を通るために胎児のサイズも限られ、手のかかる未熟な状態で生まれてこざるを得ない。

人間が「繁殖」するために、お互いが助け合い、協力し合うシステムが生まれてきた、というのだ。

うわーなんだか、とても知的好奇心をかき立てられない?

番組のサイトを覗くと「人間とは何か。人間らしさの秘密に迫る。」とある。
これほど根元的な興味をかき立てるものはないんじゃないだろうか。

わたしは、わたしたちは、どうして人間足り得たのか?
サバンナでも、ジャングルでもなく、コンクリートとガラスに囲まれて生活する唯一の「動物」になったのか?

その疑問に、少しでも答えを与えてくれることを期待しつつ、来週の日曜を楽しみにしよう。


※公式サイト
http://www.nhk.or.jp/special/onair/human.html


NS


コダック社が経営破綻
映画フィルムを販売していたコダック社が経営破綻した。

コダックは写真フィルムで時代を築いたアメリカを代表する企業で、デジタルカメラの
普及にともった環境変化の対応に遅れたようだ。

日映は60年の歴史があり、そのほとんどがフィルムで撮影してきた。
調べてみると、平成10年制作の「わたらせの四季」が私にとっても会社としても最後の
フィルム作品だった。

コダックの話しにもどると、

当社はフィルム作品のほとんど(95%)がコダックのフィルムを使っていて、現像所はすべ
て東洋現像所(現イマジカ)だった。

私が入社して助監督の頃は、カメラマンにたのまれて、ロケの前にコダックに電話して
16mmフィルムを注文していたのを思い出す。

 「5247(ゴーニーヨンナナ)の100巻き片目を5本お願いします!」

「5247」というのはフィルムの種類で一般的なカラーネガタイプのもの。
「100巻き」は、100フィート巻きのことで、フィルムの長さをあらわしている。
ちなみに100巻きは約3分撮ることができる。今にして思うと、たった3分しか撮れな
いんだから驚きだ!(でも、それが普通のことだった)

「片目」とは、フィルムのサイドについているパーフォレーションという穴が片側だけに
ついてるものを言う。他には両目についてるものがある。

当時、私がフィルムを注文しているのを聞いた新人が、「片目」のことを『固め』と
勘違いし、

 「さすが、プロはフィルムを買うときに“固め”と“やわらかめ“ を選ぶんですね」
   と目を輝かせていた。

あのね、ラーメンじゃないんだから…。

kodack16.jpg

これ、今、会社のロッカーに残っていたコダックのフィルムパッケージ。
これが100巻き。右の箱には現像所に出すための缶表(かんぴょう)が貼ってある。

きしょう
水戸旅行のオマケ
茨城県近代美術館を出た後、風が冷たくて早々に水戸から退散したんだが、
千波湖で撮ったカットが残っていたので2枚ほどご紹介。

はじめはコクチョウ。
遠くから「カワウが来るな」と見ていたらコクチョウだったので驚いた。
北の方からやって来るんだろうか?

コクチョウ
ウと間違えてスミマセンでした。


もうひとつはポピュラーにカモです。
天王町に安く、そしてボリューム満点のカモ鍋を食わせる店があったなあ…(※現在は閉店しています)

カモ
正確には何カモ、というのでしょうか?


NS
ロダンとセミ(フランス旅行記)
パリのロダン美術館に行って来ました。

RODANN1.jpg

見てください、この庭園。
ここはロダンが晩年、住居兼アトリエとして使っていたところです。
緑が美しい英国式庭園を歩きながら、点在するロダンの作品をゆっくり鑑賞できます。
太陽の下で観賞できるというのは彫刻ならではですね。

rodann2.jpg

陽射しが暖かくてのんびりと観賞しました。まるで天国にいるみたい。
庭の隅にレストランがあって食事もできるし、アイスクリームも売っていて、
女の子たちがアイスを食べながら彫刻を鑑賞していたのが印象的。
・・・日本の美術館ではあり得ません!

パリに来たら、ぜひ 行くべし!!

rodann3.jpg

ロダンといえば有名な、『考える人』。

考える人は正面、向かってななめ左から見た形がいいですね。
反対側だと、ペロンとたれた変な髪型が気になります。(ベレー帽とのうわさもある)

RODANN4.jpg

後ろに回って背中を見ると・・・

あれ?普通なら背骨が盛り上がって山になるところが溝があってくぼんでいます。
この割れたような溝は何だろう。何かが生まれてきそうだし・・・。

・・・で、連想したのはセミの抜け殻。

RODANN5.jpg

ひょっとするとロダンは、考える人の中から、成長した人が出てくるイメージで造ったのでは
ないでしょうか。

"羽の生えた考える人"が、背中から脱皮して青空へ飛んでいくのを想像して楽しんだ。

きしょう
週末小旅行 -水戸へ- その3
しつこくも小出しに続けてきた水戸シリーズも最終回。
最後に、今回の旅の目的「ウルトラマン・アート!」展のご紹介を。

ウルトラマン
ウルトラマンの横顔。


怪獣・宇宙人をデザインした成田亨、着ぐるみという「カタチ」にそれを結実させた高山良策など、
「Q」「マン」「セブン」と続く初期ウルトラシリーズと「アート」との関わりは深い。
そしてそれこそが、未だに光を放ち続けている一因なんだと思う。


バルタン
フォッフォッフォッ!とバルタン聖人もとい星人。


金城哲夫はじめとするスタッフが作り出した豊かでユニークな物語の世界と、
誰も見たことのないものを見事なイメージに現したビジュアル、
スミからスミまで、語り尽くしたい魅力に溢れているのが初期ウルトラなんである。
なんかウマいこと書こうと思ったが、ウマくいかないのでこれくらいで。

ちなみに展示は残念ながら15日で終了。
でも、またどこかで、同じような催しがあると思う。
また行くんだろうな。そのときは近場でお願いします。


会場風景
最初のコーナーだけ撮影可でした。


美術館を出たのが16時だったので、水戸の街を少し歩いてから帰ろうと千波湖のほとりに出たが風の冷たいこと…
風邪を引いてはヤバいと早々に退散することにした。


NS
「サラの鍵」
去年の12月に公開されたフランスの映画「サラの鍵」を観た。

主人公は、クリスティン スコット トーマス。仕事でもキャリアを極めつつある45才の美しい女性が、

自分が偶然住むようになったアパートに纏わる過去を掘り起こしていくストーリー。

第二次世界大戦中のパリで、ユダヤ人が捕らえられ、やがて殺されていく。

華やかなパリにも、今まで余り語られなかった戦争中の負の部分が存在し、歴史の都パリは、

当然その記憶を人々の心の中に、そして現存する建物の中に宿している。

この事をジャーナリストとして追求して行くうちにのめり込み、個人の尊厳と真実との折り合いに悩む。

自分自身の年齢的な葛藤を織り交ぜて描かれる世界は甘くない。

それぞれの展開は私の想像を超える物で、どんどん物語の世界に引き込まれて行った。

最後は不覚にも泣かされた。


それほど遠くない戦争という過去、人々が経験した様々な極限的な出来事、

そのひとつひとつに感情移入できる年齢に私も達したっていうことかな。

久し振りにいい映画だった。


mar.


Sarah's Key SoundtrackSarah's Key Soundtrack
(2011/08/09)
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新年!!
来ました。お金!!

昨年来、私を上機嫌にしてくれている海外メディアから遂に来ました。

こちらがはらはらしながら交渉したのを知ってか?知らずか?

彼らはとってもあっさりと送金してくれたのです。

こんなことならもっと請求すれば良かったかしら??

肝心の放送もまだなのに、所変われば、かな。

そして、違うことは、請求書も許諾書類もみんなペーパーレス。そのかわり、重要な交渉の経緯はどうやら

他の部署に転送されていて、監視状態が存在するらしい。

日本のビジネス界も海外との最前線は、きっとこんな感じに違いない。

そして気が付いたことがもう一つ。やっぱり英語圏は世界をリードして行くってこと。

同じような内容でも英語で収録された物は、all over the world (世界中)に発信されるから

再放送の可能性がずっと大きいわけだ。つまり、番組製作の市場も始めから規模がちがう。

あーもしかしたらこの会社を救うくらいの金額を請求できたのじゃない??

(宝くじじゃないんだから←つっこみ)

出来上がった番組が送られてきたら、観てみるのが楽しみです。


この作品の監督をされたI 田先輩、ありがとうございました。

ネット配信を震災前からして下さっている科学映像館のK川さんありがとうございます。

mar.


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週末小旅行 -水戸へ- その2
定刻通りにスーパーひたちは水戸駅へ到着。
3年ぶり?4年ぶり?ま、だいたいそれくらいの水戸駅へ降り立った。
去年の地震の際には、この駅もそこかしこに被害が出たそうだが、今やまったくその気色は窺えない。


水戸駅コンコース
水戸駅コンコース


目指す近代美術館は千波湖側になるが、お約束でその反対側へ、まず。
そう、水戸のご老公に助さん・角さんのお3方に会うためである。
TBSのドラマはついに終わったがそれがどうした、水戸と言えば水戸証券、じゃなくて水戸黄門、なんである。


黄門様ご一行
黄門様ご一行


お3方のお顔を拝んだら本来の目的地へ。
最高気温8度というが、陽があって風も穏やか、思いのほか寒くはない。
せっせと10分ほど歩くと茨城県近代美術館が見えてきた。


茨城県近代美術館
茨城県近代美術館


-さらにつづく-


NS
中古DVDを売りに
画質も音質もいいのでお気に入りの映画はブルーレイを買ってしまう。
そうなると、当然、それまで持っていたDVDは必要なくなってくる。そこで、中野ブロー
ドウェイの「まんだらけ」に行って中古DVDを買い取ってもらった。

man2.jpg

久々に来た中野ブロードウエイ。

昔はもっときったない倉庫のようだったけど、ひさしぶりに来てみたら華やかになっていた。

man3.jpg

ここが3階の買い取りセンター。

まずジャケットのバーコードを読みとると自動的に料金が表れる。
そこに店員が盤面のキズをチェックして査定金額が決まる。

今回の品物はこれ。

man1.jpg

全部で 7,550円!

ブルーレイが発売になって必要なくなったDVDばかりなので安いとは思っていたので、
まあまあってところだろうか。

帰りにここのCDショップを眺めていたら、何と、いつも撮影で世話になってる俳協の
ボイスサンプルが3,000円で売っていた。これは2年に一度、事務所から無料で送られ
てくるものだ。ベテランの声優から若手まで、各役者さんの声が収録されている。
さすがオタクの聖地、一般では手に入らない代物がマニアに喜ばれるようだ。

・・・おこづかいがなくなったら、古いサンプルを持って行こうかな。(笑)

きしょう
週末小旅行 -水戸へ- その1
先の土曜日、日帰りで水戸へ行ってきた。
水戸駅では数回降りたことがあるし、乗換えで利用したこともある。
しかしいずれも仕事でのハナシ。
プライベートで訪れるのは今回が初めてである。

別に観光をしようってわけではなく、
茨城県近代美術館で開催されている「ウルトラマン・アート!展」を見に行きたいがため、なんである。
いい年こいて、なんだが、三つ子の魂百まで、とも言う。
まあいいじゃないですか。

水戸まで特急スーパーひたちで1時間ちょっと。
これはなかなか微妙だ。
フツーで行けば1,300円の特急料金はかからないが、30分程度到着は遅くなる。
さらにフツーのグリーン車、という選択肢もある。
時間はそのままだが、950円の料金の代わりに快適な旅が楽しめる。

ま、今回はお年玉代わり?ということで、往復ともスーパーひたちを利用。
いやあゴージャス!

次のお楽しみは食事だ。
水戸でのランチ、も考えたが、時間の有効利用を考慮して駅弁でいくことにする。

ここでアタマに浮かんだのが東京駅地下のグランスタ。
和洋中さまざまな食材の店が並び、弁当も選ぶのに苦労しそうなほどバラエティ豊か。
よし、ここだ!と横浜からの東海道線を東京で降りると、グランスタダイニングに向かう。

ニッポンの駅弁コーナーに並ぶ弁当の数々からわたしが手に取ったのがこれ。
「賛否両論」弁当、である。
恵比寿にある捜索和食の店・賛否両論には、大分以前だが一度行ったことがある。
おまかせで工夫を凝らした一品一品にへえ~と感心しながら、おいしくいただいたことを記憶している。
また行きたいのものだ、と思いながらそのままになっていたが、駅弁で再会、も悪くない。

11時、定刻通り上野駅を出発した特急が柏を過ぎた頃、駅弁のフタを開けてみた。
なにげに揚げ物が多いかな、という気もするが、
ひとつひとつ手のかかったおかずを楽しみながら、そうそう、車窓の風景もおかずに加えて、
これはこれで優雅なランチタイムであった。
ただし量的にはほどほど、というところで、おにぎりをひとつ買っておけば良かったかな?とも。

何はともあれ、食後のお茶を飲み干すと、後20分もすれば水戸に到着である。


-つづく-


弁当01
「賛否両論弁当」パッケージ

弁当02
木箱風の立派な器です。

弁当03
ごはん、おかず合わせて十数種がお出迎え!


NS
年頭所感(のようなもの)。
遅まきながら、あけましておめでとうございます。
日映ブログ「映蔵」、本年最初の記事でございます。

去年は本当にたいへんな年だった…
個人的にはケータイを13年付き合ったドコモからauにキャリア変更した程度であったが、
日本は大震災に加えて原発事故という未曾有の災害に見舞われ、
世界に目を向ければ中東の度重なる民主化運動のうねりはついにカダフィを倒し、
ギリシャやイタリアは経済破綻の危機が叫ばれ世界恐慌間近!の観測も飛び交った。

世界中どこもかしこも、向かうべき場所が見えず混迷の中、
ジョーじゃないが「明日はどっちだ?」と問いたくなる(誰に?)。

こんなとき、せめて足下を固めていこう。
ムダな金は使わず、けれど市場のためにここぞというところで使い、
酒は飲むペースを何とか抑え、週2日の休肝日をしっかりキープし、
弾道飛行のごとく盛り上がってピークを超えたらそのまま盛り下がった英語の勉強も地道に続け、
視界が開けたとき、いつでもジャンプすることが出来るように足下を固め、鍛えていこう。

って言いながら昨日、酒を抜くつもりだったのに飲んでしまった…
肉じゃがを作ったのがいけなかったんだよな。
まだたくさん残っているので、今日は飲まずに済ませられるでしょうか?


NS