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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
ブルーサンダー:EH200
根岸駅のホームでたまたま見かけたJR貨物の電気機関車・EH200。
動輪4つのBB型電気機関車を2両背中合わせに連結、というスタイルは、
かつての貨物用強力機・EH10と同じ。

直線基調のスマートなデザイン、鮮やかなブルーのカラーリング、シングルアームのパンタグラフ、
どこかしらヨーロピアンな雰囲気で結構好き。

根岸の精油所からタンク貨車を引っ張って奮闘中の姿をたびたび見かけるが、
いつかじっくりと写真とビデオに収めておきたい、とも思っている。

…模型も買っちゃおうかな。
20代の頃は、キットで買った東急のステンレスカーを組んで細かく塗り分けて、
結構いい感じだったその4両編成、先輩の子どもに上げちゃったんだよね。

それ以来足を洗った?鉄道模型。
別にレイアウト(個人的にはジオラマ、とは言いたくない)を作ろうってわけじゃない。
夕食の後、テーブルの上にレールを敷いて、機関車を走らせながら酒を飲む…

でも台車と屋根はレタッチして、ウェザリングも軽く施して、まだ銀河モデルがあるなら、
パーツ買ってディールアップして…妄想は膨らむばかりなり。

ブルーサンダー
何度見ても、いいなあ

NS


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今のうち…
MMはジャックモールのすぐ近く。
建設中のビルディングに映ったランドマークタワー。

横浜美術館の前から写したものだが、
ビルが完成し入居が始まってしまえば、こんな写真も撮れなくなってしまうだろう。

昨年、桜木町の駅前にコレットマーレが完成し、今年はカップヌードルミュージアムがオープン、今後には建設中の大型のショッピングモールも控えている、と集客マシンとしてのMMはどこまで行くんか、という感じ。

ファッション、雑貨、スポーツ、グルメ、どのジャンルの店も、そのほとんどはどこかにあるものばかり。
早い話、ユニクロが増えて、MUJIが増えて、フランフランが増えて、クリスピードーナツも増えて、あ、でもこの店だけは初めてだ、なんてもの。

土地、それも「活用」を大前提としてコストをかけて造成した埋め立て地を遊ばせておくわけにはいかない。
住宅か商業施設、あるいはアミューズメント、何かを建てねばならない。

かくてMMはショッピングモールの団地となるのであろうか。


建設中のビルに映ったランドマークタワー


NS
横浜ノスタルジア 
コクリコ坂の背景画の展示を見てから一ヶ月。
横浜ノスタルジア 廣瀬始親写真展を見てきた。

日本大通のイチョウはまだ色つき始めていないが、ギンナンは鈴なりに成っている。
やっぱり外歩きには良い季節、中高年のグループがたくさん入場していた。
展示を見ていると聞こえてくるのは、熟年女性グループの1人の昔のお嬢様話。
なぜか1人が喋り残りが頷くタイプが多い。
そんな中、私はひとりで見て歩く。

昭和30年ってこんな昔か。
私も既に生を受けていた訳だけど、、、記憶の中の横浜では、確かに磯子には海があったし、
桜木町は終点でした。
記憶の中は総天然色で写真はモノクロ、そのせいか記憶の中の横浜はそんなに古い気がしない。

87歳になった私の母は昨日ひとりでこの展示を見に来たという。
感想を聞いたらそれほどの懐かしさもなかったと。
それってどういうこと?忘れちゃったの?それとももっと昔を知っているから?



今晩夕飯の時の話題にしよう。


mar.



広瀬始親写真集 横浜ノスタルジア 昭和30年頃の街角広瀬始親写真集 横浜ノスタルジア 昭和30年頃の街角
(2011/07/21)
横浜開港資料館

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お三の宮の例大祭ロケ
18日、日枝神社(横浜市)恒例の『日枝神社(お三の宮)例大祭』が行われた。

今年は2年に1回の大祭で、大小約40基の御神輿(おみこし)が、吉野町の日枝神社
から伊勢佐木町まで巡行した。

maturi4.jpg

今回撮影に使ったのは新しく買ったCanonのビデオカメラ XA10。
御神輿巡行をいっしょに歩いて撮影するのにピッタリなカメラだった。

maturi5.jpg

どこがいいかというと、1番は、本体上部に付いてるハンドルと820gという軽さ。
ハンドルは大きくて持ちやすく、撮影時に使う利き腕である右手を疲れさせないため、移
動中は左手で簡単に持つことが出来る。さらに820gという軽さはほどよく、大きめのバッ
テリーパック(827D)をつけると、バランスが良くて手持ちの撮影でも疲れにくい。

それと、新しくなった手ぶれ補正もすごい。しっかり立ってパンすると、三脚につけてい
るように上下のブレがほとんど感じられない。

ところが、私は祭の撮影が初めてだったので意外なミスがあった。

後でテレビでチェックして気がついたんだけど、

「わっしょい、わっしょい」の掛け声につられて、無意識のうちにカメラを御神輿のよう
に上下に揺さぶっていたのだ。これには困った。ドキュメンタリーのカメラマンは被写体
に入りすぎてはいけない。常に冷静にカメラマンに徹しないと。でも、それは撮影のはじ
めのことで、後半はしっかり撮れていたのでほっとした。(笑)


maturi2.jpg

ついこの間までビデオは『テープ録画』にこだわっていたけれど、AVCHDの『データ録画』
の良さがわかった。

それは、撮影した映像のチェックの時、巻き戻しの手間がなく、またデータがカット事に
並んでるので、確認したい映像をすぐ選べるし、液晶でチェックした後、頭出しの必要が
なく、瞬時に撮影に戻れるのが便利。やっぱり時代の波に逆らうのはソンだね。


maturi1.jpg

巡行の最後は横浜の繁華街『イセザキモール』!
御輿をかつぐ人と観る人々でごったがえしに。

熱い熱い一日だった。

きしょう
Nゲージ 24-236 祭り1・神輿Nゲージ 24-236 祭り1・神輿
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カトー

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台風で飛んだ!
列島を縦断した台風15号、久し振りに凄かった。
台風の翌朝、我が家の瓦が玄関前の道路で砕け散っているのを発見。
ええっ!!人や車に直撃していたらと思うとゾッとした。
帰宅後に確認すると、バス停近くの歩道際に合計4枚の瓦が砕け散っているではないか。
幸い事故にはならなかったが、あの大荒れのなか我が家の屋根瓦が風にあおられ
飛び散っていたなんて、お騒がせしました。ごめんなさい。

そして、台風通過から中一日あけた23日祭日の朝、庭の芝生で2匹の鳩がウロウロ、
求愛のポーズか?とそっと近づいて観察してみたら・・・

台風2

なんと近くに羽毛が生え揃っていない雛鳥が2羽、うち1羽はすでに息絶えていた。
台風によって巣から吹き飛ばされて地面に落ちたらしい。
かわいそうだが絶滅危惧種とは対局にある鳩だし、こちらも助ける術を知らない。
救う勇気も、目の前で弱っていくのを見届ける勇気もなく、親鳥ごと何とか日陰に移動。
暫くして親鳥はどこかへ飛んで行ってしまった。
子を思う親鳥の気持ちは分かるが、ごめんね、これが精一杯。
さて、どこから飛んできたのかと屋根を見上げると、瓦が抜けている。やはり、、、。
二階の窓から屋根に登って確認した。そこには巣の残骸と卵の抜け殻が。

なんだかいたたまれない気分だった。

それにしても、どこでもだれにでも起こりうる自然災害とはいえ、今年は多すぎる。


mar.


ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯
(2010/11/10)
クレア・キップス

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あんまり暑いもんで…
9月になっても暑い、暑い。

今に日本には夏と冬しかなくなるんじゃなかろうか。
どっちもわたしの嫌いな季節。あ~ユーウツ。

なんてボヤきはどうでもいいとして、
桜木町の駅前で妙なものを発見。

桜木町駅前のヤカン02

暑さに負けるな、みんなこれで水でも飲め、って運動部じゃないし、
もちろん暑さにやられて見たマボロシでもない。

実はこれ、カップヌードル・ミュージアムのオープンに合わせて行われたイベント。
ヤカンのヨコにはこれまた巨大なカップヌードルがあるのがわかるだろうか。

カップヌードル、そんなにしょっちゅう食べるわけでもないが、
スーパーに行くと何となくカゴに放り込んでしまう。

時として食べてぇーとなって探すんだが、
なぜかそういう時ほどカーチャンが食べてしまってなかったりするもの。

なんて考えてると、食べたくなってくるのが人情。カレー?シーフード?それとも…
やっぱり一番好きなのはベーシックなヤツだな。


NS

花火大会中止に怒りo(>o<)o
福島の復興を祈り、エールを送る意味で福島産の花火を打ち上げようとした自治体
が放射性物質の拡散を心配する20件の反対によって中止された。

まただ。...(ー"ー)゚゚

ついこの間も陸前高田市の木を送り火にしようとした京都で同じ事があったばかり
である。相次ぐ風評被害に頭に来る!

頭に来るのは、過敏に反応して文句を言ってくる人たちと、それに対して反論でき
ない企画側の両者にだ。


別に花火ぐらい大丈夫じゃないの? というのは私の意見。

みんな神経質になりすぎだよ。だって、今回は花火の打ち上げであって、食品じゃ
ないでしょ。健康被害なんて、あったとしても微々たるものだ。だって、花火は屋内
で作られているし、倉庫で管理されてるので、放射能に直接さらされることはないと
思う。もしあったとしても極めて微量だと思う。人体に影響するはずはない!

一番悪いのは、一度企画をして中止したこと。

福島の人達を、さらに傷つけることになるでしょ。企画する方も、反対意見がでるのは
予想つくだろうし、それを考えてなかったなんて甘すぎる。

福島の復興を祈り、エールを送るのは良いことだと思う。
もっともっとしてほしいし、機会が会えば私も参加したい。
(以前、福島産の野菜を買っことがある)

企画をやるからには、疑問や反対の意見が来たらどうするか対応を考えてあたるべ
きで、安全確認をして、毅然とした態度で対応しないと、今後、何も出来なくなって
しまうよ。


追伸、今朝のワイドショーで、今回の花火を制作した会社に電話取材したら、
    打ち上げに使おうとした花火は、去年作られたもので、倉庫で管理していたも
    のだとわかった。

きしょう

蒔絵シール・舞妓はんの華かんざし 7月(花火)蒔絵シール・舞妓はんの華かんざし 7月(花火)
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歴史城

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関内のBar「R&B」のラーメン
最近、年を取って体が脂っこいものを受け付けなくなった。トホホ
関内にラーメン店は数あれど、日高と時計台をのぞく個性的なラーメン店は
みな豚骨スープのこってり系ばかりである。

そんな中で、しょうゆ系のラーメンが食べられる店があった。

写真の中2階に写っている「R&B」というバーである。

RB1.jpg

打ちっ放しのコンクリート造りに『R&B』という店名、

外見から、ここでラーメンが食べられるとは思うまい。

本当にお美味しいの? と疑問をもちたくなる。

RB3.jpg

店内もシックなBarスタイルになってて、バーテンダーの姿をした店員が対応する。

ところがどっこい、ラーメンは本格的で、

あっさり醤油、魚介醤油淡麗、しお豚骨、みそ、カレーそば、つけ麺など・・・、
ランチタイムは全部で10種類以上のラーメンが食べられる。


RB2.jpg

今回、私がいただいたのは、つけ麺の「タンタン風ごま醤油味」 850円。

麺は中細麺。その上に、ほうれんそう、水菜、なるとかまぼこ、シナチク、白髪ねぎ
がトッピングされている。

スープは鰹節の香りがふわっとくるピリ辛のタンタン風スープ。
メニューの解説を読むと、タンタン風スープに豆乳クリームをブレンドしてマイルドに
仕上げているらしい。そのため、このつけダレ、味は濃いんだけど、そのまま飲める
ぐらいお美味しい。スープの上に浮いてるのは油揚げで、中には豚肉が沈んでいる。

写真の真ん中に写ってるポットに出汁が入ってて、食後、それでスープを割って飲
むことが出来る。スープ割りにすると、鰹節と風豆乳スープの香りが一段と口の中
にひろがってお美味い。何だか気持ちも安らぐ。

さて、「R&B」という店名は、リズム&ブルースの略ではなく、
何と、ラーメン&バーという意味なんだって、 納得です。


Bar 「R&B」
http://www.randb-yokohama.com/
JR関内駅から徒歩1分。セルテ裏、

きしょう

鳥の巣
庭のハナミズキの枝を剪定していたら、上から何かがポトリと落ちてきた。


それが、何ということでしょう!

鳥の巣ではありませんか。

torisu.jpg

うちの庭に鳥が巣を作っていたなんて驚きです。

ご覧の通り、小さいので、シジュウカラかな?

でも、フンで汚れてないし、巣作りの途中でいなくなったんだろう。

それにしても、シュロの葉やビニールひも、プラスティックのワイヤーのような
ものを使って、うまく作るもんだと感心してしまう。

・・・うん、やっぱ、うちは田舎かもしれない。


きしょう
Battle Ship Mikasa Ⅲ
さて、三笠の甲板から、艦内へと下りてみよう。

艦内のかなりの部分は展示施設になっていて、三笠の戦歴や日露戦争の経緯などを知ることが出来る。
これはこれで大切なことなのだが、「軍艦」としてのホンモノの内部構造をもっと見たかった。

そもそも三笠がこの地で記念艦としての歩みをスタートさせたのは、1925年。
そして20年後、戦後の混乱の中で船体以外の金属・木材はあらかた資材として取り去られ、
アメリカ兵向けのダンスホールや水族館と化していたという。

甲板上に睨みをきかせる主砲などかなりの部分がレプリカとのことだが、
こうした哀しい歴史ゆえのことなのだ。

艦内で辛うじて往事の姿をとどめるのは後部の士官用区画。
東郷長官も使用したであろう司令長官公室や、艦長室・参謀長室などが残っている。

記念艦三笠05
司令長官公室

艦が建造されたイギリス製の内装だろう、シックな雰囲気の室内の中に不釣り合いなものが。
写真中央の奥を見て欲しい。速射砲があるのがわかるだろうか。
いったん戦闘ともなれば、この優雅な空間も修羅場と化すのであろう。


記念艦三笠07
長官専用ラッタル

甲板に上がるラッタルにも司令長官専用があったりする。
長官の威厳を示すため?それとも交通整理のためなのか。

そう言えばロシアの軍艦にもこれはあったようで、エイゼンシュテイン監督の映画「戦艦ポチョムキン」には、
下りようとした水兵を艦長が一喝する、なんてシーンがあったことを思い出す。


NS
Battle Ship Mikasa Ⅱ
三笠公園にやって来て、そのまま帰る人は三笠の外周りをぐるっと見るだけでお終いだが、
せっかくだから500円を払って中に入ってみましょう。

口径30センチの主砲を間近に感じて、
恐ろしく傾斜が急でしかも踏み板の狭いタラップを上ったり、
(艦が高速運動して揺れる戦闘中に、よくもこんなところを上ったり下りたりしたもんだ)
日本海海戦の折に東郷司令長官以下首脳陣が指揮を執った最上艦橋から四方を見渡したり、
やっぱりやってみないと。

記念艦三笠03
最上艦橋。日本海海戦のさなか、連合艦隊の首脳陣がここに陣取っていた。


記念艦三笠04
見下ろすとこんな感じ。結構高いでっせ。


ロシアの軍艦が打ち出す砲弾がボンボン飛んでくる中で、
こんな吹きっさらしのところに立っているなんぞ私には無理、無理。

やはり平和が一番ですね。


NS

『スランプ』  昭和35年作品
科学映像館で新たに配信がはじまった『スランプ』は中村麟子さんの作品である。

『よみがえる金色堂』の華麗なる映像やナレーションを聞き慣れている私には
とても分かり易い、落語でも聴いているような雰囲気ですらあった。

まだ昭和35年というと多分ストレスという言葉もそれほど一般的ではなかったのだろう。
このスランプという状態が決してマイナスのものではないことを全体として語りかけている。

映像はモノクロでいかにも昭和、清く正しく美しいという印象だ。

文部省が企画してこんな映画を作ったことにはどんな意味があるのだろうか。
昭和38年を時代背景に作られた『コクリコ坂から』の映画の中にあった
“オリンピックを成功させよう”キャンペーンと関係あるのかな?


mar.


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映蔵ブログ、1周年!
今日は記念すべき日であります。(正確には明日ですが)

この『映蔵ブログ』の1周年です。

去年の9月10日『「映蔵」再スタートです』の記事からスタートし、毎日1回の
アップを目標に、この1年間、残念ながら4回ほど多忙により書けなかったのです
が、まあ、何とかやりとげました。休み4回は立派だと思います。(←自画自賛)

私は当初、3ケ月もてばいい方だと思ってました。(汗)

ところで 1周年といえば、


kyapu1.jpg

日映では1年前より三井生命を通して『ペットボトルキャップ回収キャンペーン』
に参加しています。

小さなキャップでも、ゴミとして焼却されるとキャップ400個で3,150gの二酸化炭
素が発生するようですが、分別回収することで(資源リサイクルとして)キャップ
400個で10円になるそうです。そのお金で、世界で必要とされている子供達に
ワクチンを贈るというものです。

kyapu2.jpg

    社員で集めたボトルキャップ、こんなに集まってます。



 何事も続けることが肝心。

 ブログもエコキャップもこれからも続けます。


きしょう
吉永小百合主演・映画「風と樹と空と」
映画「風と樹と空と」
スカパーでやっていたのを偶然観た。

秋田県から集団就職で上京してきた多喜子(吉永小百合)は、住み込みでお手伝い
さんを始める。同級生の新二郎(浜田光夫)は多喜子が好きだったが、彼女には好き
な人が別にいて、しかも、働きはじめたお屋敷には二枚目で女性にもてる三郎(川地
民夫)がいるのだった・・・。

若い人なら「ALWAYS三丁目の夕日」のロクちゃんを思うだろうし、増村保造の「青空
娘」とほぼ同じ設定である。

この作品、原作の石坂洋次郎が吉永小百合をイメージして執筆したというから、まさ
にはまり役。多喜子(吉永小百合)は元気ハツラツ娘で、観ていて気持ちイイ。

悪戯してペロっと舌を出したり、甘えたり、怒ったり、思う通りにならなくて大泣き
することもあれば、ビールで酔っぱらって友達に絡む場面もあり、吉永小百合の様々
な表情が観られて得した気分になる。私はサユリストではないけれど、そんなひとつ
ひとつの表情や仕草がとってもカワイイんだ。

それにしてもこの時代の青春映画って、必ずといっていいほど性的なセリフが飛び
出してビックリさせられる。今回はご用聞きの男性の「チンチン」が話題になり、
何と、吉永小百合自身が「おチンチン」というセリフを言ったりする。そんなこと言
わせていいの? でも、恥ずかしがらずにあっけらかんと言うから全然おかしくない。
観ているこっちは赤面しちゃうんだ。

この作品は1964年制作のため、昭和40年の東京の風景が見られるので楽しい。
私にとって馴染み深い上野の精養軒や銀座、日比谷公園が懐かしい。首都高速なん
て建設中で車はガ~ラガラ。

そういえば、就職後に久しぶりに会った友達に、多喜子が
「今日はあたしが食事おごるから。臨時収入があったの、ただし、1人300円以内!」
と言う。どっひゃー、300円が上限かよ!って。

当時の300円って、今の3,000円か4,000円なんだろうね?

この時代の青春映画って、主人公がくよくよせずに難題に向かってつき進んで解決する
姿が気分イイ。戦後の時代から復興するために、ひたむきに生きるヒーロー、ヒロイン
を望んでいたんだろうな。この元気ハツラツさは、今の悩める時代にも通用する。

吉永小百合さんに元気をもらうことができた。 ハッピー

きしょう
アイスクリームの記念像
ランチタイムに馬車道を~ ぶらり。
天気がよくて気持ちいい。

aisu1.jpg

横浜は開港とともに外国からいろんな物が入り、様々な発祥地がある。

昔、映画館があった近くに、アイスクリーム発祥記念の像があった。

aisu2.jpg

ここ馬車道がアイスクリームの発祥地らしい。(*1)

お母さんが子どもをあやしている像だけど、私には、子どもが “きかん坊” で、
ダダをこねているようにしか見えない。以前から、何でこれがアイスクリームの
記念なの? と不思議に思っていた。

そこで、ネットで調べてみたら・・・

この「太陽の母子」像は、アイスクリームの原料のミルクから連想して、母乳で
子どもを育む「母」のイメージとして制作されたそうです。 これで納得。

aisu3.jpg


以前、NHKの「ブラタモリ」という番組でもここを紹介していて、私と同じ疑問を
持った女子アナが、タモリに「どうしてこれがアイスクリームの記念なんでしょうね?」
と聞いていた。


それに対して タモリはこう答えた・・・


「ほら、子どもが叫んでるでしょ、 『私は叫ぶ』 = アイ、スクリーム(叫ぶ)」 と。


さすが! 



*1
この像は1976(昭和51)年に日本アイスクリーム協会によって寄贈された本郷新氏の
作品「太陽の母子」像だそうです。

ここ馬車道で塩と氷を使って「あいすくりん」として製造販売されたのが、日本で
最初のアイスクリームと言われています。初めて「あいすくりん」を製造した年月は
1869(明治2)年5月9日で、5月9日を「アイスクリーム記念日」とし、馬車道商店街では
毎年5月9日にアイスクリームを無料配布しているそうです。

きしょう
今日のにゃんこ先生
近くの駐車場に猫がくる。
このネコを私は “にゃんこ先生”と名付けた。

大きな被害を出した台風が去り、横浜は吹く風が涼しく秋を感じてきた。

気持ちよく車の横で寝ているにゃんこ先生を見つけたので、

nyan1.jpg



   近寄ってアップを撮ろうとしたら



nyan2.jpg


   逃げられた。




 にゃんこ先生はボブテイル(丸い尻尾)なんだ。


きしょう
厚木ビールのしそエール
会社のとなりにビール・バーがある。

ここは日本のキリンやサントリーなどの大手ビール会社に、めずらしい地ビールの
生を飲むことができる麦酒バーだ。私は1週間に1度の割合で仕事帰りにふらっと
寄っている。

先週末、顔を出したら、厚木ビール(株)の『しそエール』(*1)が入荷していた。
『しそ』って、別名、大葉といわれる、あの青じそである。

珍しもの好きの私は、さっそく、その「しそエール」を注文した。

jb1.jpg

写真のように見た目は普通。

色は青ではなくきれいな琥珀色だった。
そりゃそうだよね、これが緑色だったら青汁のようで気持ち悪くて飲めないよ。

一口目はゴクっと、のど越しを楽しむように飲んでみると、苦みと甘みのバランスの
取れたエールの美味しい味だった。正当なビールなのでビックリ。この段階では『し
そ』味はほのかに感じる程度だった。

次に泡の部分をハムっと口に含むと、ホワ~っと、まさしく青じその香りが鼻から抜
けた。正真正銘の青じその香り。 笑ってしまう。

それからは飲むたびに、エールの甘みの中に、しそのフレーバーが漂って、なかなか
面白いビールだ。


常連の特権だろうか、バーテンダーさんが小腹が空いたときに隠れて食べようと思っ
ていたミニ串カツがあるので、いっしょに食べたらどうかと進められた。

これが「しそビール」に合う!

このビールはしそ香があるので、ある程度の量を飲むと飽きると思う。けど、揚げ
物や脂っこい食べものと一緒に飲むと、しそのスッキリ感が口の中の脂分を流してく
れるので気持ちイイ。

ぜひ、どこかで見つけたら食中酒として飲んでみてください。

jb2.jpg

横浜市関内 麦酒蔵 「JAN BAR(ジャンバール)」
横浜市中区相生町1-18-1 相生パークビル1階
(横浜スタジアム近く) 045-228-8943
 http://jan-bar.com/index.html


*1
厚木ビール(株) 丹沢のしずく 『しそエール』
英国産の原料と地下80mの丹沢の伏流水で醸造された地ビール。
地場のシソを加えた世界初のしそエールはビアジャパンカップで銀賞を受賞。(HPより)

きしょう
藤島武二・岡田三郎助展-女性美の競演-
横浜そごう美術館で開かれている「藤島武二・岡田三郎助展 -女性美の競演-」に
行って来た。

日本の近代洋画の基礎を築いた藤島武二と岡田三郎助の2人。同じ画塾で洋画を学び、
それぞれヨーロッパへ留学して日本洋画の発展に大きく貢献し、重なる部分は多い。
特に人物画では女性美を追求し、ロマンティックな女性像を描いている。

印象に残ったのはチラシに掲載されている2枚の絵。

onnano.jpg

上の女性の顔は藤島武二の「婦人と朝顔」で、物思いに耽る女性をソフトタッチに
描き、まるで沙がかかってるよう。そのタッチとうつろな目をした女性の表情が相
まって印象的。ちなみに原画はチラシのようにはっきりしてない。これは印刷の時
に色を濃いめにしている。もっとぼやけた淡い色彩で、それが良い。

もうひとつは下の絵。「あやめの衣」岡田三郎助。女性の官能美を豊かに描いてい
る。岡田の作品にはモデルがいて描いているようだ。さらに着物も実在し、作品の
となりに参考とした同じ着物が展示されているのがユニークだった。


「藤島武二・岡田三郎助展 -女性美の競演-」
  横浜そごう美術館  9月4日まで
Battle Ship Mikasa
横須賀に永久保存されている記念艦三笠。
説明不要と思うが(そんなことないか)、日露戦争時の連合艦隊旗艦として日本海海戦でロシア艦隊に圧勝、
この活躍が講和のいとぐちにつながったのである。

実家が横浜の南端だったせいでガキの頃からわたしにはお馴染みの三笠、
そんなにしょっちゅう来ているわけではないが、10回は超えているのか、いないのか。

空はひたすら青く、ひたすら暑い日曜日、またやって来てしまった。

「戦艦」と聞くと、多くの人は反射的に「大和」をイメージするのではないだろうか。
近年オープンした大和ミュージアムも話題になったし(わたしも今年行ってきました)、
「ヤマト」ときたら、遠く宇宙にまで出撃するくらいだから。

その「大和」よろしき巨大な鋼鉄の塊、を思い浮かべてくると、
三笠は拍子抜けするほどに小さい。
全長で比べると大和263mに対して三笠131mと半分ほど。ちなみに海自の護衛艦よりも小さい。

思えば100年ちょっと前のフネなのだ。
サイズはどうあろうと、日本の歴史の中での存在感は、大和よりも大きい、って言ってもいいんじゃないか。

じゃあまた、そのうち来ます。


記念艦三笠06
30㎝主砲の向こうにヨット。心おきなくレジャーが楽しめる平和が一番。


NS