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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
愛宕山に雪は降るなり。
今、東京界隈でもっともホットなスポットは(完成していないけど)、そう、東京スカイツリーだ!

コイツの一番の機能は地デジの放送電波を発信する電波塔であることだが、
その大先輩、東京タワーよりも以前に放送電波を発していたのが、ここ、愛宕山にあった旧東京放送局なんである。

1925年というから86年も前に、わが国初のラジオ放送がスタート。その7月から稼働を始めた愛宕山の放送局。
その偉容は失われて久しいが、今はその地にNHK放送博物館が建っている。


送信機・マイクといった放送機材、テープ式の録音機、フィルムからビデオへ変わりゆくカメラ、様々な機材が拝めるのはハード好きには楽しい。

ラジオにテレビ、ウチにあったもの、自分が持っていたものとここにあるものを比べるのも興味深い。
1953年の白黒テレビ、そのお値段は当時の大学初任給の約2年分!

大画面ハイビジョンテレビが4、5万で手に入る今からすると隔世の感はなはだし。
だから今の方がいい時代、ってわけでもないんだけどね。


ひととおり見学を済ませて外に出る。
ヘータイの重装備か、ってくらいゴツいテープ録音機よりも断然高機能のデジカメをショルダーバッグから取り出すと、細かい雪が舞っていた。



※おそらくここで撮影されたとおぼしきテレビ本放送前の貴重な映像作品「テレビジョン」が、
おなじみ・科学映像館でご覧いただけます。
こちらからどうぞ。



NHK放送博物館
NHK放送博物館

NS
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肩こりに点温膏(てんうんこう)
最近、肩こりが激しい。
仕事の疲れかストレスか、首筋から両肩にかけて張って首がまわらないことがある。
苦し~い。

昔は肩こりをしない体質だったのに40歳をこえてからするようになり、ピップエレ
キバンやサロンパス、バンテリンなどいろいろ試してきたが、あまり効かない。
以前、NHKの「試してガッテン」で、貼る湿布薬はスースー気持ちがよいだけで
効果はないというショッキングな放送をしていたが、やっぱりと頷いたものだ。

そこで『点温膏(てんうんこう)』の登場!

これは社員のNSに薦められて買った物で、とても気に入っている。

四角い小さな湿布薬だが、貼ったとたんにツーンとした刺激が走りって、しばらく
すると熱くなって、肩こりが気にならなくなった。すごい (←個人の感想です)

点温膏
『点温膏(てんうんこう)』温感貼付薬 カネボウ薬品

※注意、この薬、威力が強すぎて、初めて使う人は痛くてシビレるかもしれません。
    だから、他の湿布薬が効かなくて困るという人にだけススメます。
    はがした後、すぐに風呂に入ると危険です。痛くて涙が出ます。

きしょう

点温膏K 120枚[第3類医薬品]点温膏K 120枚[第3類医薬品]
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クラシエ薬品

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アートと地下鉄
近頃の駅は、かつての機能一辺倒を脱して、デザインやアートをまとい洗練された空間になっているものも多い。

外国人デザイナーの手による京都駅や、都営地下鉄大江戸線の、駅ごとに意匠を凝らしたデザインも印象深い。
後者など全駅を丁寧に回って鑑賞しようと思い立って久しい…(いつになるか?)

さて、身近な地下鉄・みなとみらい線も、駅の数は5つと少ないながら、一駅一駅個性的なデザインで一見の価値あり、である。

馬車道駅も、「街の記憶」と深く結びついたアートが、目を楽しませるだけでなく重ねてきた歴史をもかんじさせてくれる。

地下鉄の特徴は、地上への通路がいくつもあることだが、使う通路って大体決まっているもの。
たまに初めての通路から地上に出ると、思わぬ風景が新鮮だったりする。

これはその逆で、地上からのアクセスで初めて使った通路で出会ったもの。
この上にあるのは、銀行建築の名作・横浜銀行旧本店別館と一体になった横浜アイランドタワー。

ノスタルジーをかき立てる歴史的建造物から、アートあふれる駅をつなぐ通路にこの影絵?調の堂々たるサイン。
アイランドタワーが出資してのものと推測するが、見応え十分でなかなか気に入った。

ただしこれを目にする人が多いのか少ないのか気になるのと、路線名が「横浜アイランドタワーみなとみらい線」(長い!)なのかと誤解されないか、ちょっと心配。


馬車道駅にて
灯台もと暗し、でした

馬車道駅にて02
アップでもどうぞ

NS


「ときめきのイセザキ140年」
関外 =伊勢佐木町

アッという間に1月も残り少なくなり、あわててお約束の
「ときめきのイセザキ140年」を観てきた。ときめき伊勢佐木



折しも横浜サンモールの生徒たちが見学に来ていた。先生があれこれ説明をしているが、
子供たちは「ぺこちゃん!」やら「ゆず」で反応、さすがに青江三奈では反応なし、
一般の見学者は少ない。


吉田橋界隈の明治時代の写真など興味深く観る。
あの吉田勘兵衛さんが吉田新田を干拓してから200年後の慶応2年に大火があり、
その後の復興再開発で明治7年(1874年)に伊勢佐木町が成立。
その足がかりとなったのは、芝居小屋や遊郭。そして発展とともに芝居小屋が映画館へ、
呉服店から百貨店へと横浜の庶民のまちとして賑わい、機能していったようだ。

昭和初期の街の様子など、大正生まれの母たち4姉妹には懐かしい物に違いない。
かく言う私はと言えば、青江三奈のハスキーな歌声
『ラララ ララララララ んふぅ あはぁ 伊勢佐木あたりに明かりがともぉる』
が耳から離れない。

さて昼時になり、入口横のカフェに寄ってランチでも、、、大楠
『シュドゥビ ドゥビドゥバ ドゥビドゥバ 日がぁ沈む~』
mar.


夜の歌謡シリーズ 伊勢佐木町ブルース [DVD]夜の歌謡シリーズ 伊勢佐木町ブルース [DVD]
(2010/05/21)
梅宮辰夫、吉田輝雄 他

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藤沢駅のKIOSK
仕事で藤沢に行ったときのこと、

ホームの上に湘南電車があってビックリ!
行き先表示板に「KIOSK」の文字。

これ、売店のKIOSK。

よくここまで造ったなと関心する。

kiosk.jpg


きしょう

サウンドトレイン 113系 湘南電車サウンドトレイン 113系 湘南電車
(2009/05/10)
トイコー

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戦艦 三笠
横須賀へ

独立行政法人の入札説明書を受け取りに横須賀へ出向いた。

帰りにちょっと寄り道、横須賀の三笠公園へ久し振りに行ってみた。
三笠

何となく、11月の伊勢湾フェリー以来、船に関心が向いている。

公園入口からすぐ、東郷平八郎の全身像、そうだ日露戦争の「皇国の興廃この一戦にあり。
各員一層奮励努力せよ」は、この人の言葉だったんだ。
その時、バルチック艦隊と戦い勝利を修めたのがこの戦艦三笠である。
三笠の中は平日の寒い中ではあるが、まあまあの人出。
NHKで去年から放送された、「坂の上の雲」の影響か?
以前立ち寄ったときより保存の様子も良いような気がする。

イギリスで造られ1902年にスエズ運河を通って横須賀港に。
その後日露戦争で連合艦隊の旗艦として働き、第一次世界大戦にも参戦、
関東大震災(1923年)で被災、そして第二次世界大戦後は、
占領軍によって娯楽施設「キャバレー トーゴー」として利用されたらしい。
何度も解体の危機を免れ、修復されてはいるものの、やっぱり実物にふれると身が引き締まる想いがする。
大砲あり、錨あり、船室もアンティーク。歴史の勉強もできます。
入場料500円はチョット高いが、維持管理にお金もかかるでしょう。

今年の年末のNHKドラマ「坂の上の雲」完結までに原作読んでおこうっという気にさせられた。

「各員一層奮励努力せよ」
「はーい。」

mar.

1/350 日本海軍 戦艦 三笠 日本海海戦1/350 日本海軍 戦艦 三笠 日本海海戦
(2005/06/16)
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坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
(1999/01)
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新春、日本酒 『来福』で乾杯
やっぱ、新年を祝うには日本酒でしょ。

ということで、年始の挨拶に馴染みの店、名酒センター(大崎店)に行った。

「新年のお目出度いお酒、まず、これを一杯やって」と店長が出したのは、
純米酒「来福」(超しぼりたて生原酒)。

raifuku1.jpg
「来福」、その名の通り、福来たる。 いい名前。

 ただし、この「来福」のいいところは名前だけではない。この酒は2010年12月31日
の大晦日に絞りはじめて、そのまますぐ瓶詰めにしたもの。だから酒もちょっと濁り
があって生きている(発酵している)ので泡が出ている。限定1000本の貴重なもので
一般の酒屋では売ってません。ここ名酒センターだから特別に蔵元から入ってくるそ
うです。

raifuku2.jpg
ところがその後、ネットで調べたら来福酒造のホームページで予約ができたらしい。
もし、このお酒に興味のある方は今年の11月頃にホームページで注文してください。
元旦に届くようになってます。限定1000本ですよ。


さて、そのお味は、スッキリしてて香りが良く、発酵してるのでプチプチした泡が
でている。まるでシャンペンのようだ。私は好きです!

ということで、来福は新年にピッタリの酒です。


きしょう

この酒を造ったのは茨城県の来福酒造。1716年創業の歴史のある蔵元さんです。

来福酒造のホームページ http://www.raifuku.co.jp/

黒イチゴ、甘いか酸っぱいか?
最近、ケータイ電話を変えた。

今はやりのスマートフォンだが、iPhoneやギャラクシーのようなタッチパネル式ではなく、律儀にキーボードを搭載したカナダ製のBlackberryである。

このケータイ、PCのメールアカウントを使えるのが特徴で、PC宛てに届いたメールをチェック出来るのはなかなか便利だ。

使い始めて?と思ったのは、メールの着信確認が出来ないこと。え、それじゃ圏外などで受信し損ねたメールはどうなるの?と疑問になるが、実はこういうこと。

Blackberryのディスプレイを見ていると、数分ごと(ひょっとするともっと頻繁かもしれない)に矢印が右肩で点滅している。これはサーバーとの交信を示していて、ケータイ自らがマメにチェックしてくれてるわけ。

ユーザーが着信確認を忘れていようとも安心、なのだが、パケット通信料がかかることを忘れてはならない。メールをダウンロードするたびに、わずかずつでもパケットが発生しているのだ。

PCのアカウントが使えるのはメリットだが、受け取るメールの量も増える。すなわち通信料がかさむ。

プライベートのものは仕方ないとして、問題なのはそれ以外のメール。迷惑メールはほとんどないものの、「お知らせ」メールがやたら多いのだ。

amazonをはじめ、わたしも様々なWebサービスを利用しているが、必須なのが登録、なわけで、大概そこからメールマガジンが送られてくることになる。PCであればまとめて削除すりゃいいのだが、カネが絡むとあってはそう鷹揚に構えてもいられない。

かくしていらぬメルマガの配信停止を躍起に行うハメに相成った。

こちらのメルアドを入力してポン、で済むのはいいが、大体IDだパスワードだとリクエストがある。そのたびに、ええと、どこを見れば分かるっけ?と探し回る手間よ!

黒イチゴのおかげで、思わぬ面倒に見舞われた年明けであった。


blackberry
Blackberry Bold

NS
『つばめを動かす人たち』
日映の看板作品である上記作品を観た。DVDで観たのははじめてである。
私は鉄道ファンでもなく興味の対象は専らあの時代の人々の暮らし。
昭和29年はすでに生を受けていたし、なつかしさも手伝って超面白かった。

で、興奮した私は、ネットの古書店で当時の時刻表を手に入れた。
だって、表紙がSLでつばめのあのエンブレムをつけているんです。買うしかない!!

早速今日届いたので手に取ってみた。
作品の中にもたびたび駅の時計のアップがあるが、東京駅発9:00、
8時間後の17:00に大阪駅到着である。
時刻表によると9:27横浜着、すごい!今と変わらぬ速さである。
そして大阪からも同じ時刻に東京行きがある。どのあたりで二つの列車はすれちがうのか?
時刻表によれば、すれ違うのは岡崎あたり、双方電気機関車である。
と言うことは、C62は名古屋大阪間往復かも。
つばめ資料

で、まだ興奮醒めやらぬ私は、倉庫から台本を見つけ出し、読んでみた。
まず、手書きの台本におどろく。企画日本國有鉄道公社とある。
手書きの台本は、項目が画面、ダイヤローグ、音楽、効果とタテに並び、
シーンごとに細かく進んでいく。シーン8では、有楽町。シーン12で保土ヶ谷とある。
シーン25浜松駅でハーモニカ娘の姿。シーン32名古屋駅でSLの機関車C62に交換。
作品は、整備の段階からつばめガールなども含め、つばめ運行に係わる人々を描き出す。
国鉄の,あごに掛ける革ひもの付いた制帽を被った人々による業務連絡や指さし確認はかっこいい。
昨日のJRのダイヤ変更によるトラブルは完全にコンピューターに頼っているからこそのトラブル。
時代は変わり、省力が進み、といったところか!!
シーン15では、オート三輪が踏みきりで立ち往生、あわやと言う場面が書かれている。
え?これっていいんですか?社内で最も古株のディレクターに聞いてみた。
「今では出来ないことだけど、演出だったと聞いたよ。」
えぇー、じゃあ最後の場面で花を受け取るやけにハンサムな機関士さんは実物?俳優さん?
CG?(の訳はない。)

近々このDVDは一部の鉄道博物館などで販売予定です。

いやあ、日映の倉庫にはまだまだいろんな作品が眠っています。

60年という歳月の大きさを感じつつ、アラ還の私は一人オフィスで興奮しています。



mar.


特急“つばめ”物語~蒸気機関車から新幹線へ~ [DVD]特急“つばめ”物語~蒸気機関車から新幹線へ~ [DVD]
(2004/05/21)
教養

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映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
 まあ、こんなもんでしょう。(^_^)

 古代進役が木村拓哉で森雪が黒木メイサで「三丁目の夕日」の監督が作るの
を想像したら大抵予想がつく。想像した通りのお涙頂戴映画だった。この映画
は例年お正月にやっていた『新春スターかくし芸大会』のようなもので、物語
の展開に真面目に突っ込んでいたらキリがなく、心を広く持って、ダメなとこ
ろも心の中で突っ込みながら楽しむしかないんです。

 国民的アニメの実写化に挑戦したということでヨシとしなきゃ。

 でも、私がアニメ作品で好きだったガミラスとデスラーの設定がまるっきり
変わってしまったのにはガッカリだった。それと、人間ドラマ(というほど大
した物ではないけれど)に時間を割いた分、SFの“S”の部分、サイエンス
(科学)がほとんどなかったのが残念です。

 キャスティングはみな良かったんじゃないだろうか。

 特に佐渡先生役の高島礼子さんと真田役の柳葉さん。佐渡先生は原作ではヨッ
パライのおっさんなんだけど、高島礼子でも違和感がなかった。一升瓶も似合っ
てたし、それに…、何たって一番良かったのはネコの「みーくん」ですよ。
生のネコでホッとした。これがチープなアニメキャラクターが合成されてたら
目も当てられなかったもんね。(笑)

 


  63点。(ちょっと甘すぎ?)
 

- 以下ネタバレありなのでご覧になってから読んで下さい -

 

 

 

 文句をあげるとキリがないので、ひとつふたつだけあげると、

 まず『ワープ航法』です。

 ワープ航法はヤマトにとって一大イベントでしょ。その場面、さあワープする
ぞ、どういう映像だろう、雪のスーツはどうなるんだ?(アニメを知ってる人は
わかるはず)と、拳を握りながら構えていたら…  ドロンと忍者みたいな煙が
出て「ハイ、終了~」てなもんです。

 えっ、 もう終わっちゃったの? と、拍子抜け。

 それと一番残念だったのは、上でも書いたけど、私がアニメ版で好きだったガ
ミラスとデスラー総統の設定がまるっきり変わっちゃったこと。悪としての魅力
がまるでないし、存在そのものにあまり意味が感じられなくなった。ガミラス兵
はヘロヘロのCG宇宙人だし。トホホですよ。だからガミラス軍と闘ってる場面
もアニメほどの緊迫感を感じることがなかった。絶体絶命のピンチを切り抜けら
れて喜んでいるのは出演者たちで、私にはまったく伝わってこなかった。

・・・まあ、顔を青く塗ったくった伊武雅刀が出てきても困るんですけどね。(笑)

 あと、ガミラスの戦闘機を捕獲して艦内に格納したら、クルー全員がドヤドヤ
見学に来る有様。オイオイ危険だろうって。 クルー全体に危機感がまったく足
りないんだから。で、案の定、取り憑かれて、それみろって感じです。

 さて、よかったのは、雪がコスモゼロにキスするシーン。私はOKでした。
 古代がニヤケすぎだけど今回は松本零士の古代像ではなく“キムタクの古代”
だからね。あれはあれでいいんだろう。作品全般にわたって力の入った演技ばか
りだったので、あそこの場面だけはふたりとも自然な演技でよかった。

 キャスティングが良かったのも先に書いたけど、真田役の柳葉さんピッタリで
した。できれば柳葉さんにワープ航法の説明をしてほしかった。

 ということで、劇場でお金払って観るには…、 テレビで充分かもね。
 (スタッフのみなさんごめんなさい)

 最後に、エンドロールに原作とあった西崎元プロデューサーが、11月、小
笠原で船から海に落ちて亡くなりました。


きしょう

デスラー艦 (宇宙戦艦ヤマト)デスラー艦 (宇宙戦艦ヤマト)
(2005/02/27)
バンダイ

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タイガーマスク現象
漫画「タイガーマスク」の主人公、伊達直人(だてなおと)という名前を使って
ランドセルや文房具を児童養護施設に寄付する人が増えている。
中には現金や商品券を贈る人もいて、先週末の段階で47都道府県で290件を
超えたそうだ。もはやブームといっていい。

 日本人はシャイな性格で(宗教の差もあってか)欧米に比べて寄付や支援活動
に慣れていないといわれている。また、寄付をしても公表せず隠すのが美徳とい
う考えも強い。この経済不況の中、心温まるいい話題である。

  *  *  *

 私は去年、ハイチの震災復興支援のために、ハイチを舞台に制作された映画
「ミラクルバナナ」の上映会をして募金活動を行った。イオンホールを借りて
1日3回上映し、現地の被災写真も展示して、お客さんもよく入ってたし、
みなさん快く寄付してくださった。

 募金は心であって金額ではないのを十分承知の上で、あえて明かすと、

 1日をかけて集まった金額は27,000円だった。


   27,000円!!

   ・・・集計したその金額に青ざめた。(゚O゚;

   (私は少ないと思ったのだ。)


 でも、それは私が初めて募金を集める側になって、その現実を知ることが出
来たのである。

 考えてみれば、普通、募金箱に入れるのは、1人10円か20円で、よくて
100円玉を入れるぐらいだろう。ハイチの会の人が言うには、今回1日とい
う限られた場所での募金としては驚くほど多いんだそうだ。そして、とても喜
んでくださったのでホッとした。

  *  *  *

 さて、タイガーマスク現象にもどると、

 今、ランドセル1個の値段って1万円から2万円もするそうです。しかも、
テレビで宣伝している新商品は4万円から5万円も(1個だよ!)するそう
です。

 私たちがまる1日かけて集めた募金が27,000円、安いランドセルが1個か2個
しか買えない金額なんですね。

 ・・・だから何だと結論づける気持ちはないけれど、そんなことも考えつつ
ニュースを見ています。

 今回の現象がブームに乗った一過性のものではなく、長く続くことを願って
やみません。


きしょう

募金・提案箱 【ZT-アクリル募金・提案箱】 [シンビ 募金 提案 アンケート]募金・提案箱 【ZT-アクリル募金・提案箱】 [シンビ 募金 提案 アンケート]
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素敵なメニュー屋

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お食事どこでする?
今年初めての落語、そしてにぎわい座は志らくでスタート。

「昨日風邪を引いて」なんて言ってるわりにはそれを感じさせず(わたしには)、
志らくらしい、くすぐりの多い噺を大いに楽しんだ。


さて、落語会の後、いやコンサートの後も同様なのだが、
食事をする店探しが結構課題だったりする。

にぎわい座の場合、芝居小屋以来の伝統(?)に則り、公演中でも飲食はOKなのだが、
個人的にどうも落ち着かないのと、食べるならそれに集中してガッツリいきたいので、
後のお楽しみにしているのである。

だいたいこうしたイベントが終わると21時を回っている。
会場の目の前ならいいが、探して歩いてウロウロしているとすぐに30分ばかりは経ってしまう。

ここで22時ラストオーダーの店だと、最初に全部決めて一気に注文しなくてはならない。
これがどうもイヤなんだよな。

大概食事だけではないので、まずは酒(8割方ブドー酒)を決めて、つまみにこれとこれをもらって、
野菜は取らないとまずいのでサラダはこいつで、とやって腹にたまるモノは後ほど、
っていうのが個人的に望ましいオーダーの仕方。

そうなるとラストオーダーは22時半以降にしていただきたいのであるが、
この条件に合う(しかもしっかり食べさせてくれる)店は以外と少ないんである。


県民ホールならここ(って1軒しかないが)、にぎわい座ならここ(こちらは数軒ある)、
横浜に戻ってからならここ、といくつか候補のあるうち、今夜選んだのは桜木町駅に近いサウス。

気軽に楽しめるイタリアンで、ワインもボトル2,500円で結構選択肢があって悪くない。
ちなみにラストオーダーは22時半です。

それでは、今夜の志らくに乾杯!



にぎわい座の入り口前にて

NS
吉田新田
Y150の年は毎朝小学生の列が、みなとみらい方面へ向かっていたが、
今はもう寒さのせいもあって会社員以外の姿はめずらしい。
毎年春から秋にかけては、地下鉄関内駅ホームや改札口周辺に
小学4年生の集団が見られる。
彼らは社会科の授業で『吉田新田』を学ぶのである。

今年は、吉田勘兵衛生誕400年にあたり、吉田家からの依頼で勘兵衛の業績を映像表現する企画中である。
吉田勘兵衛は1611年摂津の国に生まれ、人口が増え都市としての成長期にあった江戸にわたり、
石材・材木商として江戸城普請工事への参加などで財をなした。
新田は、大岡川・中村川とJR京浜東北線(根岸線)によって囲まれた釣鐘状の範囲で
かつては入海であってところを埋め立てて農地としたものであり、豊かな農地が人々を集め、
やがては現在のような町並みを形作っていったのである。


勘兵衛の業績は、壊滅的な被害を受けた関東大震災の後、復興のために再び脚光をあびることになるが、
皮肉にもその震災で新田開拓の資料は焼失してしまったらしい。

震災の後の復興は人々の気持ちをひとつにし、近代日本への勢いの盛んな時代であったことは
12月に見てきた横浜都市発展記念館の特別展『モダン横濱案内』でも感じたことだ。

関内に対し関外と呼ばれる伊勢佐木町周辺については、すぐそばの横浜開港資料館で開催されている
『ときめきのイセザキ140年 -盛り場からみる横浜庶民文化』を覗いてみるつもりである。

それにしても今年の寒さは夏の暑さ同様に容赦ない。
横浜公園に植えられたチューリップの球根が花を付ける頃、
ここ関内周辺にも10才前後の子供たちが並んで歩く姿が春の陽気とともに巡ってくるだろう。

冬きたりなば、春遠からじ     おお寒、、、

mar.

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3D映画「トロン・レガシー」
 私がいつも見に行くワーナーマイカルでは去年の11月からチケット代の他に3Dメガネ代として100円かかることになった。でも前に買ったメガネを持っていくと100円はとられなくてすむという規則だ。私も「アバター」でもらった『マイ・メガネ』を持参したので100円とられずに鑑賞した。これだとメガネをその都度制作しなくていいのでエコである。

 3Dメガネにはいくつか種類があって上映システムによって異なってくる。「Real D 3D」「Dolby 3D」「XpanD」「IMAX 3D」などだ。私のは「Real D 3D」タイプ(写真)で、フレームが樹脂でできてるため軽い。中には電子シャッターが入っている重いメガネもあるそうだ。でも、メガネが重かったり大きかったりしたら、それに疲れてしまって作品に集中できなくなるのでそれはよくない。その点、「Real D 3D」は良い。

 さて、なぜメガネの話しばかりしているかというと、実は 作品が面白くなかったからだ。(ズバリ)

 う~ん、作品にハマらなかった。 こんなことってあるんだな。

 映像もサウンドもいいんだけど、ストーリーが単調で面白くなく、作品にノリきれなかった。
主人公が行方不明の父を探し出してデジタル世界に行き、冒険しながら取り戻すと言うストーリー。制作会社がディズニーなので、大人も子供も観られて、しかも映像を楽しんで貰うために、わざとストーリーを単純化したのかもしれないが、私には悪い結果となった。

 

    50点

  (以下、ネタばれあり) 

 

 映画の前半は主人公が巻き込まれてゲームをしながら敵を勝ち抜いていく、いわば3Dの立体映画を発揮するシーンだが、主人公に思い入れができてないので、いくら勝っても喜びがなく、むしろ、飛び入りした生身の人間がどうしてデジタルのクルーより強いんだ? と疑問に感じてしまう。映像もサウンドも迫力があっていいんだけど、『他人が遊んでいるゲームをながめているようなもの』で喜びが達成感もない。それにしてもタイトルが「トロン」なのに、見終わってトロンって何だったのかよくわからない。いいのは、オープニングの現実の世界は2次元で、パスワードを解いてデジタルの世界に入った瞬間にビヨーンと奥行きが出て3次元の世界になるのは気持ちよかった。それと、ヒロインのクオラを演じるオリヴィア・ワイルド、彼女クールです。

 ディズニー映画といったら、お面白くて楽しくて、愛にあふれて感動する映画だったのに、トロンは、親子愛はあるものの薄っぺらで心に訴えかけるものではなかった。残念

tron
私のマイメガネと前売り券。この前売り券は特殊印刷になってて
角度をかえると背景がキラキラしてクール!
「空と宇宙展」見物記
上野公園は国立科学博物館で開催中の「空と宇宙展」。

ヒコーキ好きの私としては行かないわけにはいかない、と前売りを早々に買ったものの、
昨年ムーブメントを巻き起こした小惑星探査機「はやぶさ」の実物大モデルをはじめ、
プロジェクトの詳細が紹介されているとあって、さぞかし人が出るだろうと様子見をしているうちに年が明けた。


先週末、そろそろ頃合いと(根拠はない)上野に向かった。

毎日限定20個のはやぶさモデルキットは売り切れていたが、
入場制限もなく会場に入ることができた。

零式艦上戦闘機のタイヤやプロペラの型枠、艦上爆撃機彗星の脚、誉エンジンなどに目を奪われつつ、
YS11開発史も興味深い。

そして、はやぶさ。
実物大の姿は、大きいというか、広大な宇宙で想像を絶するほどの距離を旅したことを思うと小さいというか、
門外漢のわたしでもなかなか感慨深いものがあった。


開催期間はたっぷりある、と思っていたが、2月6日のフィナーレまでひと月を切った。
興味はあるけど行ってない、という人はお早めに。

はやぶさ
これが実物大の「はやぶさ」

はやぶさ その2
裏側はちょっと珍しいかも

空と宇宙展 公式サイトはこちらから

NS

コーハクの涙。
いまごろ大晦日の話題で恐縮ですが、去年の紅白歌合戦、いかがでした?

31日、ウチはにぎわい座のカウントダウン寄席を観に行ったので、録画しておいたのを年が変わってから見た。

嵐やAKBは名前だけ知ってる、という状態だし、ほかに色々存在さえ知らない方々が大挙現れて、
オジサンは浦島太郎になってしまった。

トリはSMAPにドリカム?
何かカルくないかい?

わたしら40代以上は視聴者として切り捨てられたのか?
と疑ってしまうほど、異様にヤング(死語)にすり寄る番組作りは???である。

わたしは演歌なんぞこんな折にしか聞かないが、
小僧の歌よりサブちゃんや五木ひろしの歌の方が何倍も来る。
歌手としての力量がそもそも違うから。

皆が知っていて、皆が感動して、そんな歌と歌手を集めて聞かせてくれればいいのに。


テーマソングが「歌の力」だって?
NHKさんよ、それって冗談だよね?


NS




『はえ』
立命館大学映像学部で1月末に開かれる
立命館大学110周年記念事業「科学映像のまなざしと人類」
の関連企画の中で『戦後日本の科学映画』として
上記『はえ』と『真空の世界』が上映されるらしい。
社内にある現存するフィルムのまま、先様へ今日発送する。


会社の倉庫の中で出番を待つ作品の中でも主役級の作品ではあるが、
やっぱり久し振りの上映会でのお目見えはうれしいかぎりだ。

さてその『はえ』の内容だがこれはちょっとキモイ。
というのがふつうの感覚ではなかろうか?
例によって中村麟子さんの著作「科学映画と私」を読み返してみるとまたまた彼女の監督魂が、、、
昭和29年というカメラの能力が今とは比べ物にならない程低い時代に、正に執念で撮らえた
はえの脱皮のシーンは、彼女の観察の賜であったらしい。
生物学の教授も知らなかった脱皮の瞬間を世界で初めて映像化したのである。
そのために彼女は、小さなガラスの箱にえさのまぐろの切り身と一緒に蛆を飼い、
自宅に持ち帰って24時間観察し脱皮の前の蛆の変化を突き止めたのである。
その他にも、はえの成虫が卵を産むシーンや卵が蛆になる課程などは、
かなり接写でなければ撮れない絵が続く。
蛆はきらわれものではあるが、かなり敏感で繊細な生物で、暗い所を好み、
照明の近くに寄ればたちまち乾いて死んでしまう。

観てあまり楽しくはない映像ではあるが「一寸の虫にも五歩の魂」
ありふれた生物でもその種保存にかける生物の営みに、美しささえ感じるのはやっぱり凄い。

「いや、科学映画っていいですねぇ」とちょっと古い映画評論家になった気分である。

いつもお世話になっている科学映像館のサイトでも配信しているのでご覧戴きたい。


mar.

科学映画と私 ある女流映画監督の回想科学映画と私 ある女流映画監督の回想
(2008/02/01)
中村 麟子

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あけましておめでとうございます
年が明けて5日ほど経ちますが、当社も今日から仕事始めであります。

幅広く、たくさんの皆々様に、本年も何とぞ日映科学映画製作所をお引き立てくださいますよう、
心よりお願い申し上げます。


さて、写真は大晦日に横浜にぎわい座で行われたカウントダウン寄席のフィナーレの模様。

館長の歌丸師匠が欠席だったのは残念至極だったが、
立川志の輔師匠をはじめその夜の演者たちに加えて、林家彦いち師匠のサプライズな飛び入りもあって
にぎにぎしく新年を迎えることが出来た。


今年も上手い噺で大いに笑って、明るく楽しくいきましょう。


にぎわい座カウントダウン
マイクを握るのは副館長

NS