fc2ブログ
プロフィール

nichieikagaku

Author:nichieikagaku
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
『晴れた日に かなしみの一つ』

 会社のOB上原隆さんの新刊が双葉社から発売された。

 『晴れた日に かなしみの一つ』

 5月27日の朝日新聞(朝刊)2面に広告が大きく載っていた。

 uehar2.jpg

 困難な時に人はどのようにして立ち向かっているのか、市井の人々を
 取材して紡ぐノンフィクション・コラムである。

 『別れ話は公園で』は、
 若い男女の別れ話を、自分の考えをすぐに口に出せない女性あずみさんの
 視点で描かれている。 二人の会話の間にあずみさんの心の声が<>で
 書かれていて、口から出た言葉が自分の本意とは違った形で相手に
 伝わってしまうズレを面白く書かいてある。私も同じような経験をするので、
 共感してしまう。

 そして、自分だったらどうだろうって考えるのだ。

 重松清氏の解説によると、
 「上原さんの描くコラムは、読者一人ひとりにとっての<一枚の鏡>なのだ」
 とある。まったくその通りである。

 『八年目のファックス』は、
 若くして亡くなったヨコちゃんに、八年経った今でもFAXを送り続ける上司の
 心温まる話で読んでいて目頭が熱くなってくる。

 おっと、車内で涙を流すわけにはいかないのでグッとこらえる。

 そんな時は、つとめて冷静に本を閉じて高杉千明さんの爽やかなカバー
 イラストを見て心を落ち着かせよう。

 uehar1.jpg

 『晴れた日に かなしみの一つ』(双葉社)
 上原隆 著

 きしょう

スポンサーサイト



2020 リモート忘年会
 11月28日、
 新型コロナの陽性者数が東京で561人を数える中、OB社員とスタッフと
 リモート忘年会をした。

 早めに始めて夕飯前に終えようと16時からスタート。
 映画『TENETテネット』をはじめとする今年各々が観た映画をふりかえる
 ことからはじまった。

rimobou.jpg

 みんな映画好きで、中には100本も見る方もいるため、アメリカ、日本に
 とどまらず、韓国映画、ロシア映画、ドキュメンタリーまでジャンルも様々。
 特にオススメとしてあがった作品は、

 『田園の守り人』 『君が世界のはじまり』  『アイリッシュマン』
 『工作-黒金星と呼ばれた男-』 『暗数殺人』
 『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
 『キューブリックに魅せられた男』
 『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』
 『ビリーブ 未来への大逆転』
 『アバウト・タイム-愛おしい時間について』
 『ヨコハマメリー』 『新聞記者』
 『i-新聞記者ドキュメント-』など。

 私のイチ推しは『ジョジョ・ラビット』!
 この作品については別の機会にたっぷり感想を書きたいと思う。

 映画の話から時間がたつにつれて健康の話しに流れ、年とともに
 下半身がだらしなくなったという話しにいきついた。(^_^;)
 先輩から貴重な尿漏れ対策グッズの紹介もあって・・・

 気が付けば 21 時!

 )*o*( アッチョンブリケ~。

 何と、5時間の宴となってしまった。

 それにしてもリモート飲み会は良い。
 5時間かかっても店の心配をすることもなく、好きなドリンク(私は缶チュー
 ハイ4本)と安く済み。会が終わった後の電車でダラダラ帰宅する面倒もない。

 いずれコロナは収束したとしても、
 このリモート飲み会は続くだろう。

 きしょう
巨大ビル、大地に建つ!
 先週、久しぶりに仕事で東京へ行った。

 山手線の窓から外を見ていると、新橋にあった古いビルの跡地に
 バカでかいビルが建っていて驚いた。そこで、仕事帰りに降りて
 確かめてみた。

sinbasibil0.jpg

 上の写真は2年前に撮影したもの。
 建物の真ん中に大きなヒビが入ったビルが、20年前にうちの
 会社が入っていた上島珈琲ビル。

 それが今ではこうですよ。↓

 sinbasibil1.jpg

 あまりにも大きすぎて、同ポジで撮ったのに入りきれない。

 sinbasibil2.jpg

 もとの古いビルは、それでも9階建てだったのに、はるかに上回る巨大ビル。

 新橋・汐留地区は電通が来たり日テレが建ったりして随分様変わりして
 しまった。よく飲みに行った日本酒バーもなくなってしまったし・・・

 残念だけど仕方ないね。

 きしょう
『Fukushima50』エンドロール
現在公開中の映画『Fukushima50』。
2011年3月11日に起こった東日本大震災の時に福島第一原子力
発電所内でその崩壊と闘った発電所員の姿を描くドラマである。

この作品のエンドロールに(最近よくあるパターンだが)福島第一
原子力発電所の実際の建設記録映像が流れるが、その映像は
当社が撮影した映像なのです。

fukum1.jpg

当社は昭和26年(1951)に設立した文化・記録映画の製作会社で、
福島第一の建設記録を、建設現場の地質調査から完成まで撮影
しています。

ローリングタイトルにも『映像資料提供』としてオールと日映科学
映画製作所と新旧ふたつの社名を出していただきました。
日本映画の歴史に残る作品に少しでも参加できて幸いです。

ついでにお知らせすると、その記録映像のうち、外壁が縦の
ストライプ模様の建物が映るけど、

fukum2.jpg

このカットは私が28歳のディレクターだった頃にカメラマンと
二人でヘリコプターに乗って撮影したカットなんです。
まさか自分の撮ったカットが劇映画に使われるとは思いません
でした。

きしょう

ソテツは生きている
会社が関内に移転して10年がたつ。
移転した時にどこかでもらった観葉植物の『ソテツ』が今年も新芽
を出した。

sotetu1.jpg

上の写真は7月18日。
真中から新しい葉が5本出てきた。

水やりは私の担当。
毎週月曜日の朝にじょうろ一杯の水をやる。

sotetu2.jpg
 7月25日 葉が伸びてきた。

1年間こうして花を咲かせることもなく
じーっと緑の葉を広げているだけ。

sotetu3.jpg
 7月30日 葉が開いた。

冬になると、こいつ生きてるのかなって不安になるけれど、
こうして毎年7月に新芽を出してくれるとホッとする。

植物って地味。

静かに生きてるんだな。

きしょう