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映蔵
横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。
『視覚の魔術師 エッシャー』

誰でもエッシャーのだまし絵は一度は見たことがあるでしょう。

esha2.jpg

上から水が滝のように流落ち、水車を回した水は水路を流れて…

と、目で追うと、また同じ滝にもどってきて落ちてしまう。

それをたどっていくと、また同じ滝から・・・。

esha3.jpg

あるいは階段を登る兵隊。

階段を登る兵隊を目で追うと、頂上に到達せずにグルグル回ってしまう。

私は高校の時、友だちの家でエッシャーの画集を見て虜になった。友だちの
親戚が外国旅行のおみやげで買ってきたものだった。(と記憶する) 
今から38年も前のことである。

その頃は日本にはエッシャーの画集は販売されていなかった。だから、私も
画集が欲しいと思って本屋に行ってもなかったのである。

当時、どのくらいの人がエッシャーという画家を知っていただろうか? 
ほとんど無名に近いと思える。

esha1.jpg

横浜のそごう美術館でエッシャーの展を開いていた。

エッシャーはオランダの版画家で、初期は風景や建築物を主題にしていた。
ベルギーにある宮殿の模様を見たのを切っ掛けとして幾何学模様にハマり、
ジグソーパズルのような平面構成を考え出したそうだ。

エッシャーというと、だまし絵が有名だけど、私は重力が感じられない都市や
宇宙など、見る側の想像力を超える作品の方が好きである。物理・数学好き
にはたまらない作品だ。

時間と空間の魔術師、マウリッツ・コルネリス・エッシャー。
他の誰も描くことのできないオリジナリティーを持っているのはうらやましい。


 『エッシャー展 視覚の魔術師』
 9/11~10/10 まででした。
 横浜そごう そごう美術館

※お詫び※ 多くの人に絵画に興味をもってもらいたいため、ネットでダウンロードした画像を使ってます。
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河井寬次郎と棟方志功。
陶芸家・河井寛次郎と板画家・棟方志功。この2人の芸術家のコラボ展が千葉市美術館で行われている。
どうしてこの組み合わせ?と薄識のわたしなんぞは思ったが、キーワードは「民芸」。2人とも、柳宗悦と大いに関わりがあったのだ。

名もない職人が作った、生活のための道具の中に美を見出す。そんな民芸運動への共感から生まれた2人のアートはどんなものか?

河井寛次郎の初期の作品には、ケレン味のあるカタチが結構見受けられるが、民芸との出会いは変化をもたらす。

くだくだしく書いてもわからないので(そもそも表現できるほど筆力もないので)、百聞は一見に如かず。観に行ってください。



IMG_4621.jpg

河井寬次郎と棟方志功 
『ガチャポン鳥獣戯画』

秋葉原で“コップのふち子”ならぬ“コップの鳥獣戯画”を見つけた!
 1個300円のガチャポンである。

 “鳥獣戯画ファン”の私はマシンを見つけると、即、ガチャった。

tyoujuu01.jpg

最初に出たのはウサギ。

ちょこんと前に出した手をコップの縁に引っ掛けるようにできている。
口元もニコリとして愛らしい。

もう1個、 ついでにもう1個・・・

コップに並べて飾ってみた。

tyoujuu02.jpg

制作会社は“コップのふち子”で有名な『奇譚クラブ』。
原画の持っているユニークなキャラクターを忠実に立体化している。
戯画を所蔵する京都の高山寺に監修を受けているそうだ。

tyoujuu03.jpg

どう、かわいいでしょ。
ふち子より安定感があってイイ。

tyoujuu04.jpg

このシリーズ全部で7匹あるので、ガチャポンで初めてコンプリートしたくなった。

・・・ところが、後日行くと、売り切れ。

あーーー、もっと買っておけばよかった。悔し~っ!


  「PUTITTO 鳥獣戯画」ホームページ
  http://kitan.jp/products/putitto_34

きしょう
『幻想芸術展2016のご案内』
ゴールデンウィークも間近、今年も私が加盟している幻想芸術協会(IFAA)
のグループ展が有楽町の交通会館で行います。

今年は会が発足して10周年、幻想絵画本場のヨーロッパからも作家さんを
ご招待しての特別展示となります。

ifaa2016B.jpg

 『幻想芸術展2016』

 会 場 : 東京交通会館2階 2Fギャラリー
        〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-10-1
        有楽町駅前

 会 期 : 4/24(日) ~ 4/30(土)

 会場時間 :基本は 11:00~19:00
        ※ただし初日日曜日は15:00-18:00、最終日は11:00-17:00まで

  『広く幻想芸術を内外に顕揚する理念で発会し、国際化を目指した当会も
   この十年、その存在意義をヨーロッパを中心に満たして参ったと自負致して
   おります。本年はドイツで約半世紀の歴史を持つ幻想芸術グループPAIRより
   6名(来日2名)、フランスで活躍の幻想絵画作家9名(来日2名)のお客様を
   お招きし、IFAA日本メンバー30余名と共に素晴らしい競合展を果たしたく
   存じます。 ぜひ御高覧御批評下さいます様、ご案内申し上げます。』
                   ー I FAA代表 ー

 私はここで制作過程を紹介している『困惑(受胎告知)』の大作1品を展示します。
 よろしくお願いします。
 
 きしょう
『村上隆のスーパーフラット・コレクション』
横浜美術館での『村上隆のスーパーフラット・コレクション』に行ってきた。

murakami.jpg

第一声、楽しかった。

縄文土器から魯山人の陶器、蕭白や一休さんの書、ヤンセンやキーファーの
現代アートまで、多岐にわたるコレクションはすごいというしかない。
個人のコレクションの域を超えてる。

有名なものは少なくてほとんどが私の知らない作家ばかりである。
でも、飽きることはない。むしろ観ていくうちにどんどん楽しくなってくる。

最近、氏が書いた『芸術闘争論』を読んだが、日本のアート界を世界に
認められるよう彼は闘っている。そして儲けた金で豪邸を造って私腹を
肥やす作家と違って、これでもかこれでもかとアートを創り続け、自分の
お気に入りの作品を収集している。

アートにハイもローもない。すべて横一線。
その考えがスーパーフラットだ。

『村上隆の脳内』(?)という、まるで倉庫の片隅を模したコーナーは
狛犬のコレクションはどれもかわいらしくて、気に入ってしまい、
そこに入った瞬間、妙に落ち着いた。時間がゆるす限り長くいたかった。

私は自分の感情をうまく表現できないので、大したことは書けないが、
ただいえるのは、とにかく楽しい展覧会だったということだ。

きしょう