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プロフィール |
Author:nichieikagaku
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映蔵 横浜で活動する記録・広報映像制作会社日映科学映画製作所の作品紹介や、社の周り・横浜情報の発信など。 |
『フランス・セダン紀行(その15)「エロティック博物館」』 |
今回のパリ観光のテーマは “幻想と魅惑なアートの旅” ←いつ決まった?
今年は熱海の『秘宝館』ではじまっているので、パリの秘宝館こと 『エロティック博物館』に行きました。\(^o^)/
『エロティック博物館』の辺りは危険だからやめた方がいいよと、同行して いるメンバーに何度も釘を刺されたけど、昼間なら大丈夫だろうという 判断でこっそり行って来た。

上の写真を見てください。博物館のまわりはアダルトショップやホテルが 並ぶ “いかがわしさMAX”の場所! (@_@;)ヤバ~
観光客気分で写真を撮ってると、怖いお兄さんたちに捕まって、金をとられて 刺されて土に埋められそうだから、目立たないようにこっそり歩いた。 私は“超ビビリー”な性格なもんで。

博物館は通り過ぎてしまうほど目立たないところにあった。 目印は赤くて丸い看板と、入り口の前に置いてある金色のデブチンの像だ。 (白い柱の前に座ってるでしょ)
アダルトショップみたいな店内に入ると、カウンターの女性にたずねて 博物館のチケットを買う。その女性がスレンダーで美人さんだった。
地下鉄の改札のような回転レバーのゲートを抜けると、最初に目に止まった のは貞操帯。 (o_o)☆ ぎょっ

貞操帯って知ってます?
カギ付きの鉄(?)のパンツを女の子に着けて、間男から守るもの。 ギザギザが邪魔して間男はできないようになっている。あのギザギザにひっか けたらと想像するだけで鳥肌がたつ~ (ノ_ _)ノ ヒ~
というように、この博物館には、アフリカの木彫りのエッチな人形からカーマ スートラ(*1)、中国や日本の春画など、古今東西の性にまつわる資料や アートが展示されている。しかも、地下1階から地上6階まであって見応え充分。
そうそう、ビデオの無い時代、ブルーフィルムと呼ばれていた8ミリ映画があっ たの知ってます?、当時のその映像を4台のテレビで流していた。当然モザ イクはありましぇん。(^_^;)
ここに来る前は日本の秘宝館のようなものだろうとバカにしていたら、そんな ことはありません。熱海の秘宝館のような“バカバカしさ”は無くて、展示の キャプションにはすべて国旗がついてて、どの国の何年のものかがわかる ようになっている。大真面目な博物館だった。
しかも、さすがはパリ。展示品の写真撮影はすべてOK!
ということでビシバシ撮ったけど・・・残念ながらお見せできません! m(_ _;)m
* * *
実はここに来たのには理由があったんです。

それは、偶然にも、私がよく行く銀座ヴァニラ画廊の作家による「現代日本の エロティックアート展」が開らかれていたからです。 \(^o^)/やったね
ちょっとしたコーナー展示だろうと思っていたら、あにはからんや、
4、5、6階の3フロアーにわたった大々的な展示じゃありませんか! しかも、きれいな展示でした。

ヴァニラ画廊といえば、私の友人作家も多く、上の写真はドール作家の 森馨さんのお人形。これは制作の裏話だけど、本当は人形にあわせて着物も 作ろうとしたらしいけど、搬入までの時間が足りなくて子供用として売っていた ものを買ったそうだ。

他にも、たまさんのファンシーなソフトエッチ作品や、日本ならではの緊縛画、 私の好きなSAEBOGさんのビデオ作品もありました。

日本のエロアートは海外に比べて繊細で美しく、日本人アーティストの 素晴らしさを実感したのでありました。あっぱれ!
きしょう
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フランス・セダン紀行(その14)「アメリのモンマルトル」 |
ボンジュール、コマンタレヴ?
パリ観光のはじまりDEATH(です)。 朝一番に行ったのはホテルから徒歩5分のルーヴル美術館。

理由は、『サモトラケのニケ(勝利の女神)』を鑑賞したかったから。
この像、2年前に修復工事が行われ、美しくなったその姿を拝みたかっ たからだ。それまでうす汚れていた大理石がまっ白くなって生まれ変わっ ていた。ニケが乗っている船も形がはっきりとわかるようになった。

開館してすぐに行ったので普段は見られないものが見れた。 ルーヴルには名画を模写する人たちがいるんだけど、開館してすぐに入っ たので、この人たちの出勤風景(?)を見ることが出来た。みなさん絵の 道具をコンパクトにまとめてキャリーに乗せ、職員用のエレベータで来るん です。ちゃんと美術館の許可証を持っているんですよ。

観光客にジロジロ見られて、似てるとか似てないとか言われて落ち 着かないだろうに。 でも、この日は年配の方が3人いました。
ルーヴルは3度目なので、観たいものだけささっと鑑賞して、すぐさま メトロ(地下鉄)に乗ってモンマルトルへ移動した。

チケットは「MoBiLis(モビリス)」という1日乗車券。これで乗り放題。 4回も乗ればもとをとれてしまう。観光にはかかせないアイテムだ。

ここはアベス駅。 屋根のアールヌーボーのデザインが美しいでしょ。

アベス駅から坂をのぼったところにあるのは映画「アメリ」に出てくる 八百屋さん。私はアメリが好きなので、一度来てみたかったんだ。

店の横には取材された新聞や雑誌の切り抜きが貼られていた。 人気のほどがうかがえる。

モンマルトルの代表といえばサクレ・クール寺院。 ここはパリの中で一番高い丘に建っているため、振り返るとパリの街が 一望できる。 パリ観光ではずせない場所だ。

写真だと伝わりにくいけど、広々として感動するほどの景色。
写真に写っている階段も、下の広場にあるメリーゴーランドも「アメリ」に 出てくる。来る前にもう一度映画を観ておけばよかった。
きしょう
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フランス・セダン紀行(その13)「シードルとガレット」 |
パリにもどってきたのはお昼時。
ということで、サン=ルイ島でランチした。o(^o^)o この日は日曜日という事もあって観光客でいっぱい。
憧れだったシードル(酒)とガレットのランチをいただく。

ずっと飲みたかったフランスのシードル。
シードルとは、りんごを発酵させたお酒。りんごの香りに酸味と甘みが あって炭酸が入ったビールみたいなもの。味はビールよりもスパーク リングワイン(白)に近い。

食べたかったガレット。o(^o^)o
ガレットとは、そば粉でできたクレープのこと。生地がもちもちしてて 噛みごたえがあった。そばの香りもちゃんある。具はハムとタマゴを チョイス。

おいしかったので、チョコレートと生クリームのクレープを追加注文した。 ひとりでは多いので仲間と半分つに。 これまたうまし )^o^(
食後は街を散歩。

この日は暖かかく、パリっこがセーヌ川のほとりで昼寝をしたり犬を 水浴びさせたりしていた。 ああ、なんて素敵な日なんだろう。 こんなところで老後を暮らしてみたいものだ。

この日に泊まったのは「HOTEL DE LILLE(オテル・ドゥ・リル)」。 白と黒のストライプがデザインのモダンなホテル。 場所はオルセー美術館から徒歩3分とめちゃ近い!
写真で見るといいホテルに見えるけど、きれいなのは入口とロビーだけ。

ここは2つ星ホテル。 モダンなホテルで良さそうなのに、どうして2つ星なんだろうと不思議だった。 でも、行ってわかったのは、それなりに問題があった。
まず部屋が狭い!
部屋のドアを開けると目の前にベッドがドーンとある。ドアからベッド まで2歩。部屋の大部分をベッドが占めていて、手紙を書くテーブルも なく寝るだけの部屋って感じ。
しかも、窓がきっちり閉まらなくて、一晩中、隙間が空きっぱなし。 さらに、バスタオルは洗濯してあるんだけど、何年も使ってるらしく てボロボロ。自分のだったらとっくに捨ててるレベル。 o(>o<)o
おまけにタンスの扉も閉まらないし、部屋の電話も通じない。 こんなの初めて。
みなさん、ホテルを選ぶときは3つ星以上を選びましょう。
さて、次回からパリ観光がはじまります。お楽しみに。
きしょう
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『フランス・セダン紀行(その12)「プジョーのタクシー」』 |
(フランスのセダン紀行の記事が滞っていたので再開します)
最終日の朝は “霧”!

霧の中の城というのは幻想的で美しい。 神がくれたプレゼントだと思えてしまう。

ああ、こんな美しい町とお別れして、狭くて雑然とした日本に帰る なんて・・やだな。
駅までのタクシーを呼んだら、プジョーだった。 スゲー!!

タクシーなのに外車だよ。 バキッ(。。 )☆\(--;) フランスのメーカーだろ
とにかくこの車、カッチョイイんです。 スタイルといい、白、黒、赤のデザインもいいし。

何たって天井が全面ガラス張りのため、車内が明るくて外の景色がよく 見える。セダンの街並み、街路樹の葉が手に取るよう。
それと、ルームミラーに数字が光ってるのわかります? (下拡大写真)

これ、走行距離と金額が表示されてるんだ。 シャレオツ~
まるでシド・ミード(映画「ブレードランナー」のデザイナー)が描いた未来の 車みたいでしょ。運ちゃんにカッコイイね、と話したら上機嫌だった。

しばらくするとセダン駅に到着。
さて、ここからローカル線とTGVを乗り継いでパリに戻ります。
つづく
きしょう
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『フランス・セダン紀行(その11)「ガーゴイルと地ビール」』 |
泊まっていたセダン城のホテルでイベントが行われていた。
何が始まるのかと待ってたら・・・
門をくぐって何やら得体のしれない怪物が現れた!

怪物の名は“ガーゴイル”。
ガーゴイルって、西洋館の屋根に設けられた雨どいの受け口に彫刻 された怪物のこと。パリのノートルダム大聖堂のガーゴイルが有名である。

このイベントは、泊まっていたホテルが、めでたく4つ星ホテルに 認定されたための記念イベント。
スピーチしてる人よりガーゴイルの背が高いのに驚くでしょ。
種を明かすと、足に竹馬をつけているのだ。 だから歩いてると安定してるけど立ち止まるとバランスが取りにくいようだ。

写真を撮ってたら、こっそり寄ってきて・・・、
後ろから襲われた!ギャー

他にも中世の鷹匠が現れ、鷹、ハヤブサ、フクロウなどの猛禽類を飛ばす フリーフライトのパフォーマンスもしてた。
その晩は街に繰り出して居酒屋で食事。

町の人に良いレストランはないかと聞いた店に入ると、 店内にビアタンクが4つ並んでいるではありませんか!
そこは地ビールを製造している居酒屋でした。

ビールの名は、La Sedane(ラ・セダン)。 この町の名をとっている。

ムール貝のマルニエル(ワイン蒸し)を注文したら、黒いバケツいっぱ いに入ってきた。ひとりでは食べきれない量で驚いた。

たらふく食べて飲んで、店の前で記念撮影。 ジャパニーズ・マフィア気取りです。
きしょう
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